かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:柿

昨日の続き

そして恒例のおやつタイムだ。
まずは大福から。
綿子さんの目が輝く。
茂造さんと一緒だね。

綿「こんなん、ここでは一つも出んのや」

はいはい、知ってますよ。

綿子さんはとても大事そうにチビチビ食べる。
茂造さんはパクパク食べて一瞬で無くなったんだけど。
食べ方に性格が出るよね。
そして半分ほど食べると包み紙に戻し、包み始めた。

「ばあさん、何しよんや。置いとくつもりやろが」

綿「ええやないか」

「ええことないわ。いつも置いとくのはイカンて言うとるやろが」

綿「そんなん言うなや!!」

急に大きな声を出した。
かつおさんが相手だと甘えが出るのだろう。

「もう持ってこんぞ!」

結局、観念して残りの大福をまたまたチビチビと食べたのだった。

大福を置いて帰るのなんか絶対ダメだ。
そうでなくても大福を食べている綿子さんの横を通りかかったスタッフさん達が皆口を揃えて「気をつけて食べなよ」と声をかけるくらいだもの。
こっそり隠れて大福を食べるだなんて危険極まりない。
それにしても毎回、毎回懲りない人だ。

ふとロビーの窓から外を見ると中庭に柿が吊るしてあるのが目に入った。
いぶきの森には畑があって、そこで野菜を作っているのは知っていたが、干し柿も作るようだ。
その干し柿を見た綿子さんが「この間、これがお膳について出たんや。美味しかったわ~」と言い出した。
へぇ~干し柿が出たのね。
よかったやん。
え?でもこの間のサービス担当者会議で管理栄養士の方から聞いた話によると綿子さんに甘いものは出ないんじゃなかったっけ。
糖尿病がよくなったから少しは出るようになったのかしら。

綿「けどな、こんな小さいのが3切だけやったんや。もっと欲しかったわ~」

まあまあ、気持ちは分かるが出ただけでも良かったじゃないか。
欲を言えばきりがない。

「干し柿でないけど柿持って来たで」

綿「うわ~嬉しいわ~。私、柿が一番好きなんや!」

知っとるって!
柿の時期はとにかく柿を届けよう。
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昨日の続き

デイルームで野菜ジュースを一気飲みした後、皆で部屋に移動した。
おやつタイムだ。
今日のおやつは大福と柿だ。
大福を見ると「うわ~ええの持って来てくれたのぉ~」と目を輝かせた。
渡した途端、あっという間に食べてしまった。
その後に渡した柿もペロリ。
うちから持って行ったペットボトルのお茶は素直に飲んだ。
施設のお茶もちゃんと飲んでよね。

そしておやつを食べ終わると「ほな、帰ろうか!」と言い出した。

「えっ?どこに」

「家やが」

「それはムリや」

「なんでや!息子が来たら帰れるって言うたが!」

は?なにそれ?
スタッフさんがそんな事言う訳ない。
夢の中の話か、妄想か?
けれど茂造さんはそれを信じ込んでいる様子。
本気で怒っている。
困ったなぁ。
それにしてもいつもはかつおさんを見ても「秀夫」と弟の名前で呼ぶくせに、今日は息子だと分かっているじゃん。
不思議~。
あっ違うか!
秀夫は弟じゃなくて息子だと思ってるんだ。
きっとそうだと思う。

それはともかく、とにかく今日は何を言っても聞く耳持ってくれない。
帰れると思いこんで楽しみにしていたのだろう。
こりゃダメだ。
説得を諦め、急いで退散することにした。
が、茂造さんも置いていかれまいとついてくる。
いつもの倍のスピード歩くじゃないか。
危ない、危ない。

「わしも連れて帰ってくれや!」

大声で喚くのでスタッフさんが飛んできた。
スタッフさんが茂造さんの気を引いているうちに急いでガラス扉の外に出て、すかさず鍵をかけた。
一緒に出られなかった茂造さんはますますヒートアップ。
ガラス扉をガタガタゆすりながら「開けてくれ!なんで開けんのや!」と叫んでいる。
ひえ~。
勘弁してくれ~。
茂造さんから見えない位置に隠れてその様子を見守った。
スタッフさん達がなだめようと優しく声をかけてくれていた。
しばらくすると「部屋に行って牛乳飲もう」という言葉につられようやく部屋に帰って行った。

スタッフさんには本当申し訳ない。
いつもありがとうございます。

今日は久々にヘビーだったなぁ。
疲れたー。
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そして2階へ

茂造さんはデイルームにいた。
いつものテーブルで一人だが、向きが変わってデイルームの皆がいる方を向いて座っていた。
ちょっとボッチ感が薄くなってる。
この間、わたしが畑田さんに言ったからかな?
多分そうだろう。
こうやってすぐ対応してくれるところが素晴らしいよね。

「茂造さん、こんにちは!」

「・・・・」

誰か分かっていない。
考えているがやはり分からない。

「ゆうきも来たよ」

「おっ!ゆうくんか~」

ゆうくんだけは分かるのよね。

「茂造さん、部屋に行こう」

「部屋か?よっしゃ」

立ち上がって部屋に向かう。
が、足取りはバッチリとは言い難い。
けど自らちゃんと手すりを持って自分のペースで歩くので転ぶことはないように思える。
この注意力が綿子さんにもあればいいのに。

部屋に着き、さっそく北海道チーズ蒸しケーキを渡した。

「歯がないが~」

あちゃ~うっかり。
ハルちゃんが急いで入れ歯を貰いに行ってくれた。
入れ歯を入れると美味しそうに蒸しケーキを食べ、柿も全部平らげ「あ~美味かった」とにっこり。
食べ始めてから食べ終わるまで、ものの数分だ。
気持ちのいい食べっぷりだ。
綿子さんもこのくらいあっさり美味しく食べてくれたらいいのにとつい思ってしまう。
しかし茂造さんはこの後が問題だ。
入れ歯を外して舐め回す。
ゆうくんには見せられない姿だ。
教育上悪いもの。


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11月9日  日曜日

今日はハルちゃんとゆうくんと3人で茂&綿の面会へ。
かつおさんは留守番だ。
まだ用心しとかないと。
わたしは先週、先々週と面会をパスしていたので久しぶりだ。
半月空くと拒否感も少ないかな(笑)

まずは4階の綿子さんのところへ。
エレベーターを降りると目の前に綿子さんがいてびっくり!
窓際に並べた鉢植えの手入れをして、日向ぼっこをしていたようだ。
ゆうくんを見つけ「来てくれたんか~」と喜んだ。
半月ぶりに見た綿子さんはあまり変わりはないようだった。
相変わらず左足はくねくね動いている。

以前の2人部屋ならそこでおやつを食べさせられたのだが、4人部屋は他の人もいたり、デイルームにも近いので落ち着かない。
このエレベーターホールの方がいいだろう。
幸い他の入居者さん達からは見えないし。

今日のおやつは柿と北海道チーズ蒸しケーキだ。
まずはチーズ蒸しケーキから。
今回は4個入りパックを買ったので1個が少し小さい。
ちょうどいいサイズだ。
ゆうくんにも1個あげると椅子に座って上手に食べた。
それを見て「上手に食べるやないの」とこれまた嬉しそうだ。
そうやってゆうくんを眺めるばかりして全然チーズ蒸しケーキを食べようとしない。
多分とっておきたいのだろう。
けどそれは阻止しなくては。

「開けてあげようか?」

綿「いや、自分で開けられるから大丈夫」

ようやく食べ始めたのだった。
ちまちま食べるから時間がかかる。
ここにも『置いときたいが』現れている(笑)
そしてやっと食べ終わったので柿を出した。

綿「うわ~柿な?わたし柿が一番好きなんや~」

知っとるって!
だから今の時期、毎回柿を持って来とるんやん。

一切れ食べると「うわ~これ甘いわ~。美味しいわ~」とご満悦。
よほどおいしかったのかさっさと食べきった。
ふ~~、やれやれ。

「ばあちゃん、部屋替わったんやろ?どう?」

綿「そうなんや。ちょこちょこ転んでの。それで替わることになったんや。前の部屋は一番奥で遠かったやろが。今度の部屋は皆が居るとこにも近いからの」

へぇ~。
一応、よく転んでいるという自覚はあるのね。
自分なりに部屋を替わった理由を考えて納得していることにちょっと驚いた。
今度の部屋はスタッフルームに近いし、デイルームのすぐ隣だし、みんなベッドの横にポータブルトイレが置いてあるし、きっと介護度の高い人ばかりなんだろう。
ということはこれまた話し相手になるような人はいないのかもしれないなと思う。
ちょっと残念。

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10月25日 土曜日

わたしは今日から明日まで社員旅行へ。
わたしが勤めている会社ではコロナ前はほぼ毎年旅行に行っていたんだけど、コロナが流行ってからは中止になっていた。
今回久しぶりの社員旅行だ。
完全に気楽な旅ではないが、介護から解放されてゆっくりできる。
ちょっと嬉しい。

という事で今日はかつおさんが一人で面会に行ったそうだ。
面倒なことはさっさと終わらせたい。
なので午前中に訪問したそうだ。

まずは綿子さんから。
おやつは柿とスイートポテトを持って行った。
この間「柿を3つ持ってきてくれ」とリクエストされてたものね。
もちろん3つも持って行くわけはないが。

かつおさんが柿の入ったタッパーを差し出すと「私コレ好きなんや~」と喜んだそうだ。
そして「これだけか?」と言う事はなかったそうだ。
この間自分が言ったことも忘れている模様。
やはり痴呆が進んでいるのね。

で、相変わらず「置いときたいのぉ~」を繰り返したがかつおさんは無視したそうだ。
で、1階にいたので取っておくことも出来ず渋々食べきったそうだ。

「ここではこんなん一つも出んのや」は聞き流せるけど、「置いておく」は許すわけにいかないものね。


その後、茂造さんのもとへ。
今日の茂造さんは優秀で、ご機嫌でおやつを食べ、あっさり別れることができたそうだ。
いつもこの調子でお願いします。
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