かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:布団

綿子さんの洗濯物を回収した後、2階の茂造さんのところへ。
デイルームにマネージャーの畑田さんがいて入所者さんと話をしていた。。
まだ仕事してるのね。
ご苦労様です。

「こんにちは」と挨拶して通り抜けた。
すると畑田さんも後から茂造さんの部屋に入って来た。

畑「いつもありがとうございます」

「いえいえ、こちらこそお世話になります」

御礼なんか言われると恐縮してしまう。
ここのおかげでどんなに助かっていることか。

畑「写真喜んでますよ~」

ちゃんと見ているようだ。
良かった、良かった。
畑田さんはたまに会うとこうやって色々茂造さんの様子を話してくれる。
今日だって勤務時間は過ぎているだろうに、追いかけてきて色々話してくれる。
本当にありがたい。

畑田さんと話しているとベッドで横になっていた茂造さんがいきなり怒鳴った。

「おい!これイカンが!布団がぐしゃぐしゃやが!直してくれ!」

畑「うわ~ビックリした!そんな怒らんでええやん。ぐしゃぐしゃにしたのは自分やのになぁ」

と言ってわたしの方をチラッと見ながら笑った。
そして茂造さんの布団を直してあげてくれた。

畑「はい、これでええんな?」

「いかんが!足が冷たいやないか!」

畑「えっ?布団かけとるで?ちょっと待ってよ」

そう言って足元の布団をめくると片方のズボンが少しずり上がって向こう脛が出ていた。

畑「あぁこれな。はいはい」

ズボンの裾を引っ張って下ろした。

畑「これでええんな?」

「はい。ありがとうございます」

そうやってちゃんとお礼が言えるんなら、頼む時も怒らず普通に頼めばいいのに。
とは思うがこれはずっと以前からのことだ。
今更直らないだろう。
畑田さん初めここのスタッフさんはそれをちゃんと心得てくれている。
いちいち腹を立てずに上手にあしらってくれる。
茂造さんの取り扱いが上手いなぁと思う。
本当にありがたい。
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その後エレベーターに向かっているとデイルームで草野マネージャーに会った。
草野マネージャーがこの時間にいるのは珍しい。
しかも介護スタッフと同様に入居者さんのお世話をしている。
急に介護スタッフが休んだかなんかでピンチヒッターなのかな?
非常に珍しいことだ。
けど久しぶりにお会いできて良かった。

草野「綿子さんとっても喜んでましたよ」

初め何のことか分からなかった。
あっ、この間家に連れて帰った時のことか!
土曜日のことなのでまだ1週間も経ってないのに、今週は母の付き添いやらしたせいかすっかり忘れていた。

草野「なんべんもその時のことをおっしゃってましたよ。すっごく嬉しかったみたいです」

「そうですか。孫や妹さんとかも来てくれて賑やかだったんですよ~」

草野「またお願いします」

「はあ」

せっかくお会いできたのだが普段の様子を聞くことは出来なかった。
この時間スタッフさんの人数も少ないし、綿子さんに急ぐんやと言った手前、長話も出来ないから。
ちょっと残念。

その後、2階の茂造さんのもとへ。
茂造さんは食事を終えた後ですでにベッドに横になっていた。
タンスに着替えをしまっていると布団がぐしゃぐしゃなのに気付いた。
キレイにかけ直してあげると

「どうもありがとうございます」

絶対スタッフと間違えてるよね。
ま、それでいいし。
けどちゃんと丁寧にお礼を言うところが可愛いよね。
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昨日の続き

茂造家の玄関を開けみんなを招き入れた。
まだ出したままの雛人形はあるし、先日仏間の掃除をして引っ張り出した線香や古い仏具が乱雑に並んだままだ。
参ったなぁ。

「すいません、この間、そこの仏壇の横を掃除してたんですけど、どうやって処分したらいいのか分からない物がたくさん出てきまして、そこに置いたままになってるんです」

花「気にしないでね。連絡せずに来ちゃったからごめんなさいね。それよりずい分キレイになってますね」

花さんがこの家に来たのはフネさんの葬式以来だろう。
かつおさんとわたしが大掃除をする前の状態しか知らなかったはずだ。
その頃と比べればずい分スッキリしているはずだ。
そこは胸を張って言える。

「そうなんです。大分いろんな物を処分したんです。押入れの中は布団で埋まってたんですけど、古いし汚れも酷くて、それにもう使う事もないだろうから捨てたんですよ。軽トラで処分場へ運んだんですけど、何往復もしていたら処分場の人に「旅館でもしよったんな?」って尋ねられました(笑)」

 ※大掃除をした時の話はこちら
 
 
 
 
 
 
 

花「そうそう、以前は大勢がここに泊まってたからね。布団もたくさんあったでしょう」

娘①「わたしも子供の頃にここに泊まったよね。うわ~懐かしい~」

娘②「そうそう、全然変わってないよね。覚えてるわ」

娘③「この部屋だったよね」

みんな子どもの頃にここへ来て泊まった記憶が残っているようだ。
きっといい思い出なのだろう。

そして皆が交代で仏壇を参っている間にかつおさんに電話をかけた。

「もしもし」

「今、花さんと娘さんたちが来とんや。急いで帰ってきて」

「ええっ!!!いや、何も聞いて無いで?」

「アポなしで来たって言うとるわ」

「分かった。急いで帰るわ!」

しばらく仏壇のある座敷でおしゃべりしながらかつおさんの帰りを待った。
ちょうどいい機会だと思い花さんに尋ねてみた。

「おばさん、この間そこの仏壇の横を片付けてたら古い仏具が出てきたんですよ。もしかしてこの仏壇て一度買い替えてるんですかね?」

花「そうそう。お父さんが亡くなってその後お兄さんとお姉さんが新しくしてくれたのよ。以前はもっと小さくてかなり古かったから」

「やっぱりそうだったんですね」

花「たしかお姉さんの弟さんが紹介してくれたたところで買ったって言ってましたよ」

さすがこの家の娘だ。
よく知っている。

そんな話をしていたらかつおさんが帰って来た。
かなり飛ばしたようだ。
しばらくみんなで談笑し花さん達は帰って行った。

花さん達は今日こちらに着いたそうだ。
隣の町でホテルを取っているそうだ。
何時までこちらに滞在するのかは聞かなかった。
聞いてもどうしようも無いからだ。
実は明日から1泊2日で旅行に行くことになっていた。
そうじゃなければ一緒にいぶきの森へ面会に行くことだって提案できたのだが、タイミングが悪かった。
せっかく遠いところから来てくれたのに申し訳ない。
花さん出来れば次回からは連絡してから来てください。
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