かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:大往生

夕方、みんなで光三さんのお通夜に行ってきた。
光三さんは数えで97歳。
大往生だ。
お通夜に集まったのはついこの間の米さんの葬儀に来られていた人たちばかりだ。
光三さんは末っ子だったので兄弟はみなすでに亡くなっているし、甥や姪もみな高齢なので連絡は控えたそうだ。
ちょっと寂しい気もするがそのくらい長生きしたとういう事かな。
棺の中の光三さんはいつものように穏やかな顔をしていた。
本当に今までお世話になりました。
ありがとうございました。

お通夜から戻ると急いで着替えてかつおさんと実家へ向かった。
実は母からヘルプの電話がかかってきていた。

母は数日前から足に痛みが出て歩くことは出来るが階段の上り下りだ出来なくなっていた。
母は洗濯が好きで毎日せっせと洗濯するのだけれど物干し場は2階のベランダだ。
そこへ行けなくなってしまったのだ。
そこで1階の南側の縁側に竿を吊るして洗濯物を干すようにしようと考えたそうだ。
昨日、買い物同行のため実家へ行ったら父がよろよろしながら作業をしていた。
「手伝おうか?」と言ったのだけど「いや大丈夫や」と言うので帰って来たのだが、上手くいかなかったようだ。
それで「何とかしてくれ」と連絡が来たのだった。
という訳でかつおさんと駆けつけることとなったのだ。

母からの電話を受けた後、なんで上手くいかなかったんだろう?と不思議に思った。
昨日父から「ここに板を打ってそれに紐をかけるんや」と、どのようにするのか聞いていた。
なるほど、それなら簡単だし父一人でも大丈夫だろうと思ったので手伝わずに帰ったのに。
なのになんで上手くいかなかったんだろう?
ま、行けば分かるだろう。
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11月1日 金曜日

今日は米さんのお葬式だ。
かつおさんが10時過ぎにいぶきの森まで綿子さんを迎えに行った。
やはり綿子さんはショックが大きかったようで、スタッフさんから「昨日からちょっとふらつくことがあるので注意してください」と言われたそうだ。
そりゃ一番身近な姉さんが亡くなったんだから仕方ないよね。
気を抜かずにしっかり見守らないと。

しかしうっかり者のかつおさんは杖を忘れてきてしまった。
おいおい。
幸い家に茂造さんの杖があったのでそれを持たせることにした。
けどなんだかさい先悪いなぁ。
大丈夫かしら?

とにかく綿子さんを礼服っぽいものに着替えさせ、わたしたちも着替えなどして準備を整えた。
葬儀は12時からだ。
それから仕上げが終わるまでは食事は取れないだろう。
今のうちに何か食べておかないと。
そう思って朝の内におにぎりやパンを買ってきていた。
綿子さんにはくるみパンだ。
それを食べ終わったら斎場へ向かった。

斎場に着き、中に入ると光三さんに会った。
光三さんに会うのは久しぶりだ。
もう1年くらい会ってなかったと思う。
久々に会った光三さんはもの凄く衰えていた。
今も待合室で横になっている。
服も普段着だし、寒いのかダウンを着こんでいる。

光三さんは綿子さんに気づくと「ありがとのぉ。よぉ来てくれたのぉ」と言った。
綿子さんが「義兄さんには世話になって…」と泣き出した。
すっかりしんみりムードだ。
かつおさんが「おっさん、久しぶりやな。元気でやっとんな?」と声をかけたが「誰か分からんがぁ。すまんのぉ」と言う。
体だけでなく頭の方も衰えているようだ。
しかし分からなくて申し訳ないという気遣いが出来る所が凄い。

その後、麦さんやすずさんや米さんのお孫さん達もやって来た。
典さんも遠方から駆けつけた。
やはり典さんにとっても米さんは特別なのだろう。

そしてお式が始まった。
光三さんは車イスで参加した。
お坊さんが御経を読んでいる間ずっと「あ゛~~」とか「う~~」と声が出ていた。
高齢サービス付き住宅に入所する前は自分の足で歩いていたし、もっとしっかりしていたのに。
やはり施設に入所すると転がるように老化が進むと言うがやはりそうなんだと実感した。
まれに茂造さんや綿子さんのような例外もあるが。
読経が終わり棺に花を入れるときには光三さんがずっと米さんの顔のそばで「ばあさんよ~ばあさんよ~」と話しかけていてとても悲しかった。

米さんは数えで95歳。
死因は老衰だそうだ。
傍から見ると大往生でそこまで悲しいお葬式にはならないと思うが光三さんの姿に思わず涙が出た。
この夫婦も仲良く支えあってきたんだなぁと感じた。
米さんは幸せだっただろう。

米さんお世話になりありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
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