かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:嬉しそう

昨日の続き

あと今日は洗濯物の袋が2つあった。
その内の一つには『便汚染』と書いてあった。
うわ~マジか~。
久々だー。

おしっこと便のダブルパンチを受け意気消沈。
とぼとぼと帰っていたら詰め所にいた黒田さんが寄ってきて「ごめんなさいね。写真のこと聞きました?」と話しかけてきた。

「はい。さっき聞きました。しょうがないですね」

黒「このところまた嬉しそうに写真を持ち歩いて、見ていたのよ。けどまさかあんな事になるとは…」

痴呆老人のため写真の存在自体を忘れていることもある。
まったく写真を見ない時期もあるのだが、ここ最近はよく見ていたようだ。

「写真見てたんなら、また持って来た方がよさそうですね」

黒「そうね、楽しみにしてたから。けどもうあんなにたくさんは持って来なくてもいいんじゃない。あの量だと結構お金かかるでしょ」

「そうですね。全部焼き直すのは勘弁してほしいですね」

黒「数枚をラミネート加工して持ってきたらいいかも」

なるほど。
そしたら今回みたいなことが起きても洗えるものね。

「それいいですね」

それよりこんなに話ししてちゃダメじゃん。
衝撃が大き過ぎてうっかりしてしまった。
ヤバい、ヤバい。

「また持ってきます。では」

急いで引き上げた。
早く10日経ってほしい。
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ようやく二人が施設に戻る時間になった。
やっとやー!

かつおさんは茂造さんの手を引いて車へ向かった。
わたしも綿子さんを車まで連れて行こうとしたのだが、綿子さんは履いてきた靴を指さして「これ傷んどるんや」と言い出した。
実はこの靴、月1の洗濯時、かつおさんがズック洗いのブラシでこすって甲の部分が毛羽立ってしまっていた。
布製の靴をたわしのようなブラシでこすったら、こうなる事は予想できると思うのだが、なにせ嫌々やってるもんだから思考がストップしていたのだろう。
かつおさんはヤバいと思って毛羽立っているところをハサミで摘んで目立たなくしたんだけど、綿子さんはこれが気になってしょうがないようだ。
息子のチョンボなんだし、歩くのには全く支障がないんだから我慢しろよ。
買い替えるったって高いんだから。
もうちょっとくたびれるまではそれを履いてくださいな。
そう思うがこの毛羽立ちが嫌で仕方ないのね。
だからさっきもあんなボロの靴を引っ張り出してきてたのか。
ま、でもさっきの靴よりこっちの方が断然マシだと思うんだけどな。

けれど綿子さんはずっと「この靴みっともないが」などとよもよも言い続けた。
仕方ない。
奥の部屋にしまってあった米さんのお古の靴を取ってきた。
これもかっちゃんが米さんが亡くなった後で持って来てくれたものだ。
綿子さんと同じあゆみシューズで、ほとんど使ってなかったようで新品のようにきれいな物だった。
米さんは骨折後、歩けなくなって車いすに乗っていたから、靴は一応履くだけで歩くこともないのでキレイなままだったのだろうと思う。
が、この靴、綿子さんのより1㎝大きかった。
1㎝大きいと歩きづらいだろうし、危ないかもと思って使わずにしまっていたのだが、こうなったら仕方ない。
綿子さんは嬉しそうに米さんの靴を履いた。
甲にマジックテープのベルトがあるので

「この靴、こっちのより1㎝大きいからな。しっかりベルト締めて履きなよ」

綿「分かった」

綿子さんはとても嬉しそうだ。
けどちゃんと締めて履いてくれるだろうか?
ま、転んだら自業自得と言う事でお願いします。
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そして4階、綿子さんのもとへ。

「今日も散歩に行くか!」

綿「おう!」

綿子さんとっても嬉しそうだ。

先週と同様コンビニへ。
で、またも店内をぐるぐるぐるぐる。
あれもこれも気になって仕方ない(笑)

ようやく選んだのはプリンだった。
それだけ?
物足りないのでは?

「それだけでええんか?」

綿「そしたらもう一つ貰おうか」

またも店内を徘徊する。
そして小さいカップケーキが10個ぐらい入った袋を手にした。

綿「これ、あそこに持って帰って・・・」

「他人にやるつもりやろが!それは買わん!」

渋々棚に戻し、結局シャルロットサンドを選んだのだった。

綿「あと飴が欲しいんや」

「それも他人にやろうと思うとるやろが!」

綿「持っとる人おるが。私、貰うばっかりで・・・」

「それはルールを破っとる人や。わしはそんなこと出来ん!施設のいう事聞かんで追い出されたら困るが」

ホント飴なんてとんでもない!
それにしても懲りないねぇ。
却下されるの分かっとるやろ。
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4月5日 土曜日

今日は久しぶりにハルちゃんとゆうくんも一緒に4人で茂&綿の面会に行った。
ハルちゃんは一体いつぶりだろう?
本当に久しぶりだ。
ゆうくんも体調を崩したりしていたので1か月ぶりだ。

まずは1階ロビーで綿子さんと面会だ。
スタッフさんに綿子さんを呼んでもらう。
ハルちゃんやゆうくんも来ているのに気づくととても喜んだ。
やはりかつおさんとわたしだけが行くより断然嬉しそうだ。

綿「うわ~来てくれたんか~。ありがとなぁ~。また大きんなったなぁ」

ゆうくんを見てとびっきりの笑顔になる。

今日はなかなか来れなかったお詫びにとハルちゃんがゆうくんの写真をたくさん持って来ていた。

「はい、ばあちゃんこれどうぞ」

前回、写真を持って来てからずい分間があいていたので、結構懐かしい写真もあった。
まだお座りもおぼつかなくて転がっていたころの写真を見ると懐かしい。
ほんの数か月前なんだけど。

ハルちゃんが「これは〇〇に行った時の写真で、こっちは✕✕に行った時のや」と説明してあげていた。
綿子さんはとても嬉しそうだ。

綿「これじいさんに見せたら返してくれんようになるやろなぁ」

「いやいや、じいちゃんのはちゃんと用意してあるから大丈夫やで」

綿「えっ?そうなん」

そんなに驚く事か?
一応、二人分け隔てなくと心掛けているんだから。
綿子さんはまだニコイチの感覚なのかな?
けどそれはムリやん!
だって綿子さんが拒否ってるんだから。

それにしても最近よく綿子さんの口から茂造さんの名前が出てくる。
長い間会ってないから気になるようになったのかな?
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その後、お風呂のこともあるので綿子さんの面会は早々に引き上げた。
そして2階へ。
ガラス扉の外側から中を覗くと茂造さんはデイルームの定位置にいた。
近くにいたスタッフさんが「今日は割と落ち着いてますよ」と教えてくれた。
良かった~。
安心して中に入った。

茂造さんのそばへ行き声をかけた。

「茂造さんこんにちは!ひ孫が来たで」

「お~ゆうきか!よう来たのぉ」

やっぱりゆうくんのことは分かる。
やはりアルバムの効果なんだろう。

茂造さんと話しているとまわりにおばあさんたちが集まってきて、ゆうくんを見て嬉しそうにするのでしばらくデイルームに留まった。
かつおさんは一歩引いて立っていた。
するとスタッフに間違えられたのか入所者のおばあさんに話しかけられていた。
見慣れない方だ。
最近入所したのかな?
そのおばあさんはかつおさんに「家の者に電話してくれんやろか。それで迎えに来るように言うてくれんかな。家の者が来たら帰れると思うんや」と真剣な顔をして話しかけていた。
かつおさんは対処に困って「はぁ~」としか言えない。
それでもおばあさんは切々と訴え続けていた。
おばあさん見た目は普通だがやはり痴呆なのかな?
家の者はおばあさんがここに入ってやれやれと思っているんじゃないかな。
うちもそうだったもの。
かつおさんがほとほと困っているようなので茂造さんに声をかけ部屋に移動することにした。

続く
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