かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:寒い

昨日の続き

ところで今日は本当に寒かったので、朝からエアコンが付いている部屋は全てフル稼働させていた。
茂造さんが家に戻り、一緒に家に入ると、リビングのエアコンは動いていたが、台所とその隣の綿子さんの部屋とその隣の茂造さんの部屋のエアコンは止まっていた。
この3部屋は増築部の部屋だ。
3台同時にフルパワーで動かすには容量が足りなかったのだろう。
ちょっとは温かくなっていると思っていたのに寒々としていた。
かつおさんが急いでスイッチを入れ直した。
台所と綿子さんの部屋のエアコンの。
またブレーカーが落ちるといけないので茂造さんの部屋のエアコンは付けなかったそうだ。
なんで?
茂造さんが寝る時寒いやん。
かつおさんの考え方はこうだ。
茂造さんの部屋のベッドはまだ夏仕様のままだ。
冬物に取り替えるのが面倒くさいので綿子さんの部屋で寝かせればいいや。
綿子さんの部屋の方が台所から近いし、ということだ。

「けど、いつもの部屋じゃないと茂造さんが混乱しそうやん。それに綿子さんの部屋の布団も冬物と違うで。シーツは夏物やし、掛け布団は合い物やで。毛布も出てないし」

「え?そうなん?」

おいおい!
昨日準備したんじゃなかったんかい!
どこの準備をしたんだ?

結局、急いで茂造さんの部屋のエアコンを入れ、毛布と羽毛布団を出したのだった。
ホント使えねー。
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昨日の続き

ハルちゃんがゆうくんを連れてやってきた。

「じいちゃんお帰り~」

「おう。それはゆうきか?」

「そうや」

そのあとの会話は続かない。

しばらくすると、突然立ち上がった茂造さん。
おもむろにズボンとオムツを下ろす。
チンチンが丸見えだ。

「チンポが痛い!」

分かったから、見せないで!
そして今度は「これ捨てるんや」と言いながらストーマ袋をもみ始めた。
あいかわらず施設ではお茶を飲まず、水分が不足気味の様で便も硬めのようだ。
袋から出しやすいように揉んでいるのだ。
けど、そこでするのは止めて!!
トイレに行ってからやってくれ!
キョーレツな臭いが立ち込める。
かつおさんが急いでトイレに連れて行った。
トイレで便を排出するのに悪戦苦闘したようだ。
しばらくトイレにこもっていた。
そしてようやく茂造さんがリビングに戻ってきた。

「寒い~!!」

そりゃあね。
トイレは暖房が無いから寒いもの。
やはりこの家、年寄りにはキツイ。

あとでかつおさんに聞いたのだが、やはり便が固くて袋からなかなか出てこなかったんだそうだ。
このところ毎週届ける牛乳を10本に増やしていたのだが、それでも足りないのかな?
もっと増やさないといけないのかしら?
今度スタッフさんに聞いてみなくては。
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1月11日 日曜日

今日はいよいよ茂造さんを家に連れて帰ってくる日だ。
お正月に予定していたのだが、みんな体調不良でダウンしてしまい今日にリスケしたのだった。
今回の帰宅のための準備等はかつおさんに任せていた。
わたしはまだまだ体調不良が続き、それどころでなかったもので。
けど昨日ゆっくりしたおかげで今日はだいぶ楽になった。

朝からかつおさんと昼食用のお弁当とノンアルビールを買いに走った。
前回、かつおさんはビールを欲しがる茂造さんに麦茶を入れたビール缶を渡したのだが、しっかりバレていた。
そりゃさすがにバレるやろ!
そこで今回はノンアルビールを用意することにしたのだ。

その時の話はこちら

これも昨日までに買ってきとけばいいのに買ってきてなかったので朝から買いに走ることとなったのだ。
やはり、あれこれ指示しとけばよかった。

そして10時半過ぎ、かつおさんが茂造さんを連れて帰ってきた。
こんな日に限って最大級の寒波が押し寄せ、超~寒い。
なのに茂造さんはいぶきの森で過ごしている時のままの格好で上着も羽織らず帰ってきた。

「寒いが~」

そりゃそうでしょ。
かつおさんもちゃんとジャンバーを持って行けよ!
いちいち言わないと気付かないのか?

家の中はエアコンをフル稼働で温めておいたが、やはり寒い。
古い家だから断熱材は入ってないし、隙間風が入るから。
茂造さんは何度も「寒い、寒い」と言い続けた。
一定の温度に保たれているいぶきの森での暮らしに慣れてしまっているので、もうこんな寒い家で暮らすのは無理でしょ。
いぶきの森がどれだけありがたいか少しは分かってくれたらいいのに。
それより風邪をひいたりしないように気をつけなければ。
この気温差は体にこたえそうだ。

震えながら部屋を見回した茂造さんは「この家どうしたんや?大きな家やのぉ~。借りとるんか?」だって。
はあ?
茂造さんの家やん。
もう、それも分からないのか?
あんなに帰りたがっていた自分の家が分からないなんて。
本当に痴呆は恐ろしい。

しかしこんな状態なら家に連れて帰る意味あるのだろうか?
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10月23日 木曜日

今週はかつおさんがいるので洗濯物の回収にいぶきの森に行かなくてすむので何気に嬉しい。
ま、ストレスの元だった綿子さんと顔を合わすことは無くなったので、それほど苦じゃなくなったのだけど。

今日は2日ほど前から急に冷え込んできたので毛布を用意した。
それと綿子さんには冬物のパジャマも。
茂造さんはパジャマに着替える習慣がないので不要だ。

かつおさんは残業後にいぶきの森に行ったそうで、二人とも部屋で休んでいたそうだ。
茂造さんはすっかり寝入っていたので毛布はそっと置いて帰ったそうだ。
綿子さんは起きていたので「毛布持って来たぞ」と見せるととても喜んだそうだ。
寒かったのだろう。
けどいぶきの森では布団は年がら年中同じもの。
空調で気温を調整している。
なのでそんなに言うほど寒くはないはずだ。
実際ペラペラの夏物のパジャマを着ていたそうだ。
一応冬物のパジャマは先日届けていて、タンスに入っていたんだけどね。
気が付かなかったのか?
それともそこまで寒さを感じてないのか?
いつも適当なことを言うからよく分からない。
かつおさんが冬物のパジャマも持って来たからこれに着替えるか?と尋ねると喜んで着替えたそうだ。

ところで綿子さんは今日も転んだそうだ。
マネージャーからかつおさんに連絡が入ったそうだ。
けれど全然、大丈夫そうで、着替える時もちっとも痛そうなそぶりはなくスムーズだったそうだ。

「大した事ない様や」

それは良かったが、やっぱり転ぶ頻度が増してきたよね。
そろそろ歩行器に移行した方がいいのでは?

ところで今日の綿子さんはかつおさんが色々届けてくれて嬉しかったのか、頼みごとをしてきたそうだ。
今度来るとき、柿を3つ持ってきてくれと言い出したそうだ。
このところ毎回のように柿を届けているのに。
やはり一番の大好物だものね。
けど3つは無理でしょ。
一度に食べきれるわけないもの。

「あれ、また他人にやろうと思うとんやで。懲りんのぉ」

もちろん3つも持って行くことは無い。
聞き流せばいい事だ。
けどそう聞くだけでうんざりしてしまう。
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ところで今日は2階のスタッフさんにちょっと質問をした。

「茂造さんの綿毛布を回収したいんですが、持って帰ったら怒りますかね?」

洗濯物の回収時にベッドで横になっている茂造さんを見ると、いつも綿毛布と掛け布団をきっちり掛けている。
見ただけで暑い。
脱水になりそうだ。
なので回収して帰りたいのだが、茂造さんに黙って勝手に回収したら後で騒いで困ったことにならないか心配で聞いてみたのだ。
あと茂造さんは未だに長袖の服ばかり着ているのも気になっていた。

ス「茂造さん、寒い、寒いって言うんですよ。半袖を着せると寒いが~って言うのでいつも長袖なんです」

そういえば木曜日に見かけた時は半袖のポロシャツの上に長袖Tシャツ着てたよね。
なるほどそういう事なのね。

ス「けど綿毛布は持って帰っても大丈夫だと思います。いつもベッドの下に落ちてますから(笑)」

寝ている時は暑いのか、いつも布団は蹴飛ばして掛け布団も綿毛布もベッドの下に落ちているんだそうだ。
なんとも茂造さんらしい(笑)

「じゃあ綿毛布は持って帰りますね。あっでも今日は一人なのでちょっとそんなに持てないから、次来た時に持って帰ります」

ス「はい、分かりました」

本当は今日にでも回収したかったが無理だ。
けどようやく回収のめどが立って良かった。
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