かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:怖い

このところ体調が悪い中でブログを書いていたからか、一つとても驚いた出来事を書くのを忘れていました。
12月27日土曜日の綿子さんが退院した日の事です。
いぶきの森に戻りいろいろあってやっと落ち着いたころ、スタッフさんから茂造さんのことについて聞かされたのです。

ス「そうそう、茂造さんのことはお聞きになりましたか?」

「は?何のことでしょう?」

ス「お聞きになってないんですね。実はこの間、夜中に他の人の部屋に入って、そこで寝ていた人に向かって「お前か!腹切るんは!」って言ったんですって」

「ええっ!腹切るって⁉それは言われた人はさぞ怖かったでしょうね」

ス「夜勤のスタッフが急いで駆けつけて部屋に連れ戻したんだそうです」

「それは申し訳ありませんでした」

ひえ~~!
夜中に何をやってるんだ。
寝ボケていたのだろうか?
それにしてもどんな夢を見てたんだろう?
しかし寝ていたらいきなり「お前か!腹切るんは!」って話しかけられて目覚めるってむっちゃ怖いじゃないか!
相手の方には本当に申し訳ない。

スタッフさんの話している様子からは困っているというよりは面白がっているといった感じだったのでまだ良かった。
かつおさんも「切腹か(笑)」と面白がっていた。
笑い話で済んでいるうちはいいけど、ちょっと心配。
こんなことは二度と起きないで欲しい。
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昨日の続き

このところ歩くのが上手になったゆうくんはいろんなものに興味を持ち、今日もロビーをウロウロと歩き回った。
それを見て綿子さんが「かつおや典夫の小さい時のことを思い出すわ~」と言い出した。

綿「2階で二人を子守りしよった時に・・・」

2階?
綿子さんちって平屋やん。
それにかつおさんと典さんは10歳差。
一緒に子守りをする事なんてなかっただろうに。
なんかへん?

綿「かつおが「今から出張に行ってきます」って部屋を出て下に降りて行っとったのを思い出すわ~」

ちょと待て!
それって翔ちゃんのことじゃん。

翔ちゃんとハルちゃんが小さい頃、わたしは月に1週間だけ仕事をしていた。
その1週間は綿子さんに子守りを頼んでいて、うちに来てもらっていた。
うちに来てもらう方が子供仕様になっていて安心、安全だったから。
で、主に2階の子供部屋で過ごしていたはずだ。
その頃からかつおさんはよく出張に行っていて、翔ちゃんがかつおさんを真似て「出張に行ってきます!」と言っていたのだ。
綿子さんもよく「翔ちゃんがかつおの真似するんや~」と言っていたではないか。
なのに記憶がすり替わってしまってるじゃん。
翔ちゃんとハルちゃんのことがかつおさんと典さんになっている。

「それ翔ちゃんやん。翔ちゃんが小さい時によく言うとったやん」

綿「へっ?」

「それに2階で子守りしとったんはうちの2階やろ。翔ちゃんとハルちゃんやろ」

綿「えっ?そうかのぉ?そうやったんかいな?」

しばらく考え込んでから「ああ、そうや」と言ったのだった。

わたしは少し怖くなった。
茂造さんをみていて思ったのだが、古い昔のことって結構ちゃんと覚えているものだと思っていた。
が、綿子さんは昔のことも混乱して記憶がすり替わっているじゃないか。
短期記憶もヤバいのに。
痴呆の進行を止めることは出来ないのかな?
悲しいなぁ。
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昨日の続き

とりあえず403号室に行ってみた。
403号室はエレベーターとデイルームの間にある部屋だった。
えっ⁉
じゃあ今度から洗濯物を取りに来てもデイルームを抜けなくても済むじゃん!
綿子さんに気づかれずに済む。
ラッキー!!

で、この部屋、4人部屋だった。
今まで2人部屋ばかりだったので4人部屋は初めてだ。
ネームプレートを確認したら綿子さんは入り口を入って左側の手前側だった。
せっかく窓側になって景色がよく見えると喜んでいたのに、また廊下側に逆戻りか。
ま、仕方ないよね。

4人部屋だし、もうすぐ就寝時間だからか、仕切りのカーテンがキッチリ閉められていてどんな人がいるのか全く分からない。
綿子さんの様子も分からなかった。
幸いタンスはカーテンの外なので先に着替えをしまってから声をかけようと思い、パパっと手早くタンスにしまっていった。
さすがに薄いカーテン1枚越しなので気付くだろう。
カーテンの中ではガサゴソ音がしていた。
まだ起きているのは間違いなさそうだ。
いくらそっと動いても誰かがタンスを開けていることには気付くだろう。
けれど声をかけられたり、カーテンを開けられることもなく…。
あれ?
イヤホンしてるから気が付かないのかな?
とりあえず用が終わったのでそっとカーテンをめくってみた。
綿子さんはテレビを付けたまま眠っていた。
でもガサゴソ音は続いている。
なんだ?
どこから?
よく観察して見ると音は足元からだった。
横を向いて眠っていたのだが左足がずっと動いていた。
それで布団とこすれてガサゴソと音がなっていたのだった。
これには驚いた。
寝ていてもずっと足が動いているとは!
なんだか恐ろしい。
そっとカーテンを閉めた。

やっぱり一人暮らしは無理でしょ。
どうか要介護が付きますように!
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6月22日 日曜日

今日はかつおさんとハルちゃんとゆうくんと一緒に4人で面会に行った。
いぶきの森に着いたのはちょうど1時前だった。
まずは4階の綿子さんのもとへ。

綿子さんは部屋でNHKの『のど自慢』を見ていた。
デイルームにも大きなテレビがあるのだが、そこも『のど自慢』がかかっていた。
この番組、やはり高齢者には人気なのね。
綿子さんはデイルームだと集中できないから部屋で一人で見る方がいいのかな?

『のど自慢』って1時までかと思ったら1時5分までなのね。
見たこと無いから知らなかった。
あと5分遅く来ればよかった。
ごめんね。

綿子さんはゆうくんを見て喜んだ。
今日のゆうくんは元気一杯、あちこちに興味を示し動き回る。
それを眺めながら

綿「私も早よ家に帰って一緒に暮らしたいわ」

はぁ?一緒に暮らす?
何を言い出すのかと思ったら。
いやいや、もともと一緒になんか暮らしてないやん。
それにハルちゃんとゆうくんは別の所帯やし。
なんで一緒に暮らすって考えが出てくるの?
怖い怖い!
そんな幻想を抱いて茂造さんのように「家に帰りたい病」になったらどうしよう。
むっちゃ不安になるじゃないか。
こんな怖いセリフは聞き流すに限る。
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昨日の続き

綿「そうや、かつお、正月は何日か家に帰れるんかのぉ?」

かつおさんがどう答えたらええやろというような顔でわたしの方を見る。
そんなことまだ何も打ち合わせして無いやん。
とりあえず今日のところは上手くかわしとけよ!
と思うが、仕方ない。

「まだ先やから何も決めてないんや」

綿「姉さんの仏壇を参りに行きたいんや」

それだってかっちゃんにアポを取らないと。
米さんちは誰も住んでいないんだから。

「おう、考えとくわ」

お正月に家に連れて帰るとしてもいつにするかとか、二人一緒でもいいかとか、外泊させるのかとか打ち合わせしとかないと。
連れて帰って家に送り届けて、はいどうぞご自由にとはいかないんだから。
その日はわたしたちの休日がつぶれることになるんだら。
後、食べ物の手配とか親せきに連絡とか色々考えないといけないことが多いのでもうちょっと際になるまで待ってほしい。
先に言われると憂鬱でしかない。
プレッシャーをかけないでよ。

話題を変えよう。

「そうや、隣の人、部屋変わったんやな。綿子さん一人部屋やん。良かったなぁ」

綿「そうなんや。他の部屋に変わってな。一人やから夜、怖いんや」

はあ?
同じ部屋には誰もいなくてもすぐ隣や向かいの部屋に人はいるし、スタッフさんもいるのに。
何が怖いんだか。
相性が悪くて口もきかないような人でもいた方がいいのか?
マジか?
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