かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:同じ話

昨日の続き

その後またも綿子さんから茂造さんの話題が出た。

綿「じいさん元気か?この後行くんやろ?」

か「おう、そうや。どうや、ばあさんも一緒に行くか?」

綿「いいや、行かん!私がここにおるんが分かったら押しかけて来るようになるが」

だからそれは無いって!
顔を見ても誰か分からないのに。

好「だったらわたし達と一緒に面会に来たんやって事にしたらええやん。それならここに居るとは分からんやん」

綿「いや、ええわ」

か「どうせ会うても名前も分からんやろのぉ。じいさんはみんなの顔と名前が一致せんのや。わしやっていつも「秀夫」って言われるんや」

好「そうやで。分かるのはゆうきだけやんな」

綿「へえ~ゆうきは分かるんや」

か「そうや。けど他は全然分からんのや。わしはかつおやって教えて「おおかつおか!」って言うても、1分後にはまた「秀夫」って言われるし。それに同じ話ばっかりするんや」

か「わしはかつおやっ言うたら「秀夫はなにしよんや?」「秀夫はどこでおるんや?」「温室は?」つぶしたって言うたら「つぶしたんか!」それで「誰がつぶしたんや?」じいさんやって言うたら「お金にならんからのぉ」この繰り返しや」

好「そうそう。たいてい話すこと決まっとるよな」

綿「へぇ~」

綿子さんはニコニコ笑いながら聞いていた。

好「どう?一緒に行ってみようで」

もう一度誘ってみた。

綿「いや、ええわ」

キッパリ断られてしまった。
やはり会うのは抵抗があるようだ。
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皮膚科の受診が終わると父を我が家へ連れて行った。

今日のお昼ははうちでカキ料理を振る舞うことにしていた。
腕を振るうのはかつおさんだ。
実はわたしはカキが苦手だ。
食べないのでカキ料理は作れない。
ちなみに母もカキが苦手だ。

かつおさんと父は食の好みがよく似ている。
二人とも人があまり進んで食べないようなものも好んで食べる。
「フナ」とか「イノシシ」とか「亀の手」とか結構クセのある料理も大好きなのだ。
毎年冬になると二人で「フナ」と「カキ」を食べに行っていた。
「フナ」を出す店は数年前に閉店したためここ数年は「カキ」のみになっていたのだが、父も高齢になり夜の外食は気が進まなくなったようだ。
そこでかつおさんが我が家でカキ料理を作って父に食べさせようと計画してくれたのだ。

この『カキを食べる会』に翔ちゃんも駆けつけてくれた。
3世代が揃ってカキ料理を楽しんだ。
酢牡蠣、焼ガキ、カキフライ、牡蠣鍋そしてカキオコとカキ尽くしの料理が並んだ。
父はとても嬉しそうだった。
お酒も入り上機嫌の父は良くしゃべった。
が、何度も同じ話をする。
何回言うねん!
そして翔ちゃんに「人生で一番大事なんは何か知っとるか?結婚やぞ!誰かええ人おらんのか?」と、かなりセンシティブなことを繰り返していた。
翔ちゃん、酔っ払いの年寄りのたわごとと思って許してやってね。

二人とも今日はありがとう!
また来年もこういう集まりが出来るといいなと思う。
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