かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:歌の本

3月7日 土曜日

今日はかつおさんが一人で茂&綿の面会へ行った。
というのも、ハルちゃんも数くんも仕事でゆうくんの子守りを頼まれたのだが、ゆうくんは火曜日からインフルエンザに罹ってしまったため面会には行けないのだ。
という訳でかつおさん一人でいぶきの森へ。
そうそう、茂造さんのパウチは昨日ようやく届いたので今日持って行った。
先週の木曜日に注文を依頼されてからもう1週間以上経っている。
ちょっと遅すぎじゃない?
次回からは依頼されたらすぐ注文してくださいね。

いぶきの森から戻って来たかつおさんに二人の様子を聞いた。
綿子さんはあまり変わりなかったそうだ。
かつおさん一人なのであまり話も盛り上がらずだったそう。

「そうそう、歌の本はほんまに喜んどるわ。今日も枕元にあったわ。ばあさんがよっちゃんによろしく言うとってって」

綿子さん、あの本を買ってきたのがわたしだってちゃんと分かってるんだ。
ボケていてもそういう事は分かるのね。
凄いじゃん!

茂造さんは今日もかつおさんの事が分からず。
「わしの息子は秀夫や。〇〇におるんや」と言ったそうだ。
どうしても秀夫=息子から秀夫=弟に修正できない。
父親や伯父の名前と関係性はちゃんと覚えているのに、なんで秀夫さんだけ息子になってしまったんだろう。
ホント不思議だ。

あと茂造さんの隣のベッドが空になっていたそうだ。
転所したのかそれとも亡くなったのかは分からない。
茂造さんの相方、もう何人代わったっけ。
茂造さんはここではもう割と古株なのかも。
まだまだ長生きして一番の古参になったりして。
喜ばしいような、怖いような…。
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2月28日 土曜日

ようやく出張から戻ったかつおさんとゆうくんを連れて茂&綿の面会へ。
綿子さんのいる4階の入所者の入浴は基本、水曜日と土曜日なんだけど、2月は施設の都合で土曜の入浴は金曜に行う事になっていた。
なのでこのところずっと4階での面会だ。

いつものように日向ぼっこスペースに移動して面会。
まずはおやつ。
今日はドーナツとはるみを用意した。
ゆうくんにも分けてやりながら美味しそうに食べた。

「本、見よる?」

綿「見よる、見よる!あれ、ほんまにええわ~。懐かしい歌がようけ載っとるわ。ありがとなあ。」

「サザエさんの本は?」

綿「・・・」

スルーだ。
きっと読んでないのだろう。

綿「あの本な、みんなが居るところに持って行ったらみんな見せて見せてって言うんや。見せてあげたら老眼鏡が無いと読めんって、今度家の者に老眼鏡持って来てもらおうやって言うとる人も居るんや」

歌の本は大人気の様ね。
綿子さんもすっごく嬉しそうだ。

「サザエさんの本は読まんのか?」

綿「・・・」

これまたスルー。

綿「それであの歌の本いつも持っとるんや。ほんまにありがとなあ」

とにかく歌の本の話に戻す。
おもしろいぐらいサザエさんの話題はスルーだ(笑)

あまりお気に召さなかったのだろう。
仕方ない。

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2月26日 木曜日

今週もかつおさんは出張中のため洗濯物の回収はわたしの役目だ。
まずは4階へ向かう。
綿子さんはデイルームで食事中のようだ。
洗濯を終えた衣類を片付けながらタンスの整理もする。
するとサザエさんの歳時記は棚に置いてあったが歌の本は無かった。
持ち歩いているようだ。
とっても気に入ったようで良かった。

そして2階へ。
茂造さんの部屋に向かっているとスタッフさんに呼び止められて「もうパウチが残り少なくなっているので注文お願いします」と言われた。
ついこの間届けたばかりのような…結構無くなるペースが早い気がする。
しかし必需品、無いと困る。
「はい、分かりました。注文するように主人に伝えます」
茂造さんはすでに部屋で横になっていた。
絶賛、独り言中だ。
そのすぐ横でタンスを開けてゴゾゴゾしていても何の反応もない。
楽でいいよね。

家に戻ると即行でかつおさんにパウチを注文するようにLINEした。
こういう事は忘れないうちにさっさとしとかないとね。
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昨日の続き

「気に入ってくれた?これ綿子さん専用の本やから、いつでも好きな時に見てな。ほら、ここに名前貼ってあるやろ」

裏表紙にテプラでしっかり名前を貼っておいたのだ。
すると綿子さんとても驚いた。

綿「えっ?これ私のなん?」

「そやで」

綿「えーーっ!嬉し――!!ホントにかまんの?」

自分の物だと思ってなかったのね。

「綿子さんに買ってきたんやで」

綿「うわ~良かった~。ありがとうなぁ」

とても喜んでくれてこっちも嬉しい。
こんなことならもっと早く買ってきてあげればよかった。

「ところでもう1冊買ってきたんや」

とサザエさんの歳時記を渡した。
この本、かつおさんとハルちゃんにはとても受けが良かった。
これなら綿子さんも喜ぶんじゃないというのが共通意見だった。
綿子さんもパラパラ見ながら「うわ~懐かしいなぁ」とまずまず気に入ったようだった。

が、歌の本には負けるようだ。
帰り際、「本どうする?デイルームに持っていく?それともベッドのとこに置いとこうか?」と尋ねると「こっちだけ持って行くわ」と歌の本だけ握ったのだった。
ま、時間はたっぷりあるからサザエさんもぼちぼち読んでくれるといいなと思う。
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2月22日 日曜日

かつおさんは先週水曜日から出張中でこの週末は不在だ。
そこでハルちゃんに頼んで茂&綿の面会に同行してもらった。
もちろんゆうくんも一緒だ。

まずは綿子さんから。
エレベーター横の日向ぼっこスペースで面会だ。
早速この間買ってきた歌の本を手渡した。
綿子さんはパラパラめくっていった。
ハルちゃんが「この歌知っとる?」と尋ねると歌い始めた。
「これは?これは?」と尋ねると、どれも知っているようでどんどん歌ってくれた。
さすが!
ホント歌が大好きなのね。
この本に載ってる歌はほとんど知ってるようだ。

ぺージをめくっていくと『パート3 近年のヒット演歌』という見出しが。
が、よく見ると昭和50年代の歌などだった。
どこが近年やねん!
この本かなり昔に発行されたようだ。
けど綿子さんにはドンピシャ!
とても嬉しそうにページをめくり、時どき口ずさむ。
どんなに古くてもまだまだ需要があるという事ね。

ハルちゃんも一緒に見ていたら「ああ人生に涙あり」という曲を見つけ、「これ水戸黄門の歌やん!こんな題名やったんや!」と驚いたりで、なかなか面白がっていた。
綿子さんは綿子さんで「おーい中村君」という曲を見つけ「懐かしいわ~思い出したわ~」と嬉しそうに言っていた。
もちろん綿子さんの大好きな「孫」も載っている。
この本の中ではまだ割と最近の曲、「きよしのズンドコ節」や「きよしのソーラン節」ももちろん歌える。
とにかくこの本を選んで大正解だったようだ。
良かった~。

楽譜 思い出の歌・日本のうた 楽しいレクリエーション
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