かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:残す

ようやく落ち着きおやつタイムだ。
今日のおやつは豆パンだ。
豆パンは二人とも大好きなのだ。
前回これを持って来た時、綿子さんは半分以上をゆうくんにあげちゃってあまり食べられなかったからまた持って来たのだ。
綿子さんは喜んで食べ始めた。
美味しいわ~と半分までは順調に食べたのだが、半分くらい食べると袋を閉じ始めた。

「どしたん?もう要らんの?」

綿「いや~また後で食べたいから」

「それはダメなんやって。今ここで食べんかったら持って帰らないかんのや」

綿「いやでも今全部食べるのもったいないが~」

「そやなぁ。置いときたいのは分かるで。けどここのルールやからな。ちゃんとルール守らんと食べ物の持ち込み自体禁止になることもあるんやで」

さすが医療従事者。
まずは同意するのが秘訣だそうだ。
頭から否定するのはNGだそうだ。
勉強になります。

渋々食べるのを再開した綿子さん。
しかしちびっとちぎって口に運んだと思ったらまた袋を閉じる。
そしてそっとポケットに隠そうとする。

「だから置いとけんよ。ここで食べてよ。今食べても後で食べても食べる量は一緒やん」

綿「楽しみに取っときたいんや~」

「食べる事が一番の楽しみやもんな。分かるよ。けどルールは守らんとな」

綿「はあ~」

またも袋を開けて小さく一口ちぎって口へ。
で、またも袋を閉じる。
おい!

でまた同じやり取りを繰り返す。
5ターンぐらい繰り返したところでさっきのスタッフさんが見かねたようにやって来て「今の時期は特に食中毒も怖いからな。置いとくはダメですよ」と言い聞かせてくれた。

またも食べ始める綿子さん。
しかしまたも!
結局8ターンくらい繰り返し、ようやくパンは無くなったのだった。

途中かつおさんが戻ってきた。
その時点でパンは4分の1ほど残っていた。
茂造さんは爆速で食べたそうだ。
食欲があるなら良かった。
かつおさんも綿子さんがちびちび食べる姿を見て呆れていた。
数くんも6ターン目くらいからさすがに笑っていた。
うわ!また!
笑うしかないよね。
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そして4階、綿子さんのもとへ。
綿子さんはまだ寝ていた。
もう起こさず帰ろう。
洗濯物だけそっとタンスにしまっておこうとしていたらスタッフさんが来て「綿子さん、起きなよ。息子さんたちが来てくれとるで。」と起こしてしまった。
あらら。
内心、起こさなくていいのに…。
けど起きてしまったから仕方ない。
持って来たおやつを食べさせよう。
ベッドに腰かけたまま食べるより車いすに座った方が食べやすいだろうとスタッフさんが車椅子にのせてくれた。
ふむふむ、こうすればいいのか。
勉強になる。

おやつのドーナツを渡すと「美味しそうや~」と言いながら食べ始めた。
テニスボールより一回り小さい大きさの丸いドーナツを2個タッパーに入れてあったのだが、1個食べ終わるとかつおさんに向かって「お前食べるか?」と言った。

「どうしたん?欲しくないん?」

綿「ん~、あんまり欲しないなぁ」

ビックリだ。
ドーナツが嫌いなわけじゃないはず。
もしかして調子が悪いのか?

「どうしたん?気分悪いん?」

綿「なんか頭がふわふわしてちょっと気持ち悪いんや」

あらら。
このところ耳が悪くなったせいか口数が減っていたからいつも通りだと思っていた。
けれどおやつを残すぐらいだからよっぽど調子が悪いのだろう。

「ほなもう寝よれ」

とまたベッドに移ってもらった。
スタッフさんにも伝えると「えっ?おやつ残したの?」と驚いていた。

ス「デイルームにいた時にあつけしたのかも。あそこよく日が当たるから。ちょっと気をつけてみておきます」

「お願いします」

軽い脱水症かな?
早く回復しますように。
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