かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:日向ぼっこ

4月5日  日曜日

10時半頃、かつおさんと二人で茂&綿の面会に行った。
まずは綿子さんのところへ。

かつおさんがデイルームに綿子さんを迎えに行き、わたしは部屋へ着替えを片付けにと二手に分かれた。
綿子さんはデイルームで車いすに座ったままウトウトしていたそうだ。
声をかけ起こしていつものように日向ぼっこスペースへ。
車いすにロックをかけていると「あら、かつおやったんか」と初めてかつおさんに気付いたそうだ。
そこへわたしも合流した。
あとでかつおさんが言っていたが、わたしが来ると綿子さんが嬉しそうな顔をしたそうだ。
だって二人きりじゃ会話が弾まないものね。

綿子さんは「いや~かつおやったとは。気付かんかったわ~」と何度も言っていた。
てっきりスタッフさんが押していると思っていたそうだ。
で、今日は私が一番に連れて行ってもらえるんだとちょっと嬉しかったそうだ。
残念でしたね。
けどそんな些細なことが嬉しかったりするのね。
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大井さんと別れ綿子さんのいる4階へ。
いつもの日向ぼっこスペースで面会だ。
ゆうくんも一緒なので嬉しそうだ。
そしてまたもわたしに本のお礼を言った。
よっぽど嬉しかったのね。

おやつを食べながら歓談していたら

綿「かつお、一度家に戻りたいんや」

「それはムリや」

綿「一晩くらい家で寝たいのぉ」

そんな事無理だ。
以前の綿子さんならまだなんとかなっただろうけど、今の現状では無理だ。
それこそ以前同じこと言った時に、望みをかなえてあげようと正月にかつおさんと典さんで一泊させる計画を立てて動いていたのに、転んで骨折してパアにしてしまったのは綿子さんじゃないか。
今の車いす&オムツの状態で一泊なんてできる訳がない。
あの段差だらけの家に連れて帰ることも不可能だと思っている。
まずは歩けるようにならないと。

「歩けるようにならんと無理や。どうやって動くんや」

「はよ歩けるようにリハビリ頑張って。歩けるようになったら帰れるからな」

これだけ言っても綿子さんはまだブツブツ言っていたが諦めてもらうしかない。
出来ることと出来ないことがありますから。
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昨日の続き

茂造さんとの面会を終え、帰ろうとした時綿子さんの上着を持ったままだったことに気づいた。
外に散歩に行く時に念のために盛って出たのだが、暖かくて不要だった。
その上着をタンスにしまうのを忘れていたのだった。

という事でまた4階に向かった。
エレベーターを降りるとすぐ横の日向ぼっこスペースに綿子さんがいた。
わたし達が戻ってくるとは思ってなかったのでびっくりしていたが、とても喜んだ。

綿子さんは本を見ていたようだ。
大きな窓の横に少しだけ本が置いてあるのだが、そこから手に取ろうとしているところだった。

その様子を見てかつおさんが「あっ!」と言った。
先日スタッフさんから「綿子さん本が好きだから本を持って来てあげてくれませんか」と頼まれていたのを思い出したそうだ。
この光景を見るまできれいさっぱり忘れていたそう。
相変わらずやなぁ。

「ところでどんな本がええん?」

わたしからすると綿子さんが本が好きだとは驚きだ。
本を読んでいるところなど見たことないし、家にも本などは無かった。
どんなジャンルの本を持って来ればいいのか分からない。

「スタッフは歌の本がええって言うとったわ」

歌の本?
たしかここにもあったような…。

そこへちょうどスタッフさんが通りかかったので聞いてみた。
すると

ス「歌の本はお好きなようでよく見てますが、他の人も見るので自分用があるといいと思います」

「分かりました。あと小説みたいなのも持ってきましょうか?綿子さん小説読む?」

綿「あまり…」

じゃあどんな本を持って来ればいいんだろう。
う~ん難しい。
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1月18日  日曜日

今日はハルちゃんゆうくんも一緒に4人で茂&綿の面会に行った。
まずは4階、綿子さんの所へ。
綿子さんはデイルームにいた。
そこでエレベーターホール横の日向ぼっこスペースへ移動することに。
以前は部屋で面会することが多かったが、今は4人部屋なのでなかなか部屋では話がしにくい。
なのでこのところもっぱらここで面会している。

綿子さんはハルちゃんとゆうくんが来てくれたのでとても嬉しそうだ。
おやつを食べながら雑談をしていたのだが、いまいち元気がない。
退院直後よりはしっかりしてきたが、なんとなく活気が無いように感じる。

そこへ看護師の大井さんが通りかかり、綿子さんに「あら、大勢来てくれとるやないの、良かったなぁ。元気出しなよ」と声をかけてくれた。
やはり普段から元気がないようだ。

「ばあちゃん歩く練習しよるん?」

綿「もうな、この歳やからなぁ」

なんだか諦めてる?
このまま車いすでもいいやって思ってる気がする。
以前の綿子さんなら進んでリハビリしていただろうに。
やはり痛いから億劫なのだろうか?

「早よ歩けるようになってゆうくんと手をつないで散歩に行こうで」

綿「そやなぁ」

目標を持ってリハビリを頑張ってもらいたい。
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引き続き11日のこと

かつおさんが茂造さんを車に乗せいぶきの森に向かって出発した後、数分遅れでわたしと翔ちゃんとゆうくんでいぶきの森へ向かった。
綿子さんに会うためだ。
わたしも綿子さんに会うのは久しぶりだ。
先月27日の退院日以来だ。

わたし達がいぶきの森に着くと、かつおさんはすでに茂造さんを2階に送り届け、4階で綿子さんと会っていた。
エレベーターをおりると二人が窓際で並んで日向ぼっこしていた。

早かったのねぇ。
という事は茂造さんはごねることなくスムーズに戻ったのね。

綿子さんはゆうくんと翔ちゃんを見てとても喜んだ。

綿「来てくれたんか~」

おっ!結構しっかりしてるやん。
翔ちゃんが「足、もう痛くないん?」と質問してもしっかり受け答え出来ていた。
入院する前の綿子さんのようだ。
かつおさんから、なんだかボーっとしていて覇気がないと聞いて心配していたのだが、そんな事は無い。
いぶきの森に戻って色々思い出したり、刺激を受けて良くなってきたのかな?
それとも今日は孫とひ孫が来てくれてテンションが上がているからか?
今日だけでないことを願う。

綿子さんの相手はみんなに任せ、わたしは綿子さんの部屋へ着替えを片付けに行った。
べッドの枕元にはアイルーが。
IMG_8980
やっぱり気に入ってるようだ。
良かった。

帰る時、かつおさんと翔ちゃんがデイルームまで綿子さんを送って行った。
すると別れ際綿子さんが「握手してくれ」と言い出したそうだ。
デイルームには大勢人がいるので二人はかなり照れ臭かったそうだが手を握ったそうだ。
すると「離しとないわ~」と言ってなかなか手を離してくれなかったそうだ。
あとでかつおさんが「勘弁してくれ~。ムッチャ恥ずかしかったわ~」とぼやいていた。
と言いつつもちょっと嬉しそうなかつおさんだった。
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