かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:段差解消

土間のかさ上げをした翌日、使い心地はどうか感想を聞いた。
綿子さんは上がったり下りたりがしやすくなったわと喜んでくれていた。
なによりウッドデッキを設置したおかげで洗濯機のところまでスリッパのまま行けるのがとてもいいんだそうだ。
あっそうか!前はいちいち靴に履き替えなくてはならなかったもんな。
そのことは特に考えて無かったから思わぬ収穫だった。
土間と通路との段差も無くなったので「楽になったわー」と言ってくれた。
ここら辺は想定通りだ。やったね!

それから数日後、さくら苑の職員さんがデイサービスの迎えに来た時、この土間を見て
「あらー。良くなりましたね」と言ってくれたそうだ。
綿子さんは自慢げに「ここまでスリッパのまま行けるし、ここに腰かけて靴が履きやすくなったんや」とか言っていたらしい。
すっかり気に入ってくれたようだ。
良かった、良かった。
誇らしげ


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茂造さんちはいろいろリフォームしてずい分暮らしやすくなった。
しかしまだいたるところに段差があって高齢者にはキビシイ。
全てをフラットにすることは到底無理なのでよく使うところだけでもなるべく段差をなくしたい。
そこで綿子さんの介護保険の住宅改修の枠の残りで廊下の段差解消をすることにした。
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↑土間から見た段差の図

上の図のろう下③のところを直すのだ。
今までのリフォームで赤い斜線のところはフラットになった。
そしてトイレを移動させたのでろう下①とろう下②はほとんど使わなくなった。
ちなみにこのろう下①、②、③すべて高さが違う。
ろう下③を15㎝上げて台所と高さを揃えればずい分楽になるだろう。
しかも③の台所の入り口の手前のところは床が傷んでいて踏むとかなり沈む。
そのうち踏み抜いてしまいそうだ。
ろう下②との段差も小さくなる。
やはり直すべきだろう。

そこでケアマネの川上さんとあのなじみの業者さんに相談したのだった。
業者さんは喜んで見積もりをしてくれたのだが川上さんはちょっと難しい顔をしている。
つい先日、ここ(上の図の青いところ)に手すりを付けたので介護保険は通るかどうか微妙ですね。ちょっと厳しいかも。との事だった。
えっ!なんだって!!
まっでもひょっとしたら通るかもしれないしとりあえず申請してみましょうと言ってくれた。

で、申請した結果・・・

残念ながら不可だった。

ええーーーっ!

手すりを付けたばっかりになんてこった。
でも床が抜けてケガをしても困るしリフォームはやらなくっちゃ。
全部持ち出しになるけど.....

むっちゃ悲しい😭


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前回までのお話がこちら



土間うちも介護保険の申請をすることになったので許可が下りるまで工事はストップしている。

が、壁に開けた入り口にドアを取り付けるために建具屋さんが来た。

出入口上部のリビングの外側の壁にレールを付けて吊り下げ式の扉を付ける算段だった。

が、壁が少し傾いていることが判明。
吊り下げ式にできないことになった。

そこで敷居にレールを付けて扉を取り付けることになった。
なかなかスムーズにいかないもんだね。
古い家だから色々あるよね。

ところで茂造さんは工事の期間、この部屋で寝られない(ドアがないので寒い&ほこりが舞っている)ので隣の部屋で寝ている。
その部屋は10年ほど前に亡くなったフネさんが使っていた部屋だ。
フネさんはわたしの義祖母、つまり茂造さんのお母さんだ。

この部屋にはフネさんが使っていたセミダブルのベッドがあったのでそこに茂造さんの布団を敷いて、「しばらくここで寝てね」と言って聞かせた。

茂造さんには以前からベッドを勧めていたのだが
「ベッドはすかん」と言って床で寝ていたので
「少しの間やからベッドで辛抱してね」と頼んだんだけど
すっかりベッドが気に入ったよう。

「これええわ」

と喜んでベッドで寝るようになった。
ベッドで寝てくれる方がこちらも掃除がしやすくていい。
ベッド

ラッキー!

もちろんテレビは移動して元フネさんの部屋に設置している。
なんたってテレビっ子だから(笑)



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前回のお話はこちら


今日から工事が始まった。
とりあえず初日の今日はかつおさんが休みを取って立ち会った。

わたしは会社から戻るとワクワクしながら茂造さん家を見に行った。

うわー!すごーい!

床がキレイに切り取られ、壁にドア一枚分の穴が開いている。
よく見ると以前ここに扉があったんだろうなと思える柱とか敷居があった。

なんだか感慨深いものがある。

まだまだ工事は始まったばかりで完成まではほど遠いのだが
裏口から玄関までの通路ができて嬉しい。
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しかし工事を始めてみたら問題も出てきた。

床をはぐったらフラットな土間が現れると思っていたのだが何やらくぼんでいる。
そこを見てかつおさんが
「あっ、昔ここに流しがあったんや」
と言った。
流しの形に土間にくぼみができている。
色々昔の名残が隠れていた。

それにリビングの上り口にコンクリを打っていて少し高くなっている。

そこでこの少し高くなったところに合わせて土間うちをしてフラットにすることになった。

これも介護保険が使えそうだということであらためて申請することになった。
今回も川上さんはすぐ駆け付けてくれて話がスムーズに運んだ。

川上さんのフットワークの軽さに脱帽です。
本当にありがとうございます。



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先日、トイレのリフォームを決意し、業者さんと契約を結んだのだが
ついでと言っちゃあなんだが
あの危険な犬走りを通らず玄関の外へ出られるよう段差解消リフォームも行うことにした。
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上の図の赤い斜線の部分をリフォームするのだ。
この部屋は今はリビングで茂造さんが自室として使っている部屋なんだけど
以前は土間の台所だったそうだ。
母屋の裏に増築して台所を作ったのと、
かつおさんのお兄さんの典(のり)さんのお嫁さんが嫁入り道具としてピアノを持ってきたので洋室に改装したんだそうだ。

要は以前、土間だった所を座をあげて部屋を広くしたのだが、そこをまた土間に戻して通路にするということだ。
なんだかリビングが狭くなってもったいない気もするが安全には変えられない。

そしてこのリフォームは介護保険が使えることになった。

ケアマネの川上さんに相談したところ段差解消の住宅改修に当てはまるのではということで申請してみることにした。
するとすんなり許可が下りたのだ。

バンザーイ!


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