かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:後悔

昨日の続き

その後、2階の茂造さんのところへ。
今日はゆうくんのアルバムを用意してきた。
喜んでくれるかな?

再度用意したアルバムは、今までの小さいサイズではなく、見開きに4枚の写真が入る大きさのものにして、アルバムを収納するポーチを付けることにした。
ポーチに入れておけば尿汚染の被害は回避できるのではと考えたのだ。
これで上手くいけばいいのだけど。

 ※以前のアルバムについての話はこちら
 

デイルームの茂造さんを連れて部屋へ移動し、まずはおやつを食べさせた。
ガツガツ食べるのであっという間に食べ終わる。
そしてアルバムを渡した。

好「茂造さん、はい、これどうぞ」

茂「ん?食べるもんか?」

好「違う、違う、ゆうくんの写真や」

茂「見た」

好「いやいや、今持って来たばっかりや」

茂「食べもんないんか?ならわし寝るわ」

好「そうな。そしたらここに置いとくからまた見てな」

茂「ええわ、持って帰れ」

好「そう言わんと、置いとくからな」

とりあえずタンスの棚に置いて帰ることにしたのだった。

まいったなぁ。
食べ物にしか興味が無いようだ。
以前は嬉しそうにいつも持ち歩いていたのに。
写真に興味を失ってる。
もっと早く持って来るべきだった。
後悔…。
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10月11日 土曜日

日曜から出張中で不在のかつおさん。
この3連休もずっと出張先で仕事だそうだ。
なのでこの週末も不在。
という訳でまたもハルちゃんにヘルプを頼み、面会に同行してもらった。

まずは綿子さんから。
入浴日なので1階のロビーで面会だ。
ハルちゃんとゆうくんがいるのを見つけ「来てくれたんか~」ととても喜んだ。

綿子さんは今日もシルバーカーを押して一人で歩いていた。
いつもと変わらないように見える。
けどやはり夜間に一人でトイレには行かせられないんだろうと思う。
この事とかスタッフさんに色々聞きたいことはあったが、入浴日で忙しそうで話しかけづらい。
今度にしよう。

今日のおやつは綿子さんの大好物の柿だ。

綿「うわ~、私柿大好きなんや~」

知っとるって!
だから持って来たんやん。
綿子さんが柿を食べているそばでゆうくんにはボーロを。
一個づつ摘まんで上手に口に運べるようになったゆうくんを見て驚いていた。
子供の成長は速いよね。

今日は柿のほかにヨーチも持って来ていた。
2つほど手に渡すと「これも食べてええん?」と言う。
「どうぞ、どうぞ。」
一度に全部出すと残しとくと言い出すのが目に見えているからこうやって小出しにしているのだ。
ホントめんどくさい。
綿子さんは嬉しそうに食べた。
「美味しいわ~」
ぺろりと食べてしまった。
「もっといる?」
「まだあるん?かまんの?」
また2つ手に乗せた。
すると綿子さんは食べようとしない。
​​
好
「あら食べんの?」

​​綿「もったいないが~。また後で食べたいわ」

うわっ!また始まった。
止めときゃ良かった。
後悔先に立たず。
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8月2日 土曜日

この週末はかつおさんが出張中で不在のためハルちゃんに面会の同行ヘルプを頼んでいたのだが、体調を崩してダウンしてしまった。
なのでゆうくんをお借りして二人で面会に行ってきた。

ゆうくんを連れて行くと茂造さんも綿子さんもとても喜ぶし、話題に困らずに済む。
ほんとありがたい存在だ。
けれど一人でゆうくんを抱き、着替えやおやつなどかなりな量の荷物を持って行くのは何気に大変だ。
特に茂造さんの1週間分の牛乳が重いのよね。
けれどそんな事は言ってられない。
一人で訪問するよりはるかに楽だ(笑)

まずは綿子さんから。
いぶきの森には1時過ぎに着いたのでまだ入浴前だった。
スタッフさんに声をかけ、4階の綿子さんの部屋へ。
今日の花は実家の庭から採ってきたコエビソウだ。
その名のとおりなんかエビっぽい(笑)
先週持って来た青もみじも元気だったので一緒に活けた。

そして今日のおやつはグリコのBIGプッチンプリン。
今日は一人で大変なのが目に見えていたので半分置いとくバトルを回避するためにこれを選んだのだ。
がしかし、綿子さんは「これ多いから半分置いといて晩に食べるわ」と言い出した。
マジかー!勘弁してくれー!
BIGにするんじゃなかった。
せっかく美味しく食べられるようにしっかり冷やして保冷材の入った保冷バッグに入れてきたのに。
部屋に置いといたらぬるくなるじゃん。
それに1階に降りている間は部屋のエアコンはOFF。
(今は勝手につけてるけど)
暑い部屋に置いとくのは危険だ。

好「全部食べられんのやったら残して。持って帰って捨てるから」

で、結局完食したのだった。
やれやれ。

ゆうくんには「1才からのかっぱえびせん」を用意して来ていた。
それを渡すとえびせんの袋を持ったまま綿子さんの周りをウロウロと動き回る。
そしてちょーご機嫌でとびっきりの笑顔を綿子さんに向ける。
綿子さんはメロメロだ。

綿「私の年金少ないからあまり残ってないかもしれんけど、それでこの子に何か買うてやって」

好「分かった。かつおさんに言うとくわ」

あげたがりスイッチが入ってしまったようだ(笑)
やるねぇゆうくん。

そんなこんなで何とか綿子さんの面会は無事終了。
疲れたー。
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大掃除の続きの前にちょっとフネさんの晩年のことを。

フネさんは晩年、徐々に足腰が弱っていった。
一度家の中で転んでからは這って移動するようになり、そのうちほぼ寝たきりに、そして寝たきりになった。
お風呂はデイサービスに行って入っていた。
トイレは部屋にポータブルトイレを置くようにしていたが、それも徐々に使えなくなりオムツ生活となった。
そのお世話は綿子さんがほぼ一人で行っていた。
わたしやかつおさんは仕事や子育てに忙しくほとんど手伝うことはなかった。
茂造さんも全く手伝ってなかったと思う。
それに茂造さんの兄弟も全く手伝うことはなく、フネさんの娘の梅ちゃんも時々フネさんに会いに来たのだが、オムツを替える訳でもなく「姉さん、ありがとうな」と礼を述べるのみだった。
しかも「ばあちゃんを施設に入れるんだけは止めてな」と毎回言っていた。
口を出すなら手も出せよ!と思うのだが綿子さんは何も言わなかった。

一度梅ちゃんにフネさんを預けたことがある。
フネさんがまだ自分でトイレに行って用を足せていた時の事。
農繁期は忙しいので5日ほどショートステイに預けていた。
けれど結構お金がかかる。
そこで梅ちゃんちでフネさんの面倒をみてもらったのだ。
久しぶりに親子で過ごせていいだろうと思ったが、なかなか大変だったようだ。
二度と預かってくれなかった。
そりゃ歪む

そんなことがあったので綿子さんも梅ちゃんには何の期待もしなかったようだ。
そしてこの頃から綿子さんの性格と言うか顔つきと言うかなんと言ったらいいのか雰囲気が変わっていった。
しょっちゅう、うちに来てフネさんの悪口や茂造さんの悪口を言うようになった。
わたしやかつおさんがいないと孫の翔ちゃんやハルちゃんを相手にグチを垂れ流していた。
「こうすればいいんじゃない?」とか「これを使ってみれば?」と少しでも楽になりそうな提案をしてもなんだかんだ言って自分のやり方を変えない。
「そんなに大変なら施設にお願いしたらどう?」と言っても「お金がようけ要るが」と言って却下された。

わたし達もだんだん足が遠のいてしまった。
フネさんの様子を見に行きたいが綿子さんがいい顔をしないので行きづらくなった。
普段の生活と違うことがあるとペースが乱れ、介護する人はかえって大変になる事は実家の両親を見ていて知っていた(昔、介護保険も無かったころ、家で寝たきりの祖母の介護をしていた)のでどうしても遠慮してしまった。
なので今でもこのことは少し後悔している。
綿子さんに遠慮したためフネさんは寂しい最後だったんじゃないだろうか?
もっともっと顔を見に行けばよかった。
そしてもっと二人の間を取り持つことはできなかったのか?
今更後悔しても遅いが悔いが残っている。
だからこそ茂&綿の介護は悔いが残らないよう、できることはやっていきたいと思う。


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