かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:手すり

会食の後、近くの庭園へ。
その前にトイレに行っとこう。
このお店、車いすOKなだけあってちゃんと多目的トイレがあった。
車いすのまま中に入り、便座に移動する。
少し介助するだけで大丈夫だ。
それはしっかりした手すりのおかげだ。
手が届くところに手すりがあると立つのも向きを変えるのも楽そうだ。
車の乗り降り時とは全然違う。

綿子さんちのトイレの手すりは介護保険を使ってレンタルしていたものなので、いぶきの森に入所したため返却しなければならなかった。
なので今、手すりは無い。
自腹で設置しようか?
でもまずはある程度歩けるようになってからかな?
そしてやはり車いすだとかなり広いトイレでないと無理だと悟った。
なんかいろいろ勉強になりました。

それから庭園へ。
この庭園も車いすOKなところだ。
一か所だけ急こう配の太鼓橋があるのでそこまで行ったら引き返すのがセオリーらしい。
だけど今日は男手が4つもあるので車いすごと担いで通った。
本当は良くないんだけどね。
綿子さんは感激の嵐。
そりゃあずっと施設の中だったし、たまに外に出ても施設の周りだけだったものね。
ここは緑に囲まれ気持ちいい。
緑や花を眺めながら回るだけでなく、池の鯉に餌やりもした。
エサを買って池の端に近づくと鯉が寄ってくる。
エサを撒くともの凄い勢いで食いつく鯉たちにビックリ!
暫くするとどこからか鴨がやって来て鯉の餌を奪って食べた。
すばしっこくて鯉より先に食べてしまうのだ。
なかなか面白かった。

ゆうくんは松ぼっくりを拾うのに夢中。
いっぱい拾ってその一つを綿子さんに「どうぞ」って。
綿子さん大感激!!
となかなか楽しい時間を過ごすことができた。
また行こうね、綿子さん。
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1月26日 月曜日

土日はちょっと用事があって面会に行けなかった。
なので今日、洗濯物の回収時に茂造さんの飲み物を届けた。
牛乳や甘酒など紙パックの飲料を10本用意した。
詰所でスタッフさんに渡しながら「カルピスは飲まないそうですね」と言ったら「いえ、飲んでますよ」と言うではないか!
なんだって⁉
気分で飲んだり飲まなかったりするようだ。
とりあえず少しでも飲んでいるなら良しとしよう。

4階ではスタッフさんが飛んできた。
綿子さんについて報告があるそうだ。
実は先日、勝手に一人でベッドから下りて立ち、タンスの上のものを取ろうとつま先立ちになっていたそうだ。
危ないのでL字型の手すりを置くことにしたそうだ。
「綿子さんに勝手に歩くなと言っても無理ですので」だそうだ。
その通り!
よく理解してらっしゃる!
さすがだ。

綿子さん、どうも痛みがだいぶ引いてきたようだ。
以前の綿子さんが出現している(笑)
歩きたいとか何か欲が出てきたのはいいことだとは思うが、用心して動いてほしい。
まだまだリハビリ途中なんだからスタッフさんの言うことを聞いて、一人で勝手に動くのはやめて欲しいものだ。
けどこうやって勝手に動くのが綿子さんだものね。
また転倒しなければいいのだが。

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昨日の続き

ベッドの位置を替えたと伝えに来てくれたスタッフさんから「ちょっといいですか?」と尋ねられた。

「はい。なんでしょう?」

ス「綿子さんなんですけど、今の状態に慣れてきたみたいなんです。それで今はベッドの横にセンサーマットを敷いてるんですけど、除けさせてもらおうかと思いまして。見られたり手を出されるのを嫌がるんですよ」

そうだよね。
元々そういう性分だよね。
ちょっと元気になるとやっぱりそうなるよね。

スタッフさんの説明によると、センサーマットが鳴って急いで駆けつけても「一人で大丈夫や」と不機嫌になるそうだ。

先日からベッドの脇にはしっかりした手すりを設置してくれていて、ベッドへの乗り降りもしやすいようにしてくれている。
センサーマットを除けてもいいんじゃないだろうか。

「いいですよ。除けてください。本人が嫌がるんでしょ。分かります。もしこれで転んでも自業自得と言う事でいいんじゃないかな」

ス「じゃあ除けさせてもらいますね。とにかく手を出されるのが嫌みたいで、就寝前に見回りに来ても部屋のドアが開く音が聞こえたら、シャッとカーテンを閉めちゃうんですよ~」

うわ~目に浮かぶわ~。
これは性格なのでどうしようもないよね。
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そして2階へ

茂造さんはデイルームにいた。
いつものテーブルで一人だが、向きが変わってデイルームの皆がいる方を向いて座っていた。
ちょっとボッチ感が薄くなってる。
この間、わたしが畑田さんに言ったからかな?
多分そうだろう。
こうやってすぐ対応してくれるところが素晴らしいよね。

「茂造さん、こんにちは!」

「・・・・」

誰か分かっていない。
考えているがやはり分からない。

「ゆうきも来たよ」

「おっ!ゆうくんか~」

ゆうくんだけは分かるのよね。

「茂造さん、部屋に行こう」

「部屋か?よっしゃ」

立ち上がって部屋に向かう。
が、足取りはバッチリとは言い難い。
けど自らちゃんと手すりを持って自分のペースで歩くので転ぶことはないように思える。
この注意力が綿子さんにもあればいいのに。

部屋に着き、さっそく北海道チーズ蒸しケーキを渡した。

「歯がないが~」

あちゃ~うっかり。
ハルちゃんが急いで入れ歯を貰いに行ってくれた。
入れ歯を入れると美味しそうに蒸しケーキを食べ、柿も全部平らげ「あ~美味かった」とにっこり。
食べ始めてから食べ終わるまで、ものの数分だ。
気持ちのいい食べっぷりだ。
綿子さんもこのくらいあっさり美味しく食べてくれたらいいのにとつい思ってしまう。
しかし茂造さんはこの後が問題だ。
入れ歯を外して舐め回す。
ゆうくんには見せられない姿だ。
教育上悪いもの。


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綿子さんはたい焼きを食べ終え甘酒を飲み干すとまた正月の事を言い出した。

綿「かつお、正月は家に帰れるんやろが。姉さんの仏さん参りにも行きたいし、私、何日か泊まろうと思うんや」

「泊る?それはムリや!」

綿「そんな事ないわ。大丈夫や」

大丈夫な訳ないじゃないか。
そんなこと我々のサポートなしじゃ絶対無理じゃん!
3食の食べる事だって綿子さん一人ではどうにもならないじゃないか。
自分でタクシーを呼んで買い物に行くならいいがそんなこと絶対しないではないか。
それに今、綿子さんの家は住んでいた頃のように手すりがある訳ではない。
あれは介護保険を使ってレンタルしていたので入所したため返却しなくてはならなかった。
なのでトイレにも手すりはもうない。
段差だらけの家で危険がいっぱいだ。
なので家に連れて帰ったら目を離せないのだ。
泊りとなったら誰かあの家に一緒に泊まらないといけないじゃないか。
典さんが帰省して泊ってくれるならいいがまだ典さんの予定も分からない。
かつおさんは絶対嫌だと拒否っているので泊りはなしだ。
ほんと簡単に大丈夫と言わないでほしい。
お正月は家に連れて帰ってあげたいとは思うが泊りは絶対無理です!
勘弁してください。
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