昨日の続き
2階に着きデイルームを覗くと茂造さんの姿はなかった。
部屋にいるようだ。
詰め所であらかじめ入れ歯をもらってから部屋へ向かった。
ゆうくんが綿子さんの車いすを押した。
綿子さんはとても嬉しそうだ。
デイルームを抜けていると周りのおばあさん達から「かわいいなあ」と「こっちおいで」と声がかかる。
綿子さんはますます嬉しそうだ(笑)
部屋に着き、中を覗くと茂造さんは目を瞑って寝ていた。
が、眠りが浅かったのかすぐ起きた。
「綿子さんが来てくれたで」と声をかけるとちょっと反応した。
けれどまずはおやつだ。
今日のおやつは栗饅頭。
これはハルちゃんからの敬老の日のプレゼントだ。
昨日ドライブに行った先が栗の名産地だったのでそこで買ってきたそうだ。
こっちが正真正銘ハルちゃんからのプレゼント。
二人とも饅頭を見たとたん目が輝いた。
茂造さんも眠気が吹っ飛んだようだ(笑)
袋を開けて渡すと早速かじりついた。
茂「美味いのぉ!」
綿「美味しいわ~」
それはなにより。
が、このまんじゅう、あんこがポロポロと崩れてこぼれやすいものだった。
一口かじるとポロポロと欠片が落ちる。
それを一つ残らず拾って口に運ぶ。
で、ようやくまたかじるとまた欠片が落ちる。
そしてまたも欠片を夢中で拾って食べる。
この繰り返しでなかなか食べ終わらない。
そしてこの間、二人とも必死なので無言。
静かな時間が流れた。
よっぽど美味しかったのね。
栗饅頭は3個入りだったので1個はもって帰ろうと思っていたんだけどこんなに夢中で食べるのならと残りの1個も開けて半分に割って食べさせることにした。
手で割るのはなかなか難しい。
それこそあんこが崩れる。
が、なんとか2等分し、一つを茂造さんに。
そして綿子さんには袋に入ったまま渡した。
あんこの欠片が入ってるからね。
二人とも嬉しそう。
こんなに喜ぶとはハルちゃんナイスセレクト!
けどもう少し食べやすいものだったら最高だったんだけどな。

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部屋にいるようだ。
詰め所であらかじめ入れ歯をもらってから部屋へ向かった。
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綿子さんはとても嬉しそうだ。
デイルームを抜けていると周りのおばあさん達から「かわいいなあ」と「こっちおいで」と声がかかる。
綿子さんはますます嬉しそうだ(笑)
部屋に着き、中を覗くと茂造さんは目を瞑って寝ていた。
が、眠りが浅かったのかすぐ起きた。
「綿子さんが来てくれたで」と声をかけるとちょっと反応した。
けれどまずはおやつだ。
今日のおやつは栗饅頭。
これはハルちゃんからの敬老の日のプレゼントだ。
昨日ドライブに行った先が栗の名産地だったのでそこで買ってきたそうだ。
こっちが正真正銘ハルちゃんからのプレゼント。
二人とも饅頭を見たとたん目が輝いた。
茂造さんも眠気が吹っ飛んだようだ(笑)
袋を開けて渡すと早速かじりついた。
茂「美味いのぉ!」
綿「美味しいわ~」
それはなにより。
が、このまんじゅう、あんこがポロポロと崩れてこぼれやすいものだった。
一口かじるとポロポロと欠片が落ちる。
それを一つ残らず拾って口に運ぶ。
で、ようやくまたかじるとまた欠片が落ちる。
そしてまたも欠片を夢中で拾って食べる。
この繰り返しでなかなか食べ終わらない。
そしてこの間、二人とも必死なので無言。
静かな時間が流れた。
よっぽど美味しかったのね。
栗饅頭は3個入りだったので1個はもって帰ろうと思っていたんだけどこんなに夢中で食べるのならと残りの1個も開けて半分に割って食べさせることにした。
手で割るのはなかなか難しい。
それこそあんこが崩れる。
が、なんとか2等分し、一つを茂造さんに。
そして綿子さんには袋に入ったまま渡した。
あんこの欠片が入ってるからね。
二人とも嬉しそう。
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