かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:昼寝

今回のお弁当は近くの定食屋さんに頼んだものだ。
このお店、こちらの希望を色々取り入れたお弁当を作ってくれるので助かっている。
基本魚メインの店なのだが、茂&綿は生ものはNG。
なので刺身は入れないでほしいと頼んでいる。
それと量より質でお願いしますと伝え、後はお任せだ。
今回のお弁当もなかなか良かった。
メインはハマチの塩焼きに海老天。
副菜も豊富でどれも手作りで美味しかった。
ちゃんと量より質になっていたのだが、これでも茂&綿の二人にはかなり多い。

「これ多いから残してええからな。無理して全部食べんでええから」

いぶきの森からは、たくさん食べさせないでくださいねと注意を受けている。
なのでそう声をかけたのだが、二人ともキレイに完食してしまった。
マジかー!
絶対食べすぎやろ。
案の定、茂造さんは胃が痛いと顔をゆがめていた。
ま、美味しそうなものを前に、途中で止めることなんかできないよね。
次回からもっと少なくしなくては。

しばらく台所で皆で談笑していたが茂造さんが「もう寝るわ」と言い出したので部屋に連れて行った。
そしていつもなら横になるだけで眠ることはないのだが、今日は本当に寝てしまった。
いつもの独り言が聞こえてこないので間違いなく寝たと思う。
いっぱい食べたし、いっぱい頭を使って疲れたのかな?
けど助かるわ~。
綿子さんにも淡い期待を込めて「少し寝る?」と声をかけたが「せっかく皆がおるからええわ」と言う。
う~ん残念。
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6月28日 土曜日

今日と明日はかつおさんは営農組合の田植えの仕事に出なくてはいけない。
なのでまたもハルちゃんにヘルプで面会に同行してもらった。
やはり一人で行くのは荷が重すぎる。

お昼前ハルちゃんがゆうくんを連れてうちに来た。
一緒に昼食を食べ、そろそろ出かけようかというタイミングでゆうくんが寝てしまった。
じゃあ1時間くらい寝かせてから行こうかという事になり、ハルちゃんも昼寝した。
結局1時間半くらい寝たかな?

「そろそろ行きますか?」

「うわ~だる~。お父さんの気持ちが分かるわ~」

そりゃあこのままだらだら過ごせたらどんなにいいだろう。
週末に何の予定もない日ってほとんどない。
けど週に1回くらい面会に行っておやつを食べさせてあげたいじゃないか。
とにかく二人とも飢えてるから(笑)
けどもう毎週面会に通う生活が1年も続くとかなり負担に思うようになってきたのも事実だよね。

それにしてもかつおさんがイヤイヤ面会に行っている感はハルちゃんにも伝わっているという事ね。
これってわたしが「だる~。行きたくないわ~」って言ったらどうなるんだろう?
本来かつおさんが主になって率先して面会に行くべきで「一人だと間がもたないから一緒に来てよ」と頼まれて私も同行するっていうのが正しいカタチでは?
なんでわたしがかつおさんのケツを叩かないといけないんだ?
何か違うくない?
ま、それはとりあえず置いといて「面倒くせ~」という気持ちに蓋をして出かけよう。

続く
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5月6日 月曜日

世間は今日までゴールデンウイークだがわたしは今日から仕事だ。
このゴールデンウイークは洗濯、掃除、炊事、子守りに追われほとんど休む暇が無かったので仕事に行っている方が楽かも(笑)

かつおさんは今日まで休みなのでハルちゃんとゆうくんのフォローはかつおさんに任せた。
数くんは数日前から寝不足&仕事が忙しいためダウン寸前だ。
なのでゆっくり寝てもらうと昨夜は1階の座敷で寝てもらい、夜中のゆうくんの対応はハルちゃんが一人で頑張った。
なので今日も昼間は子守りをかつおさんに任せ、しっかりお昼寝していたそうだ。
明日からは昼間手伝いは誰もいない。
週末まで頑張ってもらわないと。
少しでも寝て体力を回復しておかないとね。

ハルちゃんは午後から2階で寝ていたそうだが、4時過ぎ、外から賑やかな声が聞こえてきて目が覚めたそうだ。
麦さんがお米を取りにやって来たのだ。
かつおさんからゆうくんが生まれた事を聞いたようで「なんで教えてくれんかったん!!」とかつおさんが責められていたそうだ。

「いや、まだ生まれたばっかりやがな」

そしてゆうくんに会ってもらったそうだ。
ハルちゃんもリビングに降りていき挨拶したそうだ。

「つわりがきつかったんやとなぁ。私もつわりが酷くて6カ月過ぎまでずーーっと吐いとったんや。黄色い水みたいなのしか出んのにな」

「そうそう!!」

「綿ちゃんもつわりは酷かったんや。ていうか山田家(綿子さんの実家)の女はみんなつわりが酷かったんや。ハルちゃんも山田家の血やな」

「うわ~。そうなんや~」
人生初の吐血

「こないだばあさんもつわりが酷かったって言うとったわ」

「綿ちゃん喜んどったやろ~」

「すっごい喜んどったわ。それで今度ゆうくんに会わせてやろうと思うて、25日に連れて帰って来るんで、おばさんも良かったら会いに来てやってください」

「ほうな。そしたら来させてもらうわ!」

25日はますます賑やかになりそうだ。
楽しみだね、ゆうくん。


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10月8日 日曜日

今日は朝から祖母の畑の草刈りをした。
5月に刈って以来なので、またも草は背丈を超えていた。
そして今回は『アレチヌスビトハギ』が猛威をふるっていた。
この雑草、ちょっと触れただけで衣服にこびりつく。
そしてなかなか取れない。
とてもやっかいな雑草だ。
IMG_4257
それにツル性の雑草もはびこっていて、これが草刈り機に巻き付いて絡まり、度々機械を留めて除けなければならず手間取った。
が、今回も翔ちゃんと実家の弟を借り出し、4人で刈ったのでなんとか半日で終わったのだった。
IMG_4214
昼過ぎ家に戻り、シャワーを浴びて遅めの昼食をとった後はみんな昼寝をしていた。

2時過ぎ、恐怖のチャイムが鳴った。
もちろん綿子さんだ。

「はい」

わざととても眠そうな顔をして玄関を開けた。(実際、眠かった)

綿「あそこ(我が家のカーポート)に知らん車が停まっとるけど、誰か来とるんな?」

知らんこと無いやろ!翔ちゃんの車って分かっとるくせに!なんなん?
心の中で毒づく。

「翔ちゃんや」

綿「えーー!!翔ちゃん来とるんな!」

分かっとるくせに!!何?そのオーバーなリアクション!

「来とるけど、今、寝とるわ。草刈りの手伝いに来てくれたんや。(今日、草刈りに行くことは、朝、お薬カレンダーを届けたときに伝えていた)今は疲れてみんな寝よるんや」

綿「あ~そう言うとったな。寝よったんな、ごめん、ごめん」

「起きたら顔を見せに行くように言うわ」

綿「そうな。ほな頼むわ」

やっと帰って行った。
なんでこんな茶番に付き合わなければいけないのだ。
ほんとイライラする。

夕方二階から降りて来た翔ちゃんは

「あれ、なんなん?俺やって分かっとるくせに、なんで誰か来とんな?って言うんやろな」

「聞こえとったん?」

「ほんま、ウザいのぉ」

「な!とにかく顔見せに行ってやって」

「しゃあないの。行ってくるか」

翔ちゃんは、綿子さんに用があったかつおさんと二人で綿子さんちへ出かけて行った。
しばらくして戻って来た翔ちゃんは古くて小汚い紙を持っていた。

「何それ?」

「古い記念硬貨やって。かなり価値があると思うって言うとったわ」

「どうしてそんなんくれたん?」

「顔見せに行って、しばらく話しとったらちょっと待っとけって自分の部屋に行ったんや。それでこれを持って来たんや。小遣いくれるんかと期待しとったのに」

「あら、残念やなぁ」

昨日のハルちゃんに5000円渡したし、もうお金が残ってないのだろうか?
いやいや、まだへそくりはあるはずだ。
けど、へそくりの隠し場所が分からなくなっているのだろう。

「それよりビックリしたわ。こないだの旅行に翔ちゃんが居ったこと忘れてしもうとんや」

「えーー!!マジ⁉」

「お前も居ったんか?やって」

まだ1カ月も経ってないのに...。
残念だ。


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ひき続き9月10日のこと

結局、きりのいいところまでやっていたら昼の1時過ぎまでかかってしまった。
まだ全部終わった訳ではない。
けどもう体力の限界だ。
のこを引いたり、重い土を掘ったり、力ずくでゴミを引っ張り出したりしたのでとても疲れた。
それに全身ドロドロだ。
シャワーを浴び、遅い昼食を食べてやっと一息ついた。

かつおさんは今日からまた出張だ。
夕方発つつもりだったが、疲れたのでもう出発したいと言い出した。
早くホテルについて休みたいらしい。
仕方ない。
いってらっしゃいと送り出した。

そして4時前、ウトウトしていたらまたも綿子さんがやって来た。
今日も昼寝は妨害された。

綿「かつお居るんな?」

「出張に行ったで」

綿「ええっ!また出張な!」

「そやで。帰って来るのは金曜日やな」

綿「そうな。困ったなぁ。いや、今、米を炊いとったんやけど、炊飯器が動かんのや。好子さん見てくれんやろか?」

「炊飯器?」

マジか!
行くしかないパターンやん!

「見に行くわ」

仕方なく綿子さんちに向かった。

台所に入り、炊飯器を見た。
炊飯ボタンが光っていてなんだか動いているようだ。
けど表示部分に『20』と数字が出ている。
綿子さんちの炊飯器は我が家のと同じものなのである程度分かるのだが、たしか炊飯中は炊き上がりまでの残り時間が出ていたはず。
『20』って何?
それに綿子さんは動いてないって言うとったよな。

「これ動いとるみたいやけど、なんか表示がおかしいな」

綿「動いとる?ここら辺触ってもあんまり熱くないんや。おかしいやろ」

と言いながら炊飯器の蓋を両手で触っていた。
やっぱりよく分からない。

「ちょっと蓋開けてみてもええ?」

綿「ええで」

蓋を開けようとしたが開かなかった。

綿「ほらな。蓋も開かんのや。壊れたんやろか?」

とりあえず取り消しボタンを押してみた。
炊飯ボタンが消えた。
そして蓋も開いた。
中には炊き上がる少し前っぽいご飯があった。
つまんで食べてみると少し硬いが芯もほぼない感じだった。
が少しべちゃべちゃしていた。
どうもちゃんと炊けていたのに動いてないと勘違いしただけのことのようだ。
そしてもうすぐ炊き上がるところだったのだと思う。

「ちゃんと炊けとったみたいやで。このまま保温しといたらもうちょっと柔らかくなるかも知れんな。まあ食べれんことはなさそうや。食べにくかったらお茶づけにしたらええがな」

綿「えーっ!動いとったんな。なんでやろか?私ご飯炊くのも分からんようになってしもうたんやろか?ほんま、なんも出来んようになってきよる」

なんだかものすごーーく落ち込んでいた。

「まあ、しゃあない、しゃあない。こういう事もあるわ」

適当に慰めて早々に帰って来たのだった。
ごめん。
今日は余裕がありません。
IMG_3976
※イラスト担当のハルちゃんが多忙のため、イラストが間に合いません。代わりに我が家のニャンコの写真をどうぞ。


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