かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:想定外

昨日の続き

そしてみどり整形へ行った。
受付で入院費の支払い&洗濯物の回収に来たことを伝え、少し待っていると看護師さんがやってきた。

「綿子さんの娘さんですか?」

「いえ、違います」

「そしたらお嫁さんですか?」

「はい、そうです」

「ご主人は出張中なんですよね?いつ戻られますか?」

「はい、え~と~」

看護師さんが出てくるなんて思っても無かったし、かつおさんの出張のスケジュールを尋ねられるとは想定外だ。
どう答えたらいいんだ?
思わぬことにフリーズしていると看護師さんはこちらの返事を聞かずに喋り続けた。

「綿子さんがここ2、3日、毎日公衆電話の前に立ってるんです。で、「何しよん?」って聞いたら「もう帰ろうかと思うて、息子に迎えに来てくれって電話しようかと...」って言うんです」

「いや、でも電話はかかってきたことないですよ。電話がかかってくるときはいつも看護師さん経由でばっかりですよ?」

「ですよね」

「以前、入院していた時は、しょっちゅう本人から電話がかかってきたんですが、今回は一度もないんです。電話のかけ方が分からんようになったんですかね?」

「毎日、公衆電話の前に立ってるから「電話かけてあげようか?」って声かけたんですけど、「自分でかけるからええ」って断られたんです」

「はあ」

「本人はもう帰りたいみたいなので、ご主人に一度会いに来てもらいたいんですけど、今、いらっしゃらないんですよね」

「そうなんです。けれど主人からは昨日「看護師さん経由で電話があって綿子さんに「帰りたい」って言われたけど、出張中やから無理やって話をした」って聞いてますが、今日も電話の前に立ってたんですか?」

「今日も電話の前にいましたよ」

一体どうなってるんだろう?
昨日、話はついたんじゃなかったのか?

「とにかく、ご主人が出張から戻られたら、一度会いに来て欲しいと伝えてください」

「分かりました」

よく分からないが綿子さんは帰りたくてたまらなくなっているのだろう。
昨日、しばらくは迎えに行けないと話をしたはずなのに、今日も電話をしようとしていたなんて。
痴呆が進んでいるのだろうか?
退院後が思いやられる。
末期か?

その後支払いを済ませ、病院を後にした。
そうそう、今回はちゃんとテレビ代の請求があった。
半月で4,950円。
少々高い気もするがテレビは必需品だ。
これで少しは気が紛れてくれればと思う。



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昨日の続き

そしていよいよCT検査へ。
かつおさんには一抹の不安があったそうだ。
かつおさんも以前CT検査を受けたことがあるので要領はなんとなく分かっていた。
たしか動かないでじっとしておかないといけなかったはず。
茂造さんが言う事を聞いてじっとしていられるだろうか?
まあ無理だわな…

病院に着き、検査室へと案内された。
が、かつおさんは部屋の中へは入れない。
心配しながら廊下で待っていると、中から「じっとしてくださいね。動かないで!」と言っているのが何度も聞こえてきたそうだ。
申し訳ない気持ちになったそうだ。

そして何とか検査は終わった。
その結果を持って、再び佐藤病院へ向かった。
CT検査の結果、脳に異常は見られなかったし、躯幹にも異常は見られなかったそうだ。
しかし左目の奥の骨に骨折の跡があったそうだ。
ずいぶん前に転んで目の辺りを腫らしていたことがあったっけ。
たぶんその時、骨折していたのだろう。
あまり痛みを訴えないので放置してしまった。
やはり老人になると痛みにも鈍感になるのだろうか?
やはりケガをした時はとりあえず受診する方がいいようだ。
そしてこの骨折は、もうくっついているので何もしなくていいそうだ、

CT検査の結果に異常は無かったが、他の検査の結果は思った以上に悪かった。
貧血がかなりひどいのと肺炎の一歩手前なんだそうだ。
ええっ⁉
咳もしていなかったし熱も無いので全く想定外だった。
先生は「とにかく点滴をしましょう」とおっしゃった。
そして「これはショートステイにでも入った方がいいですね」と言った。
かつおさんは「ちょうど昨日、そちらのいぶきの森に入所の申し込みをしたところなんです」と告げた。
すると先生は「それなら明日からいぶきの森で3日間過ごしてもらいましょう。担当は誰かな?要介護は何でしたっけ?」と言い出した。
「要介護は②です。担当のケアマネは川上さんです」
すぐにいぶきの森のマネージャーがやってきた。
マネージャーもその後に来た川上さんも急なことに目を丸くしていた。
そんな急に部屋が用意できるのか?
でも『鶴の一声』の効果は絶大で、明日から3日間、いぶきの森でショートステイすることが決まった。
そこで毎日点滴をして、様子を観察してくれるそうだ。
3日後、まだ様子がおかしかったら、またその時に考えるそうだ。

そしてとりあえず今日も点滴をして帰ってくださいと言われ、点滴室に案内された。
点滴を始めると茂造さんが「痛いのぉ」と言い出した。
かつおさんは「そら、注射やから痛いのは当たり前や。ちょっと我慢せぇ」とたしなめたそうだ。
30分ほど経ち、様子を見に来た看護師さんが「あら、漏れとるわ。痛かったやろ。ごめんな」と針を抜いたそうだ。
「じいさん、ごめん」かつおさんも謝るしかなかったそうだ。
そして点滴の後、いぶきの森のロビーで準備物の説明等を受けてやっと家に戻れたそうだ。

それにしても佐藤病院で茂造さんは思っていたより有名人だったそうだ。
みんな茂造さんのことを覚えていた。
昨年はほとんど佐藤病院へ行くことは無かったが、一昨年は綿子さんが入院していたし、デイにもまだ通っていなかったので、暇な茂造さんは毎日のように佐藤病院に通っていたのだ。
毎日、自転車で真っ赤な顔をして通ってくる、しかも真夏だというのにダウンジャケットを着ているおかしな高齢者のインパクトは大きかったようだ。
みんなが声をかけてくれたそうだ。
そしてケアマネの川上さんが「茂造さん久しぶりやなぁ。どんなんな?」と声をかけてくれると「どこも悪いとこは無い!」と胸を張っていたそうだ。
おいおい、肺炎一歩手前やって言われたとこやないかい!

それにしてもホント急展開が多すぎてクラクラする。
でもとりあえず明日と明後日はゆっくりできそうだ。


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今週、かつおさんが出張に行ってからというもの毎日茂造家に行っている。
明日はゴミの日だから朝、顔を出してゴミを回収しょう。
ということで今日は家でのんびりしようと思っていた。

が、家に戻ると庭に綿子さんが立っていた。
周りはもう真っ暗だし、今日はとても寒い。
急いで車を止めて

「綿子さん、どしたん?大丈夫?」

と聞いた。

綿「好子さんの帰りを待っとったんや」

「どして?」

綿「またコンロが動かんようになったきん見て欲しいんや」

「分かった。すぐ行くから家で待っとって」

とりあえず荷物を家に放り込み綿子さんちに向かった。

綿「これ火が付かんのや。やり方これで合っとるか見よって」

と言って操作を始めた。

やり方は合っていた。
なんで点かないんだ?
よく見るとチャイルドロックがかかっていた。
逆にどうやった?

そりゃ点かんわ。
けどこれの説明をしたところで理解できないできないだろう。
かえって混乱するかもだ。

チャイルドロックを外し、もう大丈夫やで、使えるようになったでとごまかした。

綿「もう一遍やってみるきん見よって」

はいはい

今度はちゃんと点いた。
綿子さんはあれ~?と不思議そうにしていたが、とりあえず使えるようになったのでほっとしていた。

やれやれ

ホント小さな子供と一緒で何をしでかすか分からない。
まさかチャイルドロックをかけるとは。
想定外だ。

それにしてもこのIHは使っているうちに使いづらさが色々分かってきた。
高齢者向きではなかった。
もっと研究してから買えばよかった...


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