かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:熱中症

6月19日 木曜日

かつおさん、今日の午後も有休をとった。
火曜日、会社を休んで田んぼ仕事をしたのだが、その時に軽い熱中症になったようだ。
火曜日の夜から悪寒が始まり、38度後半の熱が出た。
翌日の朝には熱は引いたが、それからずっと倦怠感が続いているそうだ。
なので多分熱中症の後遺症だと思われる。

午後から家で休んでいたのだが、今日は洗濯物の回収日。
夕方いぶきの森へ行って回収してきたそうだ。
今日は熱は無いからセーフだということで。
しんどいなら言ってくれれば代わりに行ったのに。

で、今日の洗濯物はノーマル。
良かった。
これで便汚染ならまた熱が出そうだもの。
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7月30日 日曜日

昨日も今日も綿子さんちはとても暑い。
けれど相変わらずエアコンはつけないし、窓も開けない。
いくらエアコンをつけろ言っても言う事を聞かないので諦めている。
けどやっぱり心配なので時々見守りカメラを見るのだが、ピクリとも動かずに寝ていたらもしかしてと本当に心配になる。
少しでも脱水症の対策になればと綿子さんの大好きなスイカを買ってきて届けに行った。
それと今日は土用の丑の日なので鰻も買ってきた。

綿子さんちに向かっていると納屋の軒下に置いてあった一輪車に、雑草が山盛りに積まれているのを見つけた。
どうも庭の草を抜いたようだ。
この暑い中、草抜きをしていたのか?
今、4時前だ。
2時前には家の中にいたので、2時過ぎから4時前の間に抜いたのだろう。
一番暑い時間帯じゃないか!
自殺行為やん!!

家に入ると綿子さんはリビングのソファで横になっていた。
リビングはこの家の中で一番涼しいとはいえ余裕で30度は超えているだろう。

綿「さっきまで草抜きしよったんやけど、しんどうてなぁ。腰も痛うてここで寝よったんや」

「見たわ。一輪車に草をようけ積んどったのぉ」

綿「もう、しんどうてのぉ」

「こんな昼の日中に草抜きやしたらいかんがな。するなら朝早くからか、夕方涼しくなってからにせな。熱中症で倒れるで」

「この暑い時にアホちゃうんか」

綿「・・・・・・」

「この部屋やって、むちゃむちゃ暑いやないか。エアコンつけるのが嫌やったらせめて窓ぐらい開けろよ」

かつおさんは堪らず窓を開けていった。

「昼間は窓開けたってええやろが、夜になったら閉めたらええが」

綿子さんは返事をしない。

「ところで綿子さん、スイカと鰻を買うて来たで」

綿「うわ~嬉しい~。鰻は好きなんやけど高いからな。それに自分ではもう買い物に行けんから食べれんと思うとったんや。うわ~良かった~」

「スイカは冷蔵庫に入れとくからな。冷えたら食べてな」

綿「スイカは好きなんや~。こないだ貰ったんは食べてしもうて、もう無かったんや。良かった~」

先週の土曜日に直径30㎝以上の大きなスイカの半玉を届けたのだがすっかり無くなっていた。
本当に大好きなのだろう。
あっという間にたいらげる。
でもスイカは水分補給にもなるからいい。

そして綿子さんちを後にし、納屋でちょっと用事をしていたら窓際に綿子さんが立っているのが見えた。

「早から閉めようとしよるわ」

けどかつおさんと目が合ったからかそのまま奥に引っ込んだ。
しかし30分後、気付くと窓は閉まっていた。

もう勝手にしてください。
やれやれ。
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もひとつ続きます

とにかく綿子さんちは暑かった。
20分程の滞在だがTシャツは絞れそうなくらい汗でビショビショだ。
台所だけでなく廊下も座敷もどこもかしこも暑い。
窓は一つも開いていないのだから風も入らない。
一応、廊下側の窓は網戸にしているのだがハッキリ言って意味がない。
この廊下の部分は昔は中庭だったのだが、廊下にし、屋根をつけてふさいでしまっていた。
なので網戸があるのだが、ここを網戸にしても風は入らないし抜けることもない。
しかも廊下の屋根には明り取りの天窓があるのでとても暑い。
温室のようなのだ。

高齢者はあまり汗をかかないと言うが、綿子さんの額には汗がにじんでいた。
言っても無駄だとは思うが言わずにはいられない。

「綿子さん、エアコンつけなよ。こんな暑いところにおったら倒れてしまうで。そんなにケチケチせんでも電気代やしれとるわ」

綿「もうな、年寄りになったらそうは思うても出来んのや」

絶対にエアコンはつけたくないようだ。

「そんなこと言わんとエアコンつけようで。テレビでも言うとるやろ。熱中症になるで」

綿「いや、でもな、年がいったらもったいないと思うて出来んのや」

エアコンをつける気は全くない様だ。
アカン。やっぱりムリや。

家に戻りこのやりとりをかつおさんに伝えると

「ナンボ言うても聞かへんわ。言うだけ無駄や。死なな分からんのや」

と吐き捨てた。
私もさすがに匙を投げた。
もう、何も言わんからな!
知らんで!
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7月21日 金曜日

今日も会社の帰りに綿子さんに食料品を買ってきて、かつおさんと届けに行った。
玄関に入るととても静かだ。
リビングを通り抜けようとしたらとても臭かった。
加齢臭だ。
締め切っているし、気温も高いから仕方ないのだろう。

「うわ~臭いの~。じいさんの臭いがまだ抜けんのかの~」

「そんなことないやろ。じいさんの臭いでないんと違う?」

「そしたらばあさんか」

そう言っていたらソファーから綿子さんがむくっと起き上がった。
ヒィ~!むっちゃ驚いた。
リビングはあまり日が差し込まないので昼間でも暗い。
照明もテレビもついて無かったので、まさか人がいると思ってなかった。
なるほどいつもより臭いと感じたのは綿子さんがいたからか。
リビングは台所や綿子さんの部屋に比べたら少しは暑さがマシだ。
が、ここでも締め切って扇風機を回すだけなのでわたし達からするととても暑い。
暑い部屋で汗をかくから臭いもひどくなるのだろう。

「食べ物買うてきたで」

と声をかけると一緒に台所へきた。
買ってきたものを説明しながら冷蔵庫へしまっているとかつおさんが
「よう、こんな暑い部屋で居れるのぉ」と言いながらエアコンをつけた。
そして隣の綿子さんの部屋のエアコンもつけた。
食料品をしまい終え、しばらく話し相手をしてから家に戻った。
汗びっしょりだ。

「むちゃくちゃ暑かったなぁ。なんでエアコンつけんのやろか?」

「アホや。なんぼ言うてもつけへん」

そう話しながら見守りカメラを見ると、ちょうどエアコンを消している綿子さんが映った。
生命を維持する判断力がないという点で

「もう消しとるわ」

「熱中症で死んだらええが、好きにせえ!」

言う事を聞かない高齢者にはどう対処したらいいのだろう。


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7月14日 金曜日

今日も仕事帰りにスーパーに寄って綿子さんち届ける食料品を買った。
なんだか毎週金曜日は買い物の日になっている。
買って届けると綿子さんは喜んでくれるし、別に連れて行けと言わないのでこれで大丈夫のようだ。
なので助かる。
一旦家に戻り、かつおさんと届けに行った。

このところすっかり気温が高くなり、テレビで危険な暑さだとか、できるだけ外出を控えようとかいうニュースがさんざん流れている。
特に高齢者は熱中症になりやすいので要注意だ、エアコンを控えるのはやめましょうといっている。
けれど綿子さんは相変わらずエアコンをつけていない。
台所に入ると熱気でムンムンして汗が滝のように流れる。
かつおさんが
「おかん、暑くないんか?エアコンつけろよ。死んでしまうぞ」
と言いながらスイッチを入れると
「もう、あっちの部屋に行くからつけんでええ」
と言い出す。

「どうせそっちの部屋もエアコン入れて無いんやろが」

綿子さんは無視だ。

「そんなにケチケチしたってしょうがないやろが。ケチげにして熱中症になって倒れたら、その方がようけお金がかかるんやぞ。入院したらなんぼお金が要るんか知っとるか?ひと月15万やぞ」

綿「そんなに要るんか?」

「そうや。おかんは入院ばっかりしてナンボお金使うたと思うとんや。それに比べたら電気代や、可愛いもんや。しれとるわ」

本当に一昨年は半分以上入院していたもんだから年金だけでは賄えなかったもんな。
すると綿子さん、不意に思いついたようでこんなことを言い出した。

綿「そしたらじいさんはなんぼ要っとるんや?」

「じいさんは月に10万ちょっとや」

綿「ええっ!そんなに要るんか!」

「そんなにってばあさんが入院するより安いわ。それに食べ物からなにから全部で10万やったら安いやないか。なにより、あんなうんこやしっこをまき散らすボケ老人を見てくれとるのに安いもんや!」

綿「10万も要るんか・・・」

この後、綿子さんに何を言っても「10万も・・・」と繰り返すのみだった。

自分のことを棚に上げるとはこのことだ。
自分は人の忠告を聞かず何度もケガをして入院して散々お金を使ったくせに。
とにかく茂造さんにお金を使うのは嫌なのだろう。
茂造さんがいなくて喜んでいたのに、それとこれとは別のようだ。
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