ひき続き12日のこと

茂造さんをいぶきの森に送り届けやっと一息ついた。
が、このまま帰る訳にはいかない。
次は綿子さんの部屋へ。

毎週、日曜日に面会に行っていたのだが昨日は用事があって行けなかった。
ま、今日も祝日で休みだから今日でいいやと思っていたのだが、かなり疲れたので足が重い。

綿子さんはデイルームにいた。
スタッフさんによると今日から車イスを少し小さいものに変えたそうだ。
他にあの大きな車イスを必要とする人が現れたためで、綿子さんは小さいのに変えても大丈夫だろうという事で変更になったそうだ。
小さいと言っても前のより少し小さいだけでよく見かけるノーマルな車イスよりは大きい。
とりあえずこれで様子を見て無理そうならまた考えますとの事だった。

部屋へ移動し、話をしながら洗濯物を回収したりおやつを渡したりした。

「今日は梅ちゃんやひろこさんがお参りに来たんや」

綿「ほうか。もうお盆やからの。みんな元気なん?」

「おう。元気やったわ。じいさんもようけ喋っとったわ」

綿「じいさん?」

「昨日、梅ちゃんから明日お参りに行くって連絡もろたから久しぶりに会わせてあげようと思うて連れて帰っっとたんや」

綿「ほうな」

なんだか顔が曇った。
どうも不服そうだ。
自分は連れて帰ってもらえなかったからか。
けどそれはムリやん。
こんな車イスのケガ人、連れて帰れませんて。
けどやっぱり気を悪くしたようだ。
そりゃ自分は無理だと分かっていてもじいさんだけ帰ったと聞くと気持ちのいいものではないよね。
かつおさんも言わなきゃいいのに。
頭の悪い人


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