かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:敬老の日

昨日の続き

2階に着きデイルームを覗くと茂造さんの姿はなかった。
部屋にいるようだ。
詰め所であらかじめ入れ歯をもらってから部屋へ向かった。
ゆうくんが綿子さんの車いすを押した。
綿子さんはとても嬉しそうだ。
デイルームを抜けていると周りのおばあさん達から「かわいいなあ」と「こっちおいで」と声がかかる。
綿子さんはますます嬉しそうだ(笑)

部屋に着き、中を覗くと茂造さんは目を瞑って寝ていた。
が、眠りが浅かったのかすぐ起きた。
「綿子さんが来てくれたで」と声をかけるとちょっと反応した。
けれどまずはおやつだ。
今日のおやつは栗饅頭。
これはハルちゃんからの敬老の日のプレゼントだ。
昨日ドライブに行った先が栗の名産地だったのでそこで買ってきたそうだ。
こっちが正真正銘ハルちゃんからのプレゼント。

二人とも饅頭を見たとたん目が輝いた。
茂造さんも眠気が吹っ飛んだようだ(笑)

袋を開けて渡すと早速かじりついた。

茂「美味いのぉ!」

綿「美味しいわ~」

それはなにより。
が、このまんじゅう、あんこがポロポロと崩れてこぼれやすいものだった。
一口かじるとポロポロと欠片が落ちる。
それを一つ残らず拾って口に運ぶ。
で、ようやくまたかじるとまた欠片が落ちる。
そしてまたも欠片を夢中で拾って食べる。
この繰り返しでなかなか食べ終わらない。
そしてこの間、二人とも必死なので無言。
静かな時間が流れた。
よっぽど美味しかったのね。

栗饅頭は3個入りだったので1個はもって帰ろうと思っていたんだけどこんなに夢中で食べるのならと残りの1個も開けて半分に割って食べさせることにした。
手で割るのはなかなか難しい。
それこそあんこが崩れる。
が、なんとか2等分し、一つを茂造さんに。
そして綿子さんには袋に入ったまま渡した。
あんこの欠片が入ってるからね。
二人とも嬉しそう。
こんなに喜ぶとはハルちゃんナイスセレクト!
けどもう少し食べやすいものだったら最高だったんだけどな。
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9月22日 火曜日

金曜日にかつおさんに二人の面会に行ってもらっていたので土、日、月と納屋の掃除に集中でき、ずい分さっぱりさせることができた。
3日間埃と汗にまみれまくった(笑)
ようやく落ち着いたので今日は面会へ。
敬老の日もあるしね。
かつおさんは仕事が溜まっていたので今日は休日出勤するとの事で面会はパス。
金曜日に面会してるからまあいいよね。
で、わたしとハルちゃんとゆうくんでいぶきの森へ向かった。

ハルちゃんと「今日も綿子さんを茂造さんのところに連れて行けば面会が一度で済むからいいよね」と打ち合わせ。
4階に到着するとハルちゃんとゆうくんがデイルームまで綿子さんを迎えに行き、その間にわたしはタンスに着替えをしまった。
今日も連携はバッチリだ。
エレベーター前で落ち合った時には綿子さんは涙ぐんでいた。
嬉し泣きだ。
近くにいた大井さんが「ほら泣いた(笑)」って。
綿子さんが感激屋ですぐ泣くって知れ渡ってるのね。
そういえばリハビリ担当の人もポチに会うたびに泣くんですって言ってたものね。
それだけ泣いてりゃ有名にもなるか。

茂造さんのところへ連れて行く前にまずは敬老の日のプレゼントを渡した。
明るい色の長袖のカットソーだ。
綿子さんは「うわ~~」と喜んだ。
で、またも涙ぐむ。
多分気に入ってくれたと思う。
このカットソーはかつおさんとわたしからのプレゼントなのだが、ハルちゃんからと言った方が喜ぶのでそういう事にして渡している。
嘘も方便ってやつだ。

続く

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10月7日 土曜日

今日はかつおさんは営農集団の仕事で出かけていった。
わたしもいつも通り実家の買い物へ。
午後からは久しぶりにゆっくりできた。

2時前、ハルちゃんがやって来た。
秋物の服を取りに&綿子さんへ敬老の日のプレゼントを渡すためだ。
ハルちゃんはコロナに感染して以降、ずーーっと体調不良が続いていて咳が治まらなかったのだが、やっと良くなってきたので、遅くなったがプレゼントを渡しに来たのだった。

二人で綿子さんちへ行った。
綿子さんはリビングのソファーで横になっていた。
ハルちゃんの顔を見て「うわ~ハルちゃんの顔が見れるとわ~」と喜んだ。
そしてプレゼントを渡すと「嬉しいわ~ありがとな~」とこれまた喜んだ。
プレゼントは秋物のブラウスとズボンだ。

綿「月曜から早速これ着てデイサービスに行くわ」

気に入ったようだ。
そして「ちょっと待っとって」と自分の部屋へ行った。
しばらく待っているとお金を手に戻って来た。
「これ少ないけど、とっといて」
そう言ってハルちゃんに1000円札を5枚渡した。

ハ「いやいや、ええよ」

綿「そなんこと言わんと取っといてくれ」

結局、綿子さんのお金で服を買ったようなものだ。
が、お互いwin-winなのでこれでいいのだ。

けどいつもなら一万円札を渡してくるのに、今日は5千円だった。
どうも手持ちが少ないのだろう。
旅行の時に使ったからしょうがないか。
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9月17日 日曜日

今日も朝早くから畑の片付けに精を出した。
黙々とゴミを掘り起こし、ほぼ拾い終えた。
そして余計な木も剪定ばさみで切れる所は全部切った。
後はチェーンソーで切ればスッキリするだろう。
やっとこれで畑の片付けは9割がた終わった。

午後からは買い物に出かけた。
そのついでに綿子さんによそ行きの靴を買った。
明日は敬老の日だからプレゼントだ。
今、よそ行きの靴は麦さんたちから貰った茶色の靴一足しかない。
他の靴は全部ドロドロにしてしまっている。
デイサービスに行く時はいつも茶色の靴を履いている。
なのでもう一足あった方がいいだろう。
探しているとちょうど履きやすそうなシニア向けの靴を見つけたので買って帰った。

家に戻ると綿子さんは散歩に出かけているのか家に居なかった。

か「ばあさんが帰って来たら『事故にあったんかと思うて心配しとったんや~』って泣かないかんのぉ」

昨日の事を持ち出してきた。

そんなアホなことを言っていたら、ちょうど綿子さんが帰って来た。

か「おかん!無事やったか!事故にあっとんでないんかと心配しとったんや」

ホンマに言うんかい!!

綿「心配してくれとったんか」

か「無事に帰ってきたから、泣かないかん」

綿「???」

かつおさん、たいがいにしときなよ。
綿子さんには全然通じてないで。
昨日のことなんか忘れとるやろ。

そして買ってきたばかりの靴を渡した。
綿子さんはとても喜んでくれた。
履かせてみたらちょうどいい感じだ。

綿「明日からこれ履いて行こうや!」

気に入ってくれてなにより。

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