かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:大好物

10月11日 土曜日

日曜から出張中で不在のかつおさん。
この3連休もずっと出張先で仕事だそうだ。
なのでこの週末も不在。
という訳でまたもハルちゃんにヘルプを頼み、面会に同行してもらった。

まずは綿子さんから。
入浴日なので1階のロビーで面会だ。
ハルちゃんとゆうくんがいるのを見つけ「来てくれたんか~」ととても喜んだ。

綿子さんは今日もシルバーカーを押して一人で歩いていた。
いつもと変わらないように見える。
けどやはり夜間に一人でトイレには行かせられないんだろうと思う。
この事とかスタッフさんに色々聞きたいことはあったが、入浴日で忙しそうで話しかけづらい。
今度にしよう。

今日のおやつは綿子さんの大好物の柿だ。

綿「うわ~、私柿大好きなんや~」

知っとるって!
だから持って来たんやん。
綿子さんが柿を食べているそばでゆうくんにはボーロを。
一個づつ摘まんで上手に口に運べるようになったゆうくんを見て驚いていた。
子供の成長は速いよね。

今日は柿のほかにヨーチも持って来ていた。
2つほど手に渡すと「これも食べてええん?」と言う。
「どうぞ、どうぞ。」
一度に全部出すと残しとくと言い出すのが目に見えているからこうやって小出しにしているのだ。
ホントめんどくさい。
綿子さんは嬉しそうに食べた。
「美味しいわ~」
ぺろりと食べてしまった。
「もっといる?」
「まだあるん?かまんの?」
また2つ手に乗せた。
すると綿子さんは食べようとしない。

「あら食べんの?」

​綿「もったいないが~。また後で食べたいわ」

うわっ!また始まった。
止めときゃ良かった。
後悔先に立たず。
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7月27日 日曜日

土曜日はかつおさんが営農組合の仕事に出たため、茂&綿の面会は今日行くことになった。
面倒くさい事は早く済まそう。
という事で午前中の訪問だ。
いぶきの森には10時半ごろ着いた。

まずは4階の綿子さんのところへ。
綿子さんはデイルームでお仲間とのんびりテレビを見ていた。
わたし達に気づくと嬉しそうに寄ってきた。
三人でぞろぞろと部屋へ移動した。

今日の花は青もみじ。
そろそろネタ切れ。
花じゃないけど許してね。

おやつは綿子さんの大好きな北海道チーズ蒸しケーキとココアを持って来た。
どちらもしっかり冷やしておいた。

綿「うわ~私コレ好きなんや~」

知っとるって!
けどかつおさんは

「へぇ~そうなんや。知らんかったわ~」

「一緒に買い物に行ったらいつも買っとったやろ」

「そういえばそうやったのぉ」

相変わらずだ。
ちょっと見てたら分かることなのに。

今日は「半分置いておく」バトルが結構続いた。
大好物な故か、どうしても一度に食べずに取っておきたいようで
綿「ちょっと置いといて…」
「それはアカン!」
のバトルが5回以上繰り広げられた。
くどいってば!!
結局は観念して全部食べたのだが、最後の一口になってもまだ「これ置いといて…」と言うのにはまいった。
今度からはもっと小さいものを持ってこよう。
それに大好物は持って来るの止めようかしら。
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昨日の続き

その後、持って来た柿を出した。
柿は綿子さんの大好物だ。
1個を剥いて茂造さんと半分こだ。
タッパーには4切入っていた。
綿子さんは柿を見ると「うわ~柿か~私大好きなんや~」と喜んだ。
1切食べると「うわ~美味しいわ~」と感激している。
そして

綿「あとはみんなと食べるわ。いやな、隣の部屋の人に世話になっとるんや」

また始まった。

「だから!他の人に食べ物は絶対にあげたらいかんのやって!綿子さんも貰ったことないやろ」

綿「ほうな」

とても残念そうな顔をする。
困ったもんだ。

「もう食べんの?」

綿「そしたらもう一つ食べようか」

そして残りは2切。

綿「これ置いといて明日食べるわ」

「いや、それは」

綿「今、全部食べてしまうのはもったいないわ。明日の楽しみに置いとくんや。ここはこんなん全然出んから」

結局今回も2切の柿を置いて帰った。
隣の部屋の仲良しさんにあげたりしないだろうか?
一抹の不安が残ったが仕方ない。
今度からもっと少ない量にしよう。

「ところで綿子さん、手押し車出てきたんやな」

綿「えっ?」

「ほら、これ綿子さんのやつやろ」

綿「ああこれな。どこにあったんか知らんけど出てきたんや」

「良かったな」

綿子さんはシルバーカーが出てきて喜んでいるというより、なかなか見つからなかったことが不服な様子だった。
ま、何はともあれ元通りになったんだからしばらく無かったことは忘れて欲しい。
スタッフに対する不信感も忘れて欲しい。
けどこういうことは忘れないのよねぇ。
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7月15日 月曜日 海の日で祝日

今日もいぶきの森へ。
祝日のため入浴は無いので洗濯物は無いが、せっかくなので今日も面会しておやつを食べさせてあげよう。
今日はかつおさんと二人で訪問した。
毎回、ゆうくんを連れて行くとクセになる。
ありがたみが減ったら困る(笑)

いぶきの森では午前10時と午後3時頃にちょっとしたおやつが出るものだと思っていたのだが、その時間はお茶が出るだけでおやつは全く出ないそうだ。
食時の時に果物もほぼ出ることは無いそうだ。
なので茂造さんも綿子さんも甘いものに飢えている。
行けるときはおやつを届けてあげよう。

今日のおやつは桃にした。
二人とも果物は大好きだ。
桃は特に大好物だ。
なので半個分をペロッと食べてしまった。
ちょうど入れ歯を外していたのだが(二人とも総入れ歯)、歯がなくても食べられるのでちょうどよかった。

綿子さんは今日も「ありがとなぁ~」と言って泣き、茂造さんは「来てくれてありがとうございます」と丁寧にお礼を言ってくれた。
相変わらずかつおさんに向かって「秀夫やろ」と言っていたが(笑)
また差入れを持って会いに行こう!
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10月15日 日曜日

今日もお祭りだ。
綿子家は喪中なので参加は出来ないが、一応祭りの雰囲気を味わおうとお寿司を買いに行った。
やはり祭りと言えばバラ寿司だ。

かつおさんとちょっと遠くの産直へ向かった。
ここのバラ寿司が最高なのだ。
上品なお寿司でなく、ちょっと甘めの田舎のおばちゃんの味なのだ。
ついでに綿子さんの大好きな柿といもパンも買った。
そう、以前綿子さんと茂造さんがはまっていた、あのいもパンだ。
このパンは家の近くの店では売っていない。
昨日大量に菓子パンを届けたし、カステラも買ってあるし、どうしようか迷ったが、めったに買えないので思い切って買うことにした。

家に帰ると早速綿子さんに届けに行った。

綿「うわ~嬉しい~。これ好きなんや~」

どれも綿子さんの大好物だ。
とても嬉しそうに顔をほころばせた。

綿「そしたらこれお昼に食べようや」

と、お寿司を握って言っていた。

「ばあさん、いっぺんに食べるんやないぞ。パンも冷凍しとけよ」

綿「分かっとるわ」

「そう言いながら全部食べるやろが。ほんまブクブク太ってから。そろばんの玉みたいやないか。温泉でおかんの腹見てびっくりしたわ。食べすぎよるんやが」

綿「食べすぎてないわ」

「そんなことあるか!食べすぎとるから太るんやないか」

綿「そんなに食べて無いんやけどのぉ」

本気で言っているように見えた。
まるで自覚がないようだ。
そのことにビックリだ。

やはりこんなに買ってくるんじゃなかった。
最近の綿子さんは好きなものはどんどん食べてしまう。
一時の茂造さんのようだ。
我慢ができなくなっている。
今日のように大好物を届けると、あっという間にたいらげるだろう。
昨日のカステラのように。
体に良くないから買うのを控えようかとも思うが、もうあの歳なんだから好きなものをたくさん食べさせてやりたいとも思う。
本当に悩ましい。
とりあえず今日はお祭りだから特別ということにしておこう。

夕方、綿子さんがやって来た。

綿「今日はありがとうなぁ。これ取っといて」

と言って5000円を渡された。
とても嬉しかったのだろう。

「おかん、わしにはくれんのか?」

綿子さんはスルーした。
本当にかつおさんは気の毒だ。

それにしてもこの5000円はどこから?
へそくりが出てきたのかな?
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