かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:口座引き落とし

ひき続き9月30日のこと

夕方、家に帰りポストを覗いた。
そして茂造さんちのポストも覗いてみた。
郵便局に転送届は出していて茂造さんち宛ての郵便物は基本うちに届く。
が、たまに市の広報やチラシが入っていることがある。
なので時々覗くことにしている。

今日も何やら葉書が入っていた。
電力会社からだ。
なんでうちに届かなかったんだろう?
不思議に思ってよく見ると「転送不可」の文字が。
嫌な予感がして圧着部を開けてみた。
すると「電気代金未納のため10月1日に送電を中止します」と書いてあった。
マジ⁉
なんで?
10月1日って明日やん!

茂造さんちの電気代は口座引き落としになっている。
残高不足で引き落としができなかったのか?
けどそれなら催促の通知が来るはず。
いきなり送電中止とは穏やかじゃないじゃない。
どういう事だ?

答えは簡単だった。
ちゃんと振込用紙が届いていたのに、かつおさんが放置していたのだ。
毎月封書で請求書兼領収書が届いていたのだが、引き落としができなかった月はそこに振込用紙が入っていた。
が、いつものやつだと思いこんでいたため開封もせず放置していたのだ。
基本かつおさん宛ての手紙はわたしは開封しない。
かつおさんに渡すのみ。
それに茂造家のお金の管理もかつおさんが行っているので口座の残高不足もかつおさんのミスだ。
ミスにミスが重なりこういう結果に。

午後から出社し、残業をこなしてから帰宅したかつおさんに葉書を見せるとかなり落ち込んでいた。
昼間の調査員の聞きとりの件でもかなりショックだったのに追い打ちをかけられ「今日は厄日や」と嘆いていた。
けど落ち込んでいる暇はない。
とにかく明日電気が止まる。
その対処をしなくては。

明日、朝一で電力会社に電話して速攻で振り込みを行わなくては。
けど何時に電気が止まって、何時に復活するか分からない。
茂造さんちの冷蔵庫にはふるさと納税で届いた冷凍ものがかなり入っていた。
10月からポイントが付かなるからと9月に色々寄付したからだ。
あれが融けると困る。
かと言ってうちの冷蔵庫もパンパンだし、どうしよう。
かつおさんが知恵を絞り、納屋に置いてあった冷蔵庫から屋外用延長コードをのばし我が家のコンセントにつないでそこに冷凍ものを移動させた。
これで一安心だ。

これに懲りて、郵便物は放置せずにその都度処理してくださいね、かつおさん。
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12月2日 土曜日

綿子さんは今日もデイサービスに行く。
いつもとは違う、イレギュラーな事なので、朝、かつおさんからちゃんと電話してもらっていた。
なので問題ないはずだ。

わたしは綿子さんが出かけたら、冷蔵庫をチェックして足りない物を買ってこようと思っていた。
こないだ綿子さんは自分でいろいろ買ってきたようなので、何が足りないかよく分からないのだ。
また余っても困るので見てから買ってこようと思っていた。
実家の両親と買い物に行くのでそのついでに買えばいい。
なんて合理的。

洗濯、掃除を終えちょっと一息ついていた時、ふと窓の外に人影が見えた。
綿子さんと目が合った。
ヒェ~~~!
まさかうちまで歩いてくるとは思いもしなかったのでとても驚いた。
急いで外に出ると、杖に全体重をかけたような綿子さんが立っていた。
後ろにシルバーカーが見える。
シルバーカーを押してそこまで来て、庭の通路は狭いので杖に持ち替えたのだろう。
そこまでして何をしに来たんだ?

綿「これ持って来たんや」

差し出してきたのは宅配弁当の請求書だ。
宅配弁当は1ヶ月分をまとめて支払いしている。
末締めで請求書を発行し、月初に宅配弁当を届けた際に一緒に届けてくれている。
けれどここの支払いは口座振替にしてあるのでそんなに重要な書類ではない。
大体毎月似たような金額なので、すでに口座にお金は用意してある。
このことは何度も綿子さんに説明しているのだが未だに理解しない。

綿「私、お金が無いんや。だからかつおに払ってもらわないかんのや。これかつおに渡しといてくれんかな」

わざわざ持って来んでもええでってまた説明しようかと思ったがやめた。
言ったところで同じだろう。

「分かった。かつおさんが戻ったら渡しとくわ」

受け取った請求書は茶色いシミがいっぱいついていた。
多分昨日届いたはずなのにもうこんなに汚してるのか。
そりゃ手づかみで食べてるんだからこうなるよね。
ハッキリ言って触りたくないが、仕方なく受け取った。

綿「もうなぁ、歩きかねてなぁ。ホンマいかんわぁ~」

「それやったらわざわざ持って来んでもええのに。置いとってくれたら綿子さんちに行った時に貰って帰るのに」

綿「今日はいつものとこに行かないかんのや。」

おいおい、また話を替えたな!

綿「向こうの人が明日もおいでよって言うんや」

「そうやで。綿子さん、ショートステイは嫌やって言うから、代わりに土日もデイサービスに行くことになったんやで。家で一人で居ったら心配やからな。かつおさんからそう聞いとるで」

綿「えっ?そうなん?」

「家でおったらこうやってゴゾゴゾするやろ。じっと出来んやん。だからかつおさんが土日もデイに行けるように手配したんやがな」

綿「そうやったんな」

なんだか不服そうな顔をしていた。
デイは大好きなんやろ!
そう言うとったやん。
喜んで行っとったらええやん。

丸一日、家に居たら何をするやら分からない。
もう体と相談するという事が出来ないでしょ。
とにかく今日と明日はデイに行ってもらわないと困ります!
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