かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:帰りたい病

11月14日 木曜日

今日も洗濯物の回収にいぶきの森へ。
今週もかつおさんは出張で不在だ。

今日は買い物に寄ったのでいぶきの森に着いたのはちょうど6時頃だった。
まずは2階の茂造さんのところへ。
茂造さんは食事を終えベッドで横になっていた。
隣のベッドはうまっていた。
とうとう入ったのね。
今日も茂造さんは大声でひたすら独り言を喋り続けていたが、隣の人は寝ていた。
ふぅ~良かった~。
耳が遠いようだ。

着替えをタンスに仕舞っていると嫌でも茂造さんのおしゃべりが耳に入る。

「いったいいつになるんかのぉ?勝手に行ってもええけどたいがい鍵がかかっとるやろのぉ。仕方ないのぉ」

どうも家に帰りたいが扉に鍵がかかっているので帰れないという事のようだ。
ちゃんと分かってるやん!
けどまたまた帰りたい病が復活してきているようだ。
いい加減、あきらめて欲しいものだ。
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引き続き5月22日のこと

そして今日もいぶきの森へ洗濯物を取りに行った。
今回は汚染物は無かった。
やったぜ!
そして近くを通りかかったスタッフさんをつかまえて尋ねた。

「茂造の家の者なのですが、先週、靴の交換をお願いしますっていう貼り紙があったので、一昨日の土曜に持ってきたのですが、それまで履いていた靴はどうなってますか?靴の交換は初めてなので流れが分からないんですが」

ス「2階のスタッフに聞いてきますのでお待ちください」

しばらく待っていると別のスタッフさんがやって来て、靴の入った袋を渡してくれた。
靴の交換は毎月10日ごろに行っているそうで、汚れた靴は洗濯物と一緒に箱に入れておいてくれるそうだ。
今回は手違いで入れ忘れていたようだ。
そして汚れた靴は家で洗って、また持って来てくださいとの事だった。
その時は洗濯を終えたきれいな衣類を入れる箱に入れておいてくださいとの事だった。
持ってくるのは10日頃じゃなくて洗え次第の方がいいそうだ。
もしトラブルで汚した時に替えがないと困るためとの事だった。。
了解です。
帰ったら早速洗わなくては。

そしてそのスタッフさんは「ところで」と続けた。

ス「茂造さんの家に帰りたい願望がとても強くて困ってるんです。一度、面会に来て、家族の方から家には帰れないと説明して、ここにいるよう説得してほしいのですが」

「相変わらずなんですね。どうもすみません。けれどもう2回は説得しに来たし、電話でも伝えたんですがね。でもあまり効果はないようで、主人が「家には帰れんぞ。ここに居らないかんのやで」って言うと茂造さんはすぐ「分かった」って言って終わるそうなんです。あっさり「分かった」って言うんですけど、そのすぐ後にはまた「家に帰る」と始まるそうで」

ス「そうなんですね」

そんな話をしているとちょうどマネージャーの畑田さんが通りかかった。
わたしの顔を覚えていたようで傍へ寄って来て「いつもありがとうございます」とおっしゃった。

「こちらこそ、お世話になります」

ス「いま、茂造さんに面会に来て説得してほしいとお願いしていたんです」

畑「そうなんですね。茂造さんは今も「家に帰りたい病」発症中なんですよ。そういえばお母様ももうじき退院されるそうですね。よかったら面会に来てもらえませんか?」

「母は土曜日に退院しました。「茂造さんに会いたかったら面会出来るで」って伝えたんですが「いや、ええ」って思いっ切り拒否られまして」

畑「あら、そうなんですか。まあ、ご家庭ごとに色々ありますもんね。そしたらまたご主人さんにでも面会に来ていただけないでしょうか?」
せっかくいなくなったのにねえ

「わたし達が面会に来たら一層帰りたい病が酷くなりませんかね?それが心配で面会をためらってたんです。それに面会時間は月曜と木曜の日中なのでなかなか来れなくて。仕事を休まないといけないのですが、主人は二人のために頻繁に休まなくてはならなかったので、有給がもうあまり無いんです。衣替えの時のように土曜日なら来れるんですが」

畑「土曜日なら私が対応できるので、来てもらえませんか?」

「えっ?いいんですか?」

畑「先日くらいの時間(午後1時)なら、少し残っていればいいだけですので」

「いや、土曜なら午前でも来れますよ。畑田さんはお昼までの勤務なんでしょ?そちらが構わないのなら土曜の午前中に主人と来ますがどうでしょうか?」

畑「そうしていただけたらありがたいです。では、いつお越し頂けますか?」

「早い方がいいですよね。そしたら今週の土曜日に来ます」

時間は10時45分に決まった。
説得は全く自信がないが親身に茂造さんのお世話をしてくれているスタッフさんからの頼みを無下にはできない。
とにかくチャレンジしてみなくては。


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引き続き5月13日のこと

そして慌ただしくかつおさんといぶきの森へ向かった。
翔ちゃんはその間に車の修理をしてくれるそうで、一緒に行かなかった。

いぶきの森へはなんとか1時5分前に着いた。
タンスが運ばれてくるのを待っていると、ちょうど畑田さん(茂造さんの担当マネージャー)が通りかかった。
私服に着替えていたので、退勤したところのようだ。
畑田さんはわたし達に気づくとそばに寄ってきて、茂造さんの様子を話してくれた。
茂造さんは今、絶賛『帰りたい病』を発症中で「家に帰るんや!なんで帰らせてくれんのや!」と怒鳴り散らしたり、かと思えば「これをしたら家に帰らせてくださいね」と穏やかに要求してくるそうだ。
それからおしっこはやっぱり自力で出ないそうで、管を入れたままにしているそうだ。

「勝手に除けたりしないですか?」

畑「それはないですね。少々引っ張っても抜けないような仕組みになってるんですって。無理に引っ張ると痛いそうですよ」

「うんこの袋は大丈夫ですか?」

畑「そちらは相変わらず勝手に除けています。なので数が足りなくなってしまって。この間は無理を言ってすいませんでした」

「とんでもない!こちらこそ申し訳ありません」

「このところ便汚染の洗濯物がなかったので落ち着いたのかと思ってました」

畑「いえいえ、勝手に除けるので凄いことになってます」

「申し訳ないです」

そして畑田さんは今後のことを相談していきたいと言った。
茂造さんのようにストーマを持つオストメイトで、その上おしっこの管理が必要な要介護者を受け入れてくれる施設はあまりないそうだ。
特に医療行為を行えるところはかなり少ないのだとか。
そして特養に入るには、今の介護度が②なので変更申請をして③にあげる必要があるが、茂造さんは自分で歩くことが出来るので③が認められるかは、微妙なところなのだそうだ。
畑田さんは茂造さんにとってベストな方向を各所に相談しながら探していきたいと思いますと言ってくれた。
本当にありがたいことだ。
お前の席ねえから!

そしてタンスが運ばれてきたので畑田さんと別れ、衣替えを行った。
てっきりタンスと言っても衣装ケースに毛が生えたような物かと思っていたが、なかなかしっかりした棚だった。
下にキャスターが付いているのでエレベーターに乗せ1階に運んでこれるようだ。

秋・冬の衣類をどんどん取り出し、除菌シートで棚を拭き、春・夏物を入れていく。
収納力はたっぷりだ。
入所した当初、着替えを多めに用意してほしいと言われたので、大量に持って来ていた。
ズボンやズボン下や靴下はそれぞれ10は用意した。
それら全てタンスに収まっていた。
けれど水筒やコップは持ってきた時のまま、ナイロン袋に入ったままで、使った形跡がなかった。
とりあえず入れ替えが終わったので近くにいたスタッフさんに声をかけた。
水筒やコップは必要ないそうだ。
持ち物リストには載っていたから用意したのだが要らないのなら持って帰ろう。
リストが古いのだろう。

ところでこのスタッフさん、先日、茂造さんのおしっこのことで話しかけてきた方だった。
看護師の資格を持つ方のようだ。
今日も茂造さんのおしっこについての話をしてくれた。
「いつもありがとうございます。父が無理ばっかり言ってるようですいません」
と伝えると、驚く返事が返ってきた。

ス「茂造さんはここのアイドルなんですよ」

ええっ!耳を疑った。

ス「たまに難しい時がありますが、普段は温厚で可愛らしいんですよ。なのでみんなのアイドルなんですよ」

たしかに憎めない、お茶目で可愛いところはあるが、それを帳消しにするぐらいのことをやらかすじゃないか。
でもそう言っていただけて本当にありがたい。
これからも茂造さんをどうかよろしくお願いします。



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