かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:牛乳

そして2階へ向かった。
エレベーターを降り、茂造さんの来週分の牛乳を渡そうと詰め所に寄ると黒田さんがいた。

黒「今から面会?今日は止めといた方がいいかも。茂造さん、朝から喉が痛いって言ってるから」

「あら、そうなんですか」

黒「いま、風邪が流行ってるからね。もし、ゆうくんに移ったら大変でしょ」

あっそれで3階の入浴が中止になったのか。
合点がいった。

「じゃあ今日は止めとこうか」

「そやな。せっかく来たけどゆうくんに移ったら困るもの」

ということで、かつおさんだけ中に入ることになった。
大人はマスクしてるから短時間なら大丈夫でしょ。
せっかくおやつを持って来たし、それだけ食べさせたら直ぐ帰ることにした。

かつおさんが中に入り茂造さんにおやつを食べさせている間、わたし達はエレベーター前で待機していたんだけど、黒田さんが「退屈でしょ。よかったらココ使って」と隣のリハビリ室に通してくれた。
ありがたい。
リハビリ室には歩行の練習をするためのバーや大きなボールや他にもいろいろな道具が置いてあった。
へぇ~こういうので訓練するんだ~。
実際に見れて良かった。
あと輪投げや磁石なんかもあってゆうくんが飽きずに遊べて良かった。
ありがとう黒田さん。

それにしても茂造さん早く良くなるといいな。
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8月16日 土曜日

今日もかつおさんと二人の面会へ。
2日前に家に連れて帰ったばかりだから行かなくてもいいかなと思ったが、よく考えると茂造さんの来週分の牛乳を届けていない。
なので牛乳を届けるついでにササッと面会することに。

で、ササッと終わらせたいのに綿子さんはいつものごとく、おやつを半分置いておくと言ってよもよも食べる。
いつも以上にイライラする。
そして茂造さんも今日に限って「まだ帰らんでええが~」と言い出す。
このセリフ滅多に言わないんだけど、まさかの今日!
やっぱり14日に届けておけばよかった。
という訳でササッとは終わらなかったのだった…。
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ちなみに茂造さんのご飯は『小』なんだそうだ。
けど茂造さんは入所時に比べてかなり痩せたよね。
骨と皮だけで脂肪が全くない気がする。

畑「ほんとかなり痩せましたよね」

こちらは担当しているからか、見た目に分かるからか記録を確認しなくても即答だった。

茂造さんは胃がないし、腸も切除したので短いから栄養がきちんと吸収出来てないんじゃないかと思う。
なので食事量を増やしてもいいんじゃないかと思うが、一度に食べる量を増やすと胃が痛いと言い出すだろう。
胃はないけど。
一度に多く食べるのはNGだ。
なので1日3回ではなく5回とか、せめて10時と3時に間食させてくれればいいのに思う。
でも一人だけ違う対応をするのは難しいのかな?
けど今は1日に1本、牛乳or甘酒を飲めるようになったのでちょっとはマシになったかな。
今日はおやつなしで申し訳ない。
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その後茂造さんの面会へ。
もちろん綿子さんは同行しなかった。

茂造さんのおやつもおはぎだ。
おはぎを見せるととても喜んだ。
紙皿にのせスプーンを用意している間もそわそわしている。
早く食べたく仕方ないのだ。
「はいどうぞ」
「美味いのぉ~」
食べる前からこれだ(笑)
ガツガツ食べるのであっという間になくなった。
すると「ん!」と言いながら紙皿を返してきた。
受け取ろうとすると「あっ!ちょっと待ってくれ。さじに残っとるが」とスプーンを取ってキレイになめた。
凄い食べっぷりだ。
持って来た甲斐がある。

そしていつもの同じ話のループを延々と繰り返した。
ホント綿子さんにも聞かせたい。
これを見れば茂造さんが相当ボケていることが分かるだろう。

しばらく話し相手をし、そろそろ帰ろうと立ち上がったら「送るわ」と言い出した。
送ると言ってもすぐそこのガラス扉までしか行けないのだが。
「ここでええで」と言ったが「いや、送るわ」と立ち上がった。
仕方なく3人でぞろぞろと部屋を出た。
ガラス扉の前で解錠してくれるのを待ち、ガチャっと解錠されたので素早く外に出た。
振り向くとかつおさんの前に茂造さんが。
ヤバいと思って急いで扉を閉めた。
茂造さんが扉を引っ張って開けようとする。
まいったなぁ。
困っているとすかさずスタッフさんが寄って来た。
手には牛乳パックを持っている。

ス「茂造さん、今日の分まだ飲んでなかったやん。今から飲もうで」

「おお~それ美味いぶんや」

喜んで部屋へ帰っていった。
ほっ。
スタッフさんグッジョブ!!
ありがとうございました。
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訪問するたび茂造さんに牛乳を飲ませるミッションは無事回避できた。
となるともう一つ聞きたいことが。
牛乳じゃないとダメなのか?という事だ。
毎日牛乳だと飽きるんじゃないだろうか。
かつおさんが言うには常温保存できるタイプの牛乳はあまり美味しくないそうだ。
それに今はまだいいが、夏になっても冷えてないぬるい牛乳を飲むのは厳しいのでは?
そこで牛乳以外にも甘酒とかなら便秘にもきくし甘みがあるので茂造さんが喜んで飲むんじゃないかなと思う。
なので黒田さんに聞いてみた。
黒田さんの回答は

黒田「そうねえ。できれば乳飲料が良いかと思うんだけどとにかく飲んでくれることが一番だから。以前は毎朝200㏄の牛乳が出てたんだけどヤクルトに替わってとにかく水分量が少なくなってね。とにかく200は飲んで欲しいのよね」

「そしたら色々混ぜて持ってきましょうか」

黒田「そうやね。そうしてもらえますか」

「分かりました。ではまた持ってきますね。よろしくお願いします」

これで茂造さんの便秘が解消されて少しでも腹ペコが解消されるといいなと思う。
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