かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:大量

昨日の続き

そうそう今日は面会のついでに大量の紙オムツを持って行った。
木曜日に洗濯物の回収に来た時に「いぶきの森に不用品をお持ちください」というチラシを見つけ、大井さんから古いものでも構わないと聞いたので、綿子さんちにあった紙オムツ&パッドを根こそぎ持って行った。

綿子さんは入所する前、とにかくよく転んで骨折し、急きょ入院するという事を繰り返していたので使いかけの物が大量にあったのだ。
退院して持ち帰ったものは綿子さんが片付けるのでどこにあるのか分からず、とりあえず急ぐので新品を買って届けるという事を繰りかえした結果だ。
結局、真っ新のものが2袋、開封しているものが4袋程度、そしてかなり古い多分フネさんの時に使用していたであろうものが3袋ぐらいあった。
あと試供品のような一枚ずつパッケージされたものが10枚ほどあった。
これもたぶんフネさんの時のものだろう。
全部合わせると結構な量だ。

わたしとかつおさんで大掃除をした時に全部集めて押入れのタンスの上に詰め込んでいたのですぐに取り出せた。
取り出して見ると改めてこんなにあったのかと驚いた。
車のトランクがいっぱいになった(笑)
なのでいぶきの森では台車を借りてっそれに載せて運び込んだ。
スタッフさん達もあまりの量に驚いていたが、「たくさんありがとうございます」と皆さんお礼を言ってくれた。
いやいや、こんな使いかけのものを引き取っていただけてこちらこそありがたい。
ゴミで捨てるにもお金がかかるもの。

そしてこのオムツを運び出すとき車いすも見つけた。
やはりまだ捨ててなかった。
見た目は割ときれいなのだがタイヤが劣化している。
IMG_7249 IMG_7252
そりゃフネさんの時のものだもんね。
多分だけど。
こりゃダメかな?
そう思ったのでとりあえず写真を撮っていった。
スタッフさんに写真を見せ「こんな状態ですし、かなり古いものだと思いますが要りますか?」と尋ねてみた。
すると「とりあえず持って来てもらえませんか」との回答だった。
とにかく今、車いすが足りなくて困っているそうだ。
タイヤを交換したら使えそうだし、ダメでも部品取りとかできるので欲しいそうだ。
なるほどそういう手があったか。

家に戻り車いすを積んでもう一度いぶきの森へ持って行った。
またまた、みんなにお礼を言ってもらって恐縮だった。
もう一度言うが、うちには不用品で処分するにも費用が掛かるものだ。
喜んで使ってもらえたらこんなにいいことは無い。
茂造家もますます片付いたし、ホント良かった。
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昨日の続き

4階に着くと皆、食事は終わったようで人がまばらだった。
綿子さんの姿は無かった。
ということは部屋かな。
部屋へ行ってみると真っ暗でここにも綿子さんの姿は無かった。
あれ?どこにいるんだろう?
けどラッキー!
さっさと用事を終わらせて帰ろう。
タンスを開けようとすると大きな紙袋があるのに気付いた。
なんだろう?
中を見るとシニア向けの洋服が入っていた。
これは!

実は昨日の昼休み、出張中のかつおさんから連絡を受けていた。

「かっちゃんから連絡があって「おかあさんの服でまだきれいな物が結構あるから綿ちゃんに着てもらえんかな?」って。それで「ありがとうございます」って答えたら「綿ちゃんのとこに持って行って置いとくわ」って」

「いやいや、取りに行ったらわ?」

「わしも取りに行くわって言うたんやけど「まだちゃんと整理できてないからすぐにではないんやって」言うんや」

「そしたら綿子さんのところに持って行くんではなくてうちに持って来てもらったら?綿子さんのところに持って行ったらまた何かトラブルが起きても困るし」

「そやな。うちの宅配BOXに入れてくれって言うとくわ」

こんなやり取りをした。
早速かっちゃんが持って来たのだろう。
かつおさんすぐかっちゃんに連絡して無いな。
全く!
さっさと動けよ!

紙袋の中はあまり触ってないようだ。
キレイに畳まれている。
とりあえず持って帰ろう。
ここで着るには名前を付けないといけないし。

あと気になったのがタンスの棚にミカンが3個あった事だ。
これもかっちゃんが持って来たのだろうか?
これも持ち帰ろうかと思ったが、食べ物が無くなったら大騒ぎしても困るし、見なかった事にしてそのままにしておいた。

あとなぜかこの間まで履いていた靴がベッドのわきにあった。
もしかするとかっちゃんが持って来た袋の中に靴が入っていて、それに履き替えたのかも?
そんな気がした。

色々頂いてありがたいが、やっぱり訳が分からなくなるからここに持ってくるのではなく、うちに持って来て欲しかった。
それもこれも用事を後回しにするかつおさんのせいだな。
やれやれ。
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10月11日 金曜日

本来なら昨日が洗濯物の回収に行く日なのだが、用があって行けなかったため今日行ってきた。
まずは4階へ。
買い物に寄ってからになったので綿子さんはちょうど食事の最中だった。
ラッキー!
見つからずに済みそうだ。
さっさとデイルームを抜けて部屋へ向かっているとスタッフさんに大声で呼び止められた。
ギャー!勘弁してー!!
気づかれるじゃないか。
追いかけてきたスタッフさんは「本来なら明日が入浴日なんですけど前倒しで今日、入浴しました。なので部屋に洗濯物がありますのでお願いします」と言った。
そんな事わざわざ言ってくれなくても見たら分かるし。
それに綿子さんをスルーして部屋に向かっている時点で洗濯物を回収しに来たことくらい分かるやろ。

「そうですか。分かりました。いえ、水曜日の洗濯物を回収できてなかったので取りに来たんです。そしたら2袋あるんですね」

ス「そうだったんですね」

洗濯物はタンスの上に置いておいてくれることになっている。
前回のが残っていたら分かるやろ!
それより綿子さんに気づかれてないかソワソワする。
幸い食事を運んでくる大きな配膳車の陰で立ち話をしていたので見えないはず。
目が合うのが怖くて綿子さんの方は見ずにそそくさと部屋へ向かった。
話しかけないでくれえ涙

部屋に入るとタンスの上にナイロン袋が2つあるのが見えた。
ほら、いちいち言わなくても分かるから!と思いながら回収した。
そしてタンスの中に持って来た着替えをしまっていたら

綿「あ、やっぱり好子さんや」

部屋の入り口に綿子さんが立っていた。
チッ!やっぱりバレたか。

「洗濯物を取りに来ただけやから。ご飯食べよったらええのに」

綿「いや~いつも悪いなぁ」

悪いなぁと思うなら放っといてくれるのが一番なんだけど…。

「ほな、今日はちょっと急いどるんや」

綿「あっ洗濯物全部取ってくれた?」

「2つやろ。取ったで」

綿「タンスの中のも取ってくれた?」

「へっ?」

綿子さんがタンスを開け中からナイロン袋を1つ取り出してきた。
えっ?
そんな袋どこにあったんだ?
一番下の棚には一つあったがそれは替えの靴のはず。
それよりなんで3つもあるんだ?
訳が分からないがとりあえず受け取った。
うわ~こりゃ大量だ!


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昨日の続き

かつおさんは回収してきた洗濯物を洗濯機に入れ回した後、田んぼへ行った。
今は稲刈り前で雑草の処理に追われている。
そりゃあストレスも溜まるよね。

洗濯機が止まったので干すのはわたしが引き受けた。
今日は二人分なので結構多い。
しかも今日は茂造さんの汚染物があったそうでその分も多かった。
汚染物は基本そのままの状態でナイロン袋に入れられているんだけど、今回は水洗いしてくれてたのでとても助かったそうだ。
なのでまとめて1回、回すだけで済んだそうだ。

大量の洗濯物を干しているといつもと違ったものが入っていることに気付いた。
綿子さんのパンツだ。
綿子さんは骨折して以来ずっとオムツをはいていたので長らくパンツが洗濯物に入っていることはなかった。
洗濯物にパンツがあるという事はとうとうオムツを卒業したのね。
もうずい分元気になったものね。

たかが洗濯物でもちゃんと見ていると変化に気づくことができる。
かつおさん!分かった?
忙しいのは分かるけどもう少し注意を払ってくださいね。
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7月22日 月曜日

今日の茂造さんの洗濯物の回収はかつおさんに行ってもらった。
それと27日の土曜日に茂造さんを外出させる件を畑田マネージャに伝えてもらった。

わたしが買い物をして家に戻ったらかつおさんはもう帰って来ていて洗濯を始めていた。
みると防水シーツも持ち帰っている。
あらら、また汚しちゃったのね。

「まいったが~。久しぶりにうんこを撒いてわややったんや!もうシャツは捨てようかと思うんや」

あちゃ~便汚染だったのかー。
しかも大量だったようだ。
お疲れかつおさん。

「それと27日OKや。畑田さんにちゃんと言うといたから」

「了解」

「畑田さんに27日はじいさんの誕生日やから家に連れて帰ってやろうと思うですって言うたんや。そしたら畑田さんがじいさんに「茂造さん、もうすぐ誕生日やな」って声をかけたんや。そしたらじいさん「そうや、わしの誕生日は7月17日や」って言い出したんや」

「えっ?そうなん⁈」

茂造さんが誕生日を間違えるとは珍しい。
茂造さんはよく独り言で自分の名前や住所や誕生日をつぶやいている。
声にだして確認しているように。
それで間違っているのは聞いたことがない。

「それで畑田さんが「えっ?誕生日は27日やろ」って言うたら「そうやったかの?」やって。

茂造さんも徐々にボケが進行しているのだろうか。
怖いなぁ。
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