かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:毛布

5月28日 木曜日

かつおさんは出張へ。
という事で今日はわたしがいぶきの森へ。

まずは4階、綿子さんのところから。
綿子さんはデイルームで食事中だった。
洗濯物を回収してとっとと帰ろうと思っていたのだが、毛布が無いことに気づいた。
あれ?なんで?
月曜日にかつおさんが持って帰ったのか?
綿子さんの体調の事で頭がいっぱいで毛布を持ち帰った報告を忘れたのか?
かつおさんにLINEして尋ねてみたが既読が付かない。
いや、でも洗濯機の周りに毛布なんかなかったよなぁ。
よく分からないのでスタッフさんに聞いてみた。
すると「あれ?こないだ持って帰ったのかしら?そこに無いなら多分そうじゃないかな?」とよく分からない様子。
結局分からずじまいだがしょうがない。
今晩かつおさんに聞いてみよう。
もし、持って帰ってないなら次回探してもらうようお願いしよう。

ところで声をかけたスタッフさんは日曜日に綿子さんを車いすに移乗させてくれたスタッフさんだった。
なのでこのところの綿子さんの様子を話してくれた。

ス「綿子さん、月、火と調子がイマイチだったんですけど大分良くなっててきました。やっぱりあつけして軽い脱水症になってたようなんです。それでお茶を飲むように勧めてるんですけどね、やっぱりあまり飲んでくれなくって。それで月曜は茂造さんの甘酒を1本頂いて飲ませたんですよ」

「月曜日に主人がこちらに来た時に何人かのスタッフさんからポカリスエットを持って来て欲しいとお願いされたと言ってました」

ス「そうなんです。ほんとお茶を飲まなくなっちゃってて」

「きっと口に合わないんでしょうね。昔からお茶は好きでこだわる方なので」

ス「ここのはパックの麦茶ですから」

「麦茶は以前元気なころは自分で麦を炒ってたんですよ。自家製の麦茶はほんと美味しかったですよ。娘は小さい頃からその麦茶を飲んで育ったので初めてペットボトルの麦茶を飲んだ時、これ腐ってると言ったぐらい味が違うんです」

ス「へえ~」

「やはりポカリを持って来た方がいいですかね?いえね、この間主人が来た時に、皆さんにポカリを持って来てと言われたんだけど、最後に大井さんに持って来ないでいいですからって言われちゃったそうで。まずはお茶をしっかり飲ませますからって。なので持って来れなくなっちゃったんです」

ス「えっ?そんな事言ったんですか?」

「そうみたいです。それでどうしたらいいんだってなって。大井さんてボスじゃないですか。だから無視するわけにもいかないかって」

そこへ他のスタッフさんが通りかかった。
すると今話をしていたスタッフさんが

ス1「ちょっと聞いてよ!ポカリを持って来てってお願いしてたのに大井さんが断ったんですって!!」

ス2「えっ?マジ⁉」

スタッフ間でもいろいろ思うところがあるようだ。
で、3人で話をして出た結論は、とりあえずお茶を勧めていこう、どうしても飲まない時は茂造さんのところから牛乳やジュースを拝借して飲ませようという事になった。
茂造さんには毎週牛乳や甘酒、ジュースを混ぜて8本届けている。
それプラス、カルピスがあるので少々綿子さんに回しても大丈夫なはずだ。
カルピスはこの間届けたばかりだからしばらくもつはずだし。
とにかくそれで様子を見ることに。
それにしても茂造さんにせよ綿子さんにせよちゃんとお茶を飲めよ!!
スタッフさんを手こずらせないでよね。
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それから2階の茂造さんのところへ。
茂造さんはベッドで寝ていた。
もう6時だもの、そりゃ寝てるよね。

タンスの上には大量の袋が。
そしてタンスの前にも毛布が入った大きな袋があった。
袋を確認すると「汚染」とは書いてなかった。
ほっ。
けどなんでこんなに袋があるんだ?
「汚染」の書き忘れかな?
そうじゃないことを祈る。
そして毛布の袋の方には『冬物の毛布の洗濯をお願いします』と書いてあった。
もう毛布は要らないってこと?
茂造さんはかなり寒がりなんだけど本当に要らないの?
心配なのでスタッフさんに聞いてみた。
するとどれも便汚染だった。
毛布にも便が付いたので洗って欲しいとのことだ。
もう要らないからじゃなかったのね。
何となくそんな気はしてたけど…。
がっくり。

「じゃあ代わりの毛布を持って来た方がいいですか?」

ス「このところ暑いくらいだから大丈夫じゃないかな。けど茂造さん寒がりなんで、もし必要そうなら連絡します」

「お願いします」

連絡が来ないことを祈る。

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昨日の続き

ところで今日は本当に寒かったので、朝からエアコンが付いている部屋は全てフル稼働させていた。
茂造さんが家に戻り、一緒に家に入ると、リビングのエアコンは動いていたが、台所とその隣の綿子さんの部屋とその隣の茂造さんの部屋のエアコンは止まっていた。
この3部屋は増築部の部屋だ。
3台同時にフルパワーで動かすには容量が足りなかったのだろう。
ちょっとは温かくなっていると思っていたのに寒々としていた。
かつおさんが急いでスイッチを入れ直した。
台所と綿子さんの部屋のエアコンの。
またブレーカーが落ちるといけないので茂造さんの部屋のエアコンは付けなかったそうだ。
なんで?
茂造さんが寝る時寒いやん。
かつおさんの考え方はこうだ。
茂造さんの部屋のベッドはまだ夏仕様のままだ。
冬物に取り替えるのが面倒くさいので綿子さんの部屋で寝かせればいいや。
綿子さんの部屋の方が台所から近いし、ということだ。

「けど、いつもの部屋じゃないと茂造さんが混乱しそうやん。それに綿子さんの部屋の布団も冬物と違うで。シーツは夏物やし、掛け布団は合い物やで。毛布も出てないし」

「え?そうなん?」

おいおい!
昨日準備したんじゃなかったんかい!
どこの準備をしたんだ?

結局、急いで茂造さんの部屋のエアコンを入れ、毛布と羽毛布団を出したのだった。
ホント使えねー。
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12月22日 月曜日

茂造さんの洗濯物の回収にいぶきの森へ。
5時半頃に着いたのだが、茂造さんはすでにベッドの中だった。
目をつむって独り言の真っ最中。
今日の独り言は

茂「それは兄弟や。いや、ほんまの事言うと従兄弟や。まあ、しゃあないが・・・」

何の夢?

で、肝心の洗濯物がなかった。
タンスの中やベッドの下も覗いたが無い。
となりのタンスかな?
えっ?
その時気付いたのだが、隣に誰か入ったようだ。
ベッドの上に布団と毛布があった。
きっと耳が遠い人なんだろう。

詰め所に戻り洗濯物が無かったことを伝えると探してくれた。
まずはトイレへ。
以前、便汚染が頻繁だった時、よくトイレの大きなバケツから取り出して渡されていた。
なので、ゲッ、また便汚染?と思ったが違っていた。
そこには無かったようだ。
ほっ。
そしてスタッフさんはデイルームの奥の大きな収納扉を開けた。
そこから10個くらい袋を取り出していた。
そのうちの一つが茂造さんのものだった。
入浴後、ひとまずここに入れておいて落ち着いてから各部屋に配るようになっているのかな?
今日は配り忘れたようだ。
ま、そういうこともあるだろう。
とにかくノーマルな洗濯物でよかった。
さあ、帰って洗濯だ。
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これも12月1日のこと

仕事帰り、いぶきの森へ茂造さんの洗濯物を回収しに行った。
ちょっと遅くなったので茂造さんはもうベッドで寝ていた。
寝てたと言っても完全に寝ているのではない。
いつもの独り言は続いていた。
デイルームまでその声は届いている(笑)
何やら色々言っているが「いかん!死ぬ!」と言った時は思わず笑ってしまった。
どんな妄想?
洗濯物を回収しさあ帰ろうと思ったけど茂造さんの毛布が半分ずり落ちていることに気付いた。
しょうがないなぁと直してあげた。
すると茂造さんが薄目を開けてわたしを見た。

「毛布かけてくれたのぉ」

てっきりお礼を言ってくれるのかと思ったら

「けど、元々着とったがのぉ」

なんやねん!
ま、ええけど。
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