かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:喜ぶ

昨日の続き

穏やかに茂造さんと別れ、綿子さんのところへ。
と、その前に先に4階へ行って着替えをしまっておこう。
一旦4階へ向かった。

かつおさんは新しい部屋に来るのは初めてだ。
で、新しい部屋を見た第一声は

「これええのぉ!ばあさんに会わんで済むが!」

だった。

「そやろ~(笑)」

今度の部屋はエレベーターからデイルームのまでの間にある。
なので夕方洗濯物を回収しに来ても綿子さんに会わずにすむのだ。
本当にありがたい。
これで洗濯物の回収に来るのがどんなに楽になることか。

着替えをタンスにしまった後、ベッドの柵のカゴを確認した。
そう、先週、ここに飲みかけのお茶のペットボトルととヨーチを置いて帰ったのだ。
結果、ペットボトルは無かった。
が、ヨーチはそのまんま残っていた。
やはりヨーチのことなど忘れてしまったのだろう。
お茶を見ても思い出せなかったようだ。
大井さんが言っていたように10分前のことは忘れてしまうのだろう。
痴呆は確実に進んでいるのね。

もちろんヨーチは回収しました!
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なんとか落ち着いた茂造さんと別れホッとしながら帰っていると、先ほどと違うスタッフさんから声をかけられた。

ス「茂造さんのパウチ、ありがとうございました」

皆さん、元のツーピースのものに変えたことを喜んでいるようだ。
そりゃあスタッフさんだって茂造さんが便を漏らすたびに服を着替えさせたり、掃除をしたり大変だったのだろう。
これで便汚染が減るかも知れないので嬉しいのだと思う。

このツーピースの物を使うと年に9万円ほど足が出るそうだ。
けど1カ月に換算すると1万円いかない。
それくらいいいじゃん!
少々のお金でストレスから解放されるなら惜しくないよね。

けど今はまだ減るかも知れないと期待している状態。
実際使ってみないと分からない。
けど多分大丈夫な気がする。
以前、ツーピースを使っていた時の汚染は、茂造さんが自分でパウチの中の便を捨てようとしたり、自ら剥がしたりしていたからだそうだ。
けどスタッフさんがしてくれることに慣れてからはそういう事もなくなったようだ。
なので大丈夫だと思う。
そう信じよう。
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そして次に茂造さんのもとへ。

茂造さんはベッドで横になっていた。

「茂造さん、こんにちは」

「来てくれたんな。これは誰な?」

「誰か分かる?」

「ゆうきかの?」

「正解!」

やるやん!茂造さん。
今日は結構しっかりしているようだ。

「じいさん、元気か?」

「あんた誰な?」

「誰か分かる?」

「かつおかの?」

「そうや。正解!」

凄いじゃん!
絶好調だ。
しかし「わし寝るわ~」と言って横になったままだ。

「お寿司持って来たんやけどなぁ」

「えっ?お寿司?ほな起きよか」

げんきんな(笑)
茂造さんはさっさと起き上がりベッドに腰かけた。

「はい、どうぞ。今日はお祭りなんやで」

「こりゃあ美味そうや!!」

人の話を聞いちゃあいない。
茂造さんに一つ身を見せたところでなんのこっちゃ分からないだろう。
なので一つ身の話はしなかった。

茂造さんは勢いよく食べ始めた。

「うわ~お寿司や~!こりゃぁええ!!」

食べながらもにぎやかだ。

「これはエビやないか!凄い!!」

親指の爪ほどの小さいエビに感動している。

「これは刺身や!凄い!!」

いえいえ、それはしめさばです。
刺身はNGですから。
茂造さんは「凄い!」を連発しながらパクパク食べた。
ゴマのように小さなニンジンまで残さずキレイに食べてしまった。

「うわ~美味かった~!良かった~!!」

こんなに喜んでくれると持って来た甲斐がある。
また持ってくるね。

あと気になった事が一つ。
茂造さんの隣のベッドが空になっていた。
転所したのかそれとも亡くなったのか。
今回の人とは一度も喋ったことがないし、いつも寝ている姿を見るばかりだったのだがなんか寂しい。
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引き続き7月1日のこと

一方、綿子さんを連れ出したかつおさんはまず佐藤病院へ向かった。
先日出してもらった痛み止めの薬がもうなくなるからだ。
薬をもらうだけなら本人を連れて行かなくてもいいのだが、連れ出す口実になる。
そして時間つぶしになるのでついでに診察もしてもらったのだ。
けれど佐藤病院はとても空いていたそうだ。
雨が降っていたかせいもあるのか、待合室に患者さんはほとんどいなかったそうだ。
なので診察もあまり待たずにすぐ終わったそうだ。
まだ家に帰る訳にはいかないのでドライブがてら少々遠方のお食事処へ、お昼ご飯を食べに行くことにしたそうだ。
綿子さんは久々のドライブ&外食でとても喜んだそうだ。
お刺身、天ぷら、茶わん蒸し、小鉢のついたレディースセットを注文したのだがペロッと食べてしまったそうだ。
揚げ物は好かんのじゃなかったのか?
かつおさんは「こんなに食べれんからこれ食べてくれ」と天ぷらを渡されるだろうと期待していたのでがっかりしたそうだ。
そして帰りにケーキ屋さんの前を通りかかったのでケーキを買ってあげたそうだ。
「うわ~嬉しいわ~!」ととても喜んだそうだ。

今回、業者さんと顔を合わさないために綿子さんを連れ出したのだが、そのおかげで思わぬ親孝行ができたようだ。
良かった、良かった。
食後コーヒー付き1,200円だといいなあ



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