かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:散髪

3月11日 月曜日

昼前、かつおさんからLINEが届いた。
『いぶきの森コロナ発症のため、茂造、綿子共、入浴中止。清拭後に洗濯物が出たら連絡あり。来週からは入浴再開の予定』
だそうだ。
マジか!!
またコロナかよ!
今度は入所者?
それともまたスタッフ?
どっちでもいいが、またしばらくペースが乱れるのね。
それに今週末も面会は出来ないという事だ。
なかなかうまくいかないなぁ。
そういえば散髪はどうなるんだろう?
多分延期だろうな。
外部の人が入るのは避けるだろうし、散髪屋さんも入浴していない老人の髪を切るのは嫌だろうし。
本当に早くコロナが根絶すればいいのに。
振り回されてばかりだ。
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3月9日 土曜日

今日は土曜日。
綿子さんの面会可能日だ。
前回の面会からちょうど1ヶ月。
あまり気は進まないけど、さすがに行かなきゃなと思っていた。
が、かつおさんの出張が伸びて帰宅が今日の夜になってしまった。
ということで今回も面会は見送りとなった。
さすがにわたし一人で面会に行くという選択肢はない。
かつおさんですら一人だと間がもたないから一緒に来てよというくらいだもの、わたし一人でなんか無理だ。
来週は出張もないから多分行けるだろう。
イレギュラーなことが起きない限り。

そして夜6時過ぎかつおさんが出張から帰って来た。

「今日は面会に行ってないで。洗濯物は取りに行ってきたけど」

「ええよ、ええよ。それより今日、いぶきの森から電話がかかってきたんや。またばあさんが何か言うとんかと思って焦ったわ」

「何やったん?」

「今度、散髪屋が来るからカットしてもらってもええか?っていう確認やったんや」

いぶきの森ではコロナ禍は極力外部の人との接触を避けるため、入所者さんの髪はスタッフがカットしていたそうだが、やっと散髪屋を呼ぶことができるようになったようだ。
茂造さんが入所して1年になるが、今まで「散髪屋にカットしてもらっていいか?」という連絡が来たことは無かったので、たぶん数年ぶりのことなんだろう。
料金がかかるので確認のために連絡してきたようだ。

「お金がかかるのは構いませんからお願いしますって言うたんや。そしたらどのような髪型にしますか?って聞いてきたんや。それは本人に聞いてくれって言うたんや」

「マジ?」

意味が分からない。
髪型を息子に聞いてどうする?

ま、とにかく散髪してもらえば、髪も気持ちもさっぱりしていいんじゃない。
それにこうして外部の人が入れるようになっていけば、わたし達の面会ももっとしやすくなるだろう。
部屋まで入れるようになればもっと気軽に面会できる。
それに外出も出来るようになるだろう。
綿子さんに会うのはどっちでもいいが、茂造さんには久しぶりに会いたいし、家に連れて帰ってあげたいなと思う。
だんだん緩和されているようだし、近いうちに外出許可が出るかな?
楽しみだ。
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昨日の続き

麦さんは話しながらも手際よく綿子さんの髪を切っていった。
10分ほどでさっぱりキレイに切り終わった。

綿「ありがとう」

「ほな、また顔見に来るわな」

麦さんが帰り支度を始めると綿子さんは家から紙袋を持ってきて麦さんに渡した。

綿「これ、私食べてないから美味しいかどうか分からんけど食べて」

と渡したのはデイサービスに持って行くように買った炭酸せんべいだった。

「ちょっと待って。これと同じものをさっきかつおさんが渡したから。これはさくら苑に持って行く用やがな」

「そうや、かつおちゃんから貰ったで」

綿「えっ?」

「それに綿子さん、これ試食して美味しいって言うとったやん。それでせんべい買うたんやん」

綿「そうやったんかな?」

1週間経つと、きれいさっぱり忘れてしまったようだ。
それにしてもあれほど麦さんにお土産買ったらと勧めても頑なに買わなかったくせに、なんなん?
ほんとツッコミどころ満載の綿子さんであった。

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そして迎えた30日。
綿子さんは「アニキは夕方来るから」と伝えていたのでデイサービスに行った。
綿子さんが出かけたのを見計らって茂造家の掃除に取り掛かる。
まずは典さん用の布団一式を干し、しばらく滞在する部屋に掃除機をかける。
そして座敷やトイレの掃除だ。
綿子さんは自分で掃除をしているつもりだがあまりにも汚いので掃除しておかないと典さんが気の毒だ。

典さんの布団はちゃんと干したり洗濯して布団ダンスに片付けてある。
もちろんわたし達が。
しかし、今回綿子さんは典さんの帰省を前もって知ってしまったので布団を準備しなくてはと思ったらしい。
座敷に布団がひっぱり出されていた。
そして押入れを開けると中の布団やシーツ類がぐちゃぐちゃになっていた。
仕方なく畳み直して入れ直した。
ハガキを見られたせいで手間が増えてしまった。
とにかく急ピッチで掃除を済ませて、昼前に駅まで典さんを迎えに行かなくては。

茂造さんは今日からデイサービスはお休みだ。
なので典さんを迎えに行くついでにお昼ご飯に茂造さんの大好きなうどんを食べに行くことにした。
茂造さんに「うどんを食べに行こう」と声をかけた。

「食べるんか?」

「そうや。うどん食べに行こう」

「ほうか。食べようか」

と言ってベッドから降りたのだが台所へ向かう。

「違う、違う、うどん屋さんに行くんやで」

「食べに行くんな?そらええ」

と嬉しそうにズボンをはいた。
そしてさっさと外へ出て行った。
あんよがじょうず

「ちょっと待って」

掃除をしていたので外出するような恰好ではない。
ちょっと着替えさせてくれー!
急いで家に戻り着替えた。
茂造さんはウキウキで車に乗り込んだ。
そろそろ典さんが到着する時間だ。急いで駅に向かった。
駅に着くとわたし達のように帰省してくる家族を迎えに来ているのだろう、駐車場は一杯だった。
少し離れたところに車を停め駅の中まで迎えに行った。
茂造さんは全く状況が分かっていないがうどん屋さんでないことは分かるようだ。
「ちょっと待っとってな。この後でうどん屋さんに行くからな」
と声をかけた。
そして典さんと合流して車に戻ると茂造さんはまた固まった。
典さんだと分かっていないようだ。
何度も「典さんやで」と伝えやっと理解した。

「典夫かー。1年ぶりやのぉ」

いやいや今年は何度も帰って来てくれたやん。
8月にも会ったやん。

そして久しぶりのうどん&典さんに再会で嬉しかったのかきつねうどんを「旨いのぉ」と完食してしまった。
そんなに食べて大丈夫か?
いつもはチビチビ何回にも分けて食べるのに一度にそんなに食べたら胃がビックリするのでは?
しかし心配をよそにしっかり食べきってしまった。
おつゆも結構飲んでいた。
この後が心配になる。
実はこの後茂造さんを散髪に連れて行こうと思っていた。
もう何カ月も髪を切っていなかったのでバックトゥザフューチャーのドクの髪を限りなく減らしたような髪型になっていた。
正月前に整えよう。
散髪屋さんは空いていたので10分程度で終わった。
その後、隣のスーパーに寄った。

スーパーでは「腹減ったの~」と言い出したので、
「さっきうどん食べたやん」と言うと「そやったかのぉ」と言う。
大丈夫か?
で、飴ちゃんを2袋買って車に乗り込むとさっそく食べ始めた。
大粒の黒飴を口に入れると「ゴロゴロ」と大きな音を立てながらなめている。
もちろん隣に座っている典さんに一つどうぞと勧めることはしない。
どこまでもマイペースな茂造さんだった。


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そして皮膚科を受診した後、茂造さんを散髪に連れて行った。
前回、髪を切ったのは5月のゴールデンウイークだったから3カ月も切っていない。
茂造さんもかなり紙が伸びていた。
先日、綿子さんを美容院へ連れて行った時、次は茂造さんを散髪に連れて行こうとかつおさんと話していたら綿子さんが

綿「じいさんやったらわざわざ連れて行かんでも自分で行くわ」

と言う。
いやいや、それは無理やろ。

「じいさんが一人でどうやって行くんや?」

綿「歩いて行けるやろ」

「あほか!じいさんが歩いて行ける訳ないやろ」

綿「そしたら自転車で行くが」

自転車はずいぶん前から鍵をかけて乗れないようにしているのに何を言ってるんだ?
それに茂造さんの状態を全く把握していない。
だからこそこき使おうという考えになるのだろう。

今の茂造さんは500m歩くのもやっとやで。
車で送迎しないとどこにも行けません。

ということで今回茂造さんを散髪屋さんに連れて行ったのだが、今回連れて行ったところはカットのみを行う安価なところだった。

10分ほどでさっぱりカットしてくれたそうだ。
支払いを済ませ連れて帰ろうとすると茂造さんが

「顔を洗うとこはどこや?」

と言い出した。

「顔は家に帰ってから洗え」

「顔を洗うとこはどこや!」

だんだん声が大きくなる。
かつおさんはとても恥ずかしかったそうだ。
ひきずるようにして連れて帰ったそうだ。
クソクソデカイ

茂造さんは散髪といえばカットと洗髪と顔そりをやってくれるのが当たり前なのだろう。
カットだけで終わると思っていなかったのだろう。

次からは少々高くても顔そりまでしてくれるところに連れて行く方がいいのでは。


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