かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:小遣い

そして少し落ち着いたところでおやつのかしわ餅を出した。
綿子さんは「かしわ餅」を食べながら「こどもの日」を思い出したようだ。

綿「かつお、もうすぐこどもの日やろが。私の年金で足りるか分からんけど翔ちゃんとハルちゃんに1万ずつやってくれ」

「よっしゃ分かった」

さすが綿子さん、こういう気はまだまだまわる。

「ありがとう!」

「ばあさん、わしは?わしもばあさんの子やろが」

綿「・・・・・」

完全スルーだった(笑)

綿子さんはかしわ餅を半分だけ食べ残りをパックに戻そうとする。

「ちゃんと食べてしもてよ。餅を置いて帰る訳にはいかんからな」

綿「いや~でも~」

「これも持って来たで」

キンカンを見せた。
それでようやく残りのかしわ餅を食べたのだった。
そしてキンカンは晩に食べるそうだ。
もう知らん!好きにして。
ま、キンカンは2個しかないから他人にあげたりはしないだろう。
けど毎回こんなやりとり、おやつを持って来るのがイヤになる。
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10月12日 土曜日

今日は翔ちゃんがやって来た。
久しぶりに茂&綿に顔を見せに行くためだ。
という事で3時くらいから翔ちゃんとかつおさんとゆうくんと4人で面会に行った。
綿子さんは昨日入浴したそうなので時間を気にせず訪問できた。

まずは4階の綿子さんのもとへ。
エレベーターを降りると結構なボリュームで演歌が流れていた。
デイルームには人がいっぱいだ。
テレビの画面に演歌歌手が映っていた。
みなさんやっぱり演歌が好きなのね。
綿子さんも大好きだ。
歌うのも好きで昔は歌を習いに行ったりもしていた。
なので結構上手い。

せっかく楽しんでいるところだったのに悪いなぁ。
けど綿子さんはゆうくんに気づくとすぐ立ち上がり嬉しそうに寄って来た。

綿「来てくれたんか~」

そして翔ちゃんに気づくと「翔ちゃんも来てくれたんか~」と大喜びだ。
と、そこで気付いたのだが綿子さんが手にしていたのはシルバーカーだった。
とうとう歩行器は卒業したようだ。

それからみんなで部屋へ移動した。
今日は部屋は空だったので気兼ねせずにゆっくり話せた。
いつものようにゆうくんをベッドに乗せると、すぐさま寝返りをする。
綿子さんは「素早くなったなぁ」と目を細めていた。
そして翔ちゃんに向かって

綿「まさか翔ちゃんに会えると思わなんだわ。ありがとのぉ」

と言った。
そしてかつおさんに

綿「この子に私に年金から少しでも小遣いを」

と言いかけたところで

「おれ、この間誕生日やったんや」

綿「ああそうか。10月やの。そしたら私の年金から1万やっといてくれ、かつお」

「ありがとう!」

翔ちゃんさてはこれが目的やったな!

「ハルちゃんも先月誕生日やったんや。それにおかんももうすぐ誕生日や」

綿「そしたらハルちゃんと好子さんにも1万ずつ渡してくれ」

「ありがとう」

あら、翔ちゃんのおかげで思わぬ臨時収入だ。
サンキュー!翔ちゃん。

「わしは6月が誕生日やったんや」

綿「・・・・」

華麗にスルーされたのだった(笑)

綿「翔ちゃん、なんぼになったん?」

「31や」

綿「もう早よ結婚せな!付き合いよる人はおるんか?」

「今はおらん。まあちょっと待ってくれ!2~3年の内には結婚するから~」

1万円の代償は痛かったようだ(笑)
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10月7日 土曜日

今日はかつおさんは営農集団の仕事で出かけていった。
わたしもいつも通り実家の買い物へ。
午後からは久しぶりにゆっくりできた。

2時前、ハルちゃんがやって来た。
秋物の服を取りに&綿子さんへ敬老の日のプレゼントを渡すためだ。
ハルちゃんはコロナに感染して以降、ずーーっと体調不良が続いていて咳が治まらなかったのだが、やっと良くなってきたので、遅くなったがプレゼントを渡しに来たのだった。

二人で綿子さんちへ行った。
綿子さんはリビングのソファーで横になっていた。
ハルちゃんの顔を見て「うわ~ハルちゃんの顔が見れるとわ~」と喜んだ。
そしてプレゼントを渡すと「嬉しいわ~ありがとな~」とこれまた喜んだ。
プレゼントは秋物のブラウスとズボンだ。

綿「月曜から早速これ着てデイサービスに行くわ」

気に入ったようだ。
そして「ちょっと待っとって」と自分の部屋へ行った。
しばらく待っているとお金を手に戻って来た。
「これ少ないけど、とっといて」
そう言ってハルちゃんに1000円札を5枚渡した。

「いやいや、ええよ」

綿「そなんこと言わんと取っといてくれ」

結局、綿子さんのお金で服を買ったようなものだ。
が、お互いwin-winなのでこれでいいのだ。

けどいつもなら一万円札を渡してくるのに、今日は5千円だった。
どうも手持ちが少ないのだろう。
旅行の時に使ったからしょうがないか。
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これで最後です

夕方、6時過ぎ、3人(わたし、かつおさん、翔ちゃん)で外食に行こうと玄関を出たら、畑にいる綿子さんを発見した。
まだ雨が降っているのに、傘もさしていない。
きっと足元はドロドロだろう。
もちろんパジャマだ。
もう病気だ。

翔ちゃんが「ばあさん、転ばんように気をつけなよ」と声をかけた。
すると綿子さんはかつおさんに向かって
「かつお、わたしの年金から翔ちゃんんに1万円渡してやってくれ」
と言い出した。
実は昼間もわたしがいない所で
「かつお、好子さんに世話になったから私の年金から1万円渡しといてくれ」と言ったそうだ。
かつおさんから
「よっちゃんには1万円渡せって言うのに、わしにはやるって言わんのや。どういう事や!」
とぼやくのを聞いていた。
ハッキリ言って一番世話をしているのはかつおさんだ。
なのにわたしや、たまに顔を見せるだけの翔ちゃんには小遣いを渡すのにかつおさんには無いんかい!
かつおさんの気持ちも分かる。

「ばあさん、わしは?わしには無いんか?」

すると

綿「お前はええ。後や。翔ちゃんにやってくれ!」

かつおさん、憐れ....

「ババァ!誰に一番迷惑かけとると思うとんや!誰が世話してやっとるか知らんのか!ほんま、全然死にそうにないやないか!先生に騙されたわ。心配するんでなかったわ。ほんま、死ね!」

お酒を飲みながら吠えるかつおさんであった。
かける言葉が見つからない。
これに心が救われる日が来るのだ


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2月16日、木曜日

今日はとうとう綿子さんのお試しショートステイの日だ。
しかし、綿子さんは昨日の夕方、いきなり行きたくないと言い出した。
なんとかかつおさんがなだめたが今朝はどうだろう?
かつおさんは、また朝から行きたくないとごねられたら弱るなぁと思いつつ綿子さんちへ向かった。

まずは茂造さんをデイサービスに送り出してからだ。
そう思って茂造さんの部屋へ行き、カバンのチェックをしていると綿子さんがやってきたそうだ。
昨日とは打って変わって朗らかな顔をしている。

綿「かつお、今日は何時に迎えが来るんや?」

すっかり行く準備が整っている様子だった。

「9時半や。まだ大分先やぞ」

まだ8時半だった。

綿「そうか。ところで今晩のじいさんの食べる事とかは、かつおがしてくれるんやろが。ありがとのぉ。これちょっとやけど取っといてくれ」

そう言って3000円を握らせてきたそうだ。
かつおさんは面食らったそうだ。
昨日のは何やったんや⁈
一晩寝たら180度態度が変わったじゃないか⁉
ま、でも拒否されるより全然いい。
そのままご機嫌の綿子さんに話を合わせておくことにしたそうだ。
そして迎えが来るまでの時間を持て余した綿子さんは落ち着かない様子でゴゾゴゾしていたらしい。
そして10分前には
もう外で待つと言って家を出た。
見るとマフラーを巻いているではないか。
この冬一度も使った事なかったのに。
かつおさんが言うには遠足に行く子供の様だったそうだ。
やっぱり楽しみにしてたんじゃないか。
本当に昨日のあれはいったい何だったんだ。
やきもきして損したわ。

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↑ 颯爽と歩く綿子さん。杖はファッションアイテムに過ぎない


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