かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:拒否

綿子さんはたい焼きを食べ終え甘酒を飲み干すとまた正月の事を言い出した。

綿「かつお、正月は家に帰れるんやろが。姉さんの仏さん参りにも行きたいし、私、何日か泊まろうと思うんや」

「泊る?それはムリや!」

綿「そんな事ないわ。大丈夫や」

大丈夫な訳ないじゃないか。
そんなこと我々のサポートなしじゃ絶対無理じゃん!
3食の食べる事だって綿子さん一人ではどうにもならないじゃないか。
自分でタクシーを呼んで買い物に行くならいいがそんなこと絶対しないではないか。
それに今、綿子さんの家は住んでいた頃のように手すりがある訳ではない。
あれは介護保険を使ってレンタルしていたので入所したため返却しなくてはならなかった。
なのでトイレにも手すりはもうない。
段差だらけの家で危険がいっぱいだ。
なので家に連れて帰ったら目を離せないのだ。
泊りとなったら誰かあの家に一緒に泊まらないといけないじゃないか。
典さんが帰省して泊ってくれるならいいがまだ典さんの予定も分からない。
かつおさんは絶対嫌だと拒否っているので泊りはなしだ。
ほんと簡単に大丈夫と言わないでほしい。
お正月は家に連れて帰ってあげたいとは思うが泊りは絶対無理です!
勘弁してください。
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昨日の続き

電話がなかなかつながらず、畑田さんと直接話をするまで長い時間がかかったが、その間になんとか茂造さんも面会できるように苦心してくれていたそうだ。
土曜日の綿子さんの面会時に一緒に茂造さんもと考えてくれたそうだ。
そこで綿子さんに「土曜日に息子さんが会いに来てくれるんやけど、お父さんも一緒でもええかな?」と尋ねたそうだ。
綿子さんは「ほうな。そしたら一緒に会うてみようか」と了承したそうだ。
畑田さんも良かった~と喜んでいたのだが、しばらくすると「やっぱり会うのは止めてくれんやろか」と言ってきたそうだ。
むっちゃ青ざめて嫌で仕方がない様子だったそうだ。

綿「私がここに居るって知ったらじいさんが押しかけて来るようになるかも知れんし」

それを聞いて畑田さんもありうるかもと思い、二人一緒の面会は断念したそうだ。
そうして面会は土曜日に綿子さんのみという事になったそうだ。
なんだかとっても残念だ。

初めその理由を聞いて仕方ないなと思ったが、よく考えると茂造さんが綿子さんのことをちゃんと認識できるかも怪しいのに、押しかけることなんかないと思うのだが。
昨年末2回ほど家に連れて帰った時だって茂造さんの口から出てくるのは『秀夫』と『梅』ばかりで、『綿子』の名前が出たことは無かった。
綿子さんに執着はないと思うのだが。
それにどうしても不安なら綿子さんもわたし達と一緒に面会に来たことにすればよかったんじゃないだろうか。
やっぱり茂造さんが不憫だ。
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引き続き5月22日のこと

そして今日もいぶきの森へ洗濯物を取りに行った。
今回は汚染物は無かった。
やったぜ!
そして近くを通りかかったスタッフさんをつかまえて尋ねた。

「茂造の家の者なのですが、先週、靴の交換をお願いしますっていう貼り紙があったので、一昨日の土曜に持ってきたのですが、それまで履いていた靴はどうなってますか?靴の交換は初めてなので流れが分からないんですが」

ス「2階のスタッフに聞いてきますのでお待ちください」

しばらく待っていると別のスタッフさんがやって来て、靴の入った袋を渡してくれた。
靴の交換は毎月10日ごろに行っているそうで、汚れた靴は洗濯物と一緒に箱に入れておいてくれるそうだ。
今回は手違いで入れ忘れていたようだ。
そして汚れた靴は家で洗って、また持って来てくださいとの事だった。
その時は洗濯を終えたきれいな衣類を入れる箱に入れておいてくださいとの事だった。
持ってくるのは10日頃じゃなくて洗え次第の方がいいそうだ。
もしトラブルで汚した時に替えがないと困るためとの事だった。。
了解です。
帰ったら早速洗わなくては。

そしてそのスタッフさんは「ところで」と続けた。

ス「茂造さんの家に帰りたい願望がとても強くて困ってるんです。一度、面会に来て、家族の方から家には帰れないと説明して、ここにいるよう説得してほしいのですが」

「相変わらずなんですね。どうもすみません。けれどもう2回は説得しに来たし、電話でも伝えたんですがね。でもあまり効果はないようで、主人が「家には帰れんぞ。ここに居らないかんのやで」って言うと茂造さんはすぐ「分かった」って言って終わるそうなんです。あっさり「分かった」って言うんですけど、そのすぐ後にはまた「家に帰る」と始まるそうで」

ス「そうなんですね」

そんな話をしているとちょうどマネージャーの畑田さんが通りかかった。
わたしの顔を覚えていたようで傍へ寄って来て「いつもありがとうございます」とおっしゃった。

「こちらこそ、お世話になります」

ス「いま、茂造さんに面会に来て説得してほしいとお願いしていたんです」

畑「そうなんですね。茂造さんは今も「家に帰りたい病」発症中なんですよ。そういえばお母様ももうじき退院されるそうですね。よかったら面会に来てもらえませんか?」

「母は土曜日に退院しました。「茂造さんに会いたかったら面会出来るで」って伝えたんですが「いや、ええ」って思いっ切り拒否られまして」

畑「あら、そうなんですか。まあ、ご家庭ごとに色々ありますもんね。そしたらまたご主人さんにでも面会に来ていただけないでしょうか?」
せっかくいなくなったのにねえ

「わたし達が面会に来たら一層帰りたい病が酷くなりませんかね?それが心配で面会をためらってたんです。それに面会時間は月曜と木曜の日中なのでなかなか来れなくて。仕事を休まないといけないのですが、主人は二人のために頻繁に休まなくてはならなかったので、有給がもうあまり無いんです。衣替えの時のように土曜日なら来れるんですが」

畑「土曜日なら私が対応できるので、来てもらえませんか?」

「えっ?いいんですか?」

畑「先日くらいの時間(午後1時)なら、少し残っていればいいだけですので」

「いや、土曜なら午前でも来れますよ。畑田さんはお昼までの勤務なんでしょ?そちらが構わないのなら土曜の午前中に主人と来ますがどうでしょうか?」

畑「そうしていただけたらありがたいです。では、いつお越し頂けますか?」

「早い方がいいですよね。そしたら今週の土曜日に来ます」

時間は10時45分に決まった。
説得は全く自信がないが親身に茂造さんのお世話をしてくれているスタッフさんからの頼みを無下にはできない。
とにかくチャレンジしてみなくては。


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土曜日、昼前に家に戻るとかつおさんも帰って来ていた。
かつおさんは綿子さんと茂造さんを買い物に連れて行ったはず。

「今日はどうやった?茂造さんしっかり歩いた?」

「いや、じいさんは行かんかったんや」

「えっ?なんで?また綿子さんがゴネたん?」

「いや、じいさんが「わし行かん」って言うて拒否したから連れて行けんかったんや」

「あらら」

こないだの不手際のせいだなと思う。
 
  ※こないだの話はこちら
  

ちっとも楽しくなかったから気が乗らないのだろう。
まいったなぁ。
とにかく茂造さんは家に居るとちっとも歩かない。
行動範囲はベッドとトイレと台所のみだ。
全く外に出ない。
このままだと本当に歩けなくなってしまいそうだ。
なので少しでも歩いて足腰を鍛えてもらいたい。
また上手く誘い出す方法を考えなくては。

同行一人


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