かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:手すり

昨日の続き

ベッドの位置を替えたと伝えに来てくれたスタッフさんから「ちょっといいですか?」と尋ねられた。

「はい。なんでしょう?」

ス「綿子さんなんですけど、今の状態に慣れてきたみたいなんです。それで今はベッドの横にセンサーマットを敷いてるんですけど、除けさせてもらおうかと思いまして。見られたり手を出されるのを嫌がるんですよ」

そうだよね。
元々そういう性分だよね。
ちょっと元気になるとやっぱりそうなるよね。

スタッフさんの説明によると、センサーマットが鳴って急いで駆けつけても「一人で大丈夫や」と不機嫌になるそうだ。

先日からベッドの脇にはしっかりした手すりを設置してくれていて、ベッドへの乗り降りもしやすいようにしてくれている。
センサーマットを除けてもいいんじゃないだろうか。

「いいですよ。除けてください。本人が嫌がるんでしょ。分かります。もしこれで転んでも自業自得と言う事でいいんじゃないかな」

ス「じゃあ除けさせてもらいますね。とにかく手を出されるのが嫌みたいで、就寝前に見回りに来ても部屋のドアが開く音が聞こえたら、シャッとカーテンを閉めちゃうんですよ~」

うわ~目に浮かぶわ~。
これは性格なのでどうしようもないよね。
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そして2階へ

茂造さんはデイルームにいた。
いつものテーブルで一人だが、向きが変わってデイルームの皆がいる方を向いて座っていた。
ちょっとボッチ感が薄くなってる。
この間、わたしが畑田さんに言ったからかな?
多分そうだろう。
こうやってすぐ対応してくれるところが素晴らしいよね。

「茂造さん、こんにちは!」

「・・・・」

誰か分かっていない。
考えているがやはり分からない。

「ゆうきも来たよ」

「おっ!ゆうくんか~」

ゆうくんだけは分かるのよね。

「茂造さん、部屋に行こう」

「部屋か?よっしゃ」

立ち上がって部屋に向かう。
が、足取りはバッチリとは言い難い。
けど自らちゃんと手すりを持って自分のペースで歩くので転ぶことはないように思える。
この注意力が綿子さんにもあればいいのに。

部屋に着き、さっそく北海道チーズ蒸しケーキを渡した。

「歯がないが~」

あちゃ~うっかり。
ハルちゃんが急いで入れ歯を貰いに行ってくれた。
入れ歯を入れると美味しそうに蒸しケーキを食べ、柿も全部平らげ「あ~美味かった」とにっこり。
食べ始めてから食べ終わるまで、ものの数分だ。
気持ちのいい食べっぷりだ。
綿子さんもこのくらいあっさり美味しく食べてくれたらいいのにとつい思ってしまう。
しかし茂造さんはこの後が問題だ。
入れ歯を外して舐め回す。
ゆうくんには見せられない姿だ。
教育上悪いもの。


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綿子さんはたい焼きを食べ終え甘酒を飲み干すとまた正月の事を言い出した。

綿「かつお、正月は家に帰れるんやろが。姉さんの仏さん参りにも行きたいし、私、何日か泊まろうと思うんや」

「泊る?それはムリや!」

綿「そんな事ないわ。大丈夫や」

大丈夫な訳ないじゃないか。
そんなこと我々のサポートなしじゃ絶対無理じゃん!
3食の食べる事だって綿子さん一人ではどうにもならないじゃないか。
自分でタクシーを呼んで買い物に行くならいいがそんなこと絶対しないではないか。
それに今、綿子さんの家は住んでいた頃のように手すりがある訳ではない。
あれは介護保険を使ってレンタルしていたので入所したため返却しなくてはならなかった。
なのでトイレにも手すりはもうない。
段差だらけの家で危険がいっぱいだ。
なので家に連れて帰ったら目を離せないのだ。
泊りとなったら誰かあの家に一緒に泊まらないといけないじゃないか。
典さんが帰省して泊ってくれるならいいがまだ典さんの予定も分からない。
かつおさんは絶対嫌だと拒否っているので泊りはなしだ。
ほんと簡単に大丈夫と言わないでほしい。
お正月は家に連れて帰ってあげたいとは思うが泊りは絶対無理です!
勘弁してください。
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ひき続き13日のこと

梅ちゃんご夫婦と話に花を咲かせていると、手すりのレンタル業者が回収にやって来た。
実はレンタルしている手すりは返却しなければならないのだ。
介護保険を利用して自己負担1割の利用料で使っていたのだが、これは居宅で介護を必要とする人のためのサービスなので、要介護者が入所したら介護保険が使えないそうだ。
今までは玄関先の段があるところ、勝手口の上り口、リビングのの上り口、綿子さんのベッドの横、それとトイレで計5台を借りていたのだが、月々の使用料は1000円ちょっとだった。
介護保険が使えないと1万円以上するという事だ。
本当に介護保険ってありがたい。

綿子さんが1月に入所した時、ケアマネの川上さんから「お二人とも入所したのでレンタルの手すりは返却しなければいけません。じきにレンタル業者からから連絡が入ると思います」と聞いていた。
しかし待てど暮らせど業者から連絡は無かった。
これらの手すりはわたし達にとっても結構便利だったので、こちらからわざわざ連絡を取ることは無く放置していた。
が、とうとう先日13日の土曜日に回収に行きますと連絡が入ったのだった。

回収にやって来たのはわりと若い男性一人だった。
えっ?一人だけ?
というのもレンタルしていた手すりは据え置き型の物がほとんどで、柱や壁にビスで固定するようなものではなかった。
据え置き型の手すりはそこに全体重がかかっても倒れないようにかなり重い台座が付いていた。
これらを一人で運ぶのか?
業者さんはなるべく分解して運びやすくはしていたが、台座は分解できない。
なかなか大変そうだった。
手伝ってあげたいがこちらも来客中(梅ちゃんご夫婦)なので無理だ。
業者さんは黙々と作業をしていたが結構時間がかかっていた。

11時半を過ぎ、梅ちゃんご夫婦が帰り支度を始めた。
まだ作業は終わってなかったが、来た時にはあった手すりが外されていて、リビングから靴をはいて土間に降りるのにちょっと困った。
IMG_4794
やっぱりここに手すりがあった方がいいよね。
棒が一本、あるのとないのでは大きく違う。
業者さんもあと30分遅く来てくれていたらちょうどよかったんだけどなぁ。

それにしても困ったなぁ。
ここになにか代わりになるものを設置しないと茂&綿が一時帰宅した時に困るよな。
梅ちゃんの様子を見てつくづく実感した。
業者さんに「これ、買い取るとしたら結構するの?」と尋ねてみたら「そうですね~」といった返事で、「いくらです」といった回答ではなかった。
どうも中古品を販売するといったことはしていないようだ。
こんな事ならレンタルせずに住宅改修工事をした方が良かったんじゃないだろうか?
枠は余っていたのに。
けど今更言っても遅い。
いぶきの森の外出許可が出るまでになんとかしなくては。

↓レンタルしていたものたち
IMG_4532
IMG_8826
※この手すりが一番重い!




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昨日の続き

梅ちゃんが御手洗いから戻って来た。
「ここの家は手すりがいっぱいあってええわあ」と言った。

茂造家には手すりをかなり設置している。
部屋の入り口に段差がある所やトイレやお風呂、それから勝手口の上り口にもある。
介護保険の住宅改修を利用して設置したものと、レンタルで借りているものとがある。
(レンタルについてはちょうど明日の記事で書こううと思っているのでそちらをご覧ください)
介護保険を使って手すりを設置したり、段差解消工事をすると20万円まで補助が受けられる。
1割は自己負担となる。
手すりを設置する程度なら20万あればかなり設置できる。
二人合わせれば40万の枠があるから色々出来る。
なのでここぞとばかりに梅ちゃんとおじさんにおすすめした。
「手すりがあったら便利やし安心やで」
「介護保険を使ったら20万円分の工事が自己負担1割やから2万円で出来るんやで」
「要介護でなくて要支援でも住宅改修は使えるんやで」
「そのためにはまずは介護認定を受けてケアマネに相談するのがええで」
かつおさんと二人でむっちゃプッシュした。

やはり介護認定を受けることにハードルがある。
たいていの人は「まだそこまでではないし」と言って認定を受けようとしない。
けれど急に介護が必要になった時、急ぐ間に合わない。
以前実家の父も急に背中が痛いと言い出し、整形外科を受診したら骨折が見つかったことがあった。
特にぶつけた覚えもなく、なぜ折れたのかは不明だったのだが、とにかく歩くのもままならず、しばらく自宅のベッドでほとんど寝たままの生活をしていた。
寝室からトイレまでが遠いので急きょポータブルトイレを買ったのだった。
これも介護認定を受けていたら安く買えていたし、レンタルする方法だってあったのに。
やはりある程度の年齢になったら、または足腰に不安が出てきたら、とりあえず介護認定を受けておくといいと思う。
「介護保険を使ったら安く手すりがつけられるから」というのは介護認定を受けさせる絶好の理由だ。
そしてケアマネジャーとつながっておくと色々なサポートが入りやすくなるだろう。
今はおじさんがしっかりしているからいいが、一人で介護は大変だし、サポートを受けられる状況を作っておくほうがいいだろう。
是非とも介護認定を受けて欲しいものだ。
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