かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:様子がおかしい

8月26日 火曜日

今日もまたかつおさんの携帯にいぶきの森のスタッフさんから電話がかかってきたそうだ。
てっきり茂造さんのことかと思ったら綿子さんの事だったそうだ。

スタッフさんが言うには綿子さんの様子がおかしいんだそうだ。
具体的に言うと、手や足が勝手に動いているんだそうだ。
ええっ!何それ!?
イマイチ想像がつかない。
スタッフさんからの説明も電話なので口頭だし、それを聞いたかつおさんの説明なのでよけい分からない。
でもとにかくおかしいという事だけは分かる。
で、スタッフさんが「今、隣に先生がいますので代わります」と言って先生と話をすることになったそうだ。
電話に出たのはいつもの院長先生ではなく、女性の先生だったそうだ。
先生は、「自分の意志ではなく勝手に手足が動いているので脳神経外科を受診するか頭部のCTを撮ったらどうかと思います。どうされますか?」とおっしゃったそうだ。
しばらく様子見でもいいが、どうするのかはかつおさんに決めて欲しいと委ねられたそうだ。
佐藤病院はCTの機械を持っていないし、脳神経外科もなく、専門外になるそうだ。
かつおさんはイマイチ状況がわからないんだけど、先生から電話がかかってきていることだし、様子見は良くない気がしてCTを撮りに行くことにしたそうだ。
あとであの時ああしていればと後悔したくない。
なのでCTを選択したんだけど、あっという間に近隣の病院で予約を取ってくれたそうだ。
で、明日午後から綿子さんを連れてCTを撮りに行くことになったそうだ。
ムッチャ素早いじゃん!
と言う事は何かヤバい病気なのか?
そんなに緊急を要するのか?
心配だなぁ。
けど土曜日に会った時はいつも通りで、何も変わったところなんて無かったのに。
あれから3日しか経ってないのに一体どうしたんだろう。
にわかには信じ難いんですけど。
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11月27日 月曜日

昨日、歩いて買い物へ行き、帰りにシルバーカーごとすっ転んだ綿子さん。
かつおさんの前では「痛うて歩けん」と甘えていたが、見守りカメラを見るとひとりの時は普段通り歩いていた。
一晩寝たら違っているかも?と今朝も見守りカメラを覗いたが、問題なさそうだ。
元気に可燃ごみを捨てに出かけていた。
良かった~!!
ホッとした。
明後日からかつおさんはまたも出張だ。
しかも今回は水曜日から来週の水曜日までと長いし、土日をまたぐので不安しかない。
その上、綿子さんが歩けないとなると非常に困る。
なので心底ほっとしたのだった。

が、夕方デイサービスから戻った時にはヨロヨロして、スタッフさんに心配をかけていた。
朝はあんなに元気そうだったのに?
スタッフさんがいるから甘えているのだろうか?
しばらくしてもう一度カメラを見ると、一人きりなのにヨロヨロしている。
テーブルや柱など、何かに掴まりながら歩いている。
やっぱりおかしい。
かつおさんが帰って来たら様子を見に行ってもらわなくては、そう思っていた。
が、しばらくすると綿子さんがうちまでやって来た。
ヨロヨロした足取りで杖を頼りに歩いてきたようだ。

綿「昨日、打ったとこが痛うていかんのや。シップを分けてもらえんやろか?」

「大丈夫?ちょっと待ってよ」

シップを取ってきて渡した。
けどシップは綿子さんちにもある。
テレビの横のカゴにいっぱい入っているのに。
要は痛いと甘えに来たのだろう。

綿「かつおはまだ帰ってないんな?」

「まだや。帰って来たら綿子さんとこに行くように言うわ」

綿「そうな。すまんなぁ。ホンマになんで卵や買いに行ったんやろか。悔やむばっかりしよんや」

「ホンマにな。前からもう遠いとこまで行ったらイカンでって言うとったやろ。そら行きたい気持ちは分かるけど、もう出来ることと出来んことがあるやろ。ちょっとは我慢せな」

綿「ほんまやなぁ。世話かけてすまんなぁ」

すまん、すまんって口では言うけど、本当に反省してるのか?
しても今だけで痛みが引いたらまた忘れるんやろ。
ダメだ!
優しくなんかできない。
本当にいい加減にして欲しい。
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2月21日、火曜日

火曜日は二人ともデイサービスが休みで家に居る。
なのでちょこちょこ見守りカメラを覗く。
午前中は台所で何やら料理をしている綿子さんが映っていた。
午後からは仕事が忙しくてカメラを覗く暇がなかった。
なので仕事を終え、帰宅する前にカメラを覗いてみた。

二人は台所に居た。
茂造さんは立ったまま晩御飯を食べている。
なぜか最近、立ったまま食事をする事が増えた。
そして綿子さんも立ったままだ。
なんだか様子がおかしい。
テーブルに手をつき、ハアハアと肩で息をしている。
そして「痛うていかんのや。食べられんかも知れんわ。ちょっと横になるわ」と言って部屋に引っ込んでいった。
茂造さんはおかまいなしでひたすら食べ、自分でお茶を淹れて「熱いが!」とブツブツ言いながら飲んでいる。
しばらくすると満足したのか、食べ散らかしたまま部屋へ戻って行った。
やれやれ。
それにしても綿子さんは大丈夫だろうか?
今日も天気が良かったから外に出てゴゾゴゾしていたのだろう。
ひょっとして転んだんだろうか?

家に戻り、かつおさんにさっきの綿子さんの様子を伝えた。
かつおさんも「どうせまた歩いて買い物にでも行ったんやろ」と言っていた。
そんな話をしながらまた見守りカメラを見ると、宅配弁当の入っていた発泡スチロールの箱を小脇に抱え、玄関から出て行く綿子さんの姿が映っていた。
しっかりした足取りだ。
大丈夫そうだ。
そう思っていたら「ピーンポーン」、チャイムが鳴った。
「ばあさんかな?」
「そうやろ」
かつおさんが玄関に向かった。

玄関のドアを開けると死にそうな顔をした綿子さんが立っていた。

綿「腰から上が痛うていかんのや。痛うて寝られへんのや。病院に連れて行ってくれんかの」

「どしたんや?こけたんか?また歩いて買い物に行ったんか?」

綿「どこも行っとらへん。打ってもないし、こけてもない。なんか急に痛うなったんや」

そう言いながら震えていたそうだ。
かつおさんもさすがに心配になった。

「明日、会社休んで病院に連れて行ってやるわ。今日はもう寝とけ。それより、こんなんやのに何で電話してこんのや」

綿「お前が居るか分からんから」

珍しく杖をついてヨロヨロしているので家まで送って行った。

スキップをしながら家に戻ってきたかつおさん、ニッコニコしながら「入院かな?」と言う。
久しぶりに入院もいいかも。
その間骨休みができる。
綿子さんには悪いがかなり嬉しい。

けれど綿子さんの場合、アカデミー賞女優ばりに演技が上手いからな。
なので本当にとっても痛いのか、少し痛いだけなのにオーバーに言っているのか分からないところがある。
以前、畑で転んで背中を強打したことがあった。
「痛くて寝れないから病院へ連れて行ってくれ」と言い出した。
この時も歩きかねる様子で、今にも死にそうな顔をしていた。
その日は日曜日だったので、当番医を調べて連れて行ったのだが、診察の結果、「どこも折れてないし、ヒビも入ってないですよ」と言われたのだった。
すると帰宅早々、畑に行ってクワをふり始めたのだった。
何やそれ!痛うて寝られんのでなかったんかい!
『病は気から』を見せつけられた。

こういった事はちょくちょくあるので、わたしたちは綿子さんの言葉を100%信用することが出来ないのだ。

明日、病院で診てもらったら本当のことが分かるだろう。
ウキウキ



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