かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:狐につままれる

昨日の続き

かつおさんと看護スタッフの大井さんの話が終わったので4人で綿子さんのもとへ向かった。
綿子さんはデイルームにいた。
みんなで部屋へ移動しベッドに腰かけて話をした。
綿子さんは相変わらずゆうくんを見て涙を流す。

綿「おぉ~来てくれたんか~。また大きんなったなぁ」

そしておやつを食べさせていてふと靴が違うことに気付いた。

このいぶきの森に入所するときに施設が勧める高齢者向けの靴を2足買った。
それを1ヶ月交代で履くようにしている。
が、今日はそれらとは違う靴を履いていた。
誰か他の人のと間違ってしまったのかな?

「綿子さんその靴どうしたん?」

綿「へっ?靴?」

「そんな靴持っとったっけ?」

綿「いや~」

綿子さんは訳が分からないといった様子だ。
聞いても無駄なようだ。

「綿子さん、ちょっとその靴見せて」

よく見るとかかとのところに名前が書いてあった。
【〇〇綿子】
ハァ?
どういう事?
よーく見ると綿子の文字の後ろにうっすら【米子】の文字が見えた。
綿子さんが家にいた頃、かっちゃんが「米さんの靴なんやけどまだきれいなんで履いてくれる?」と靴を持って来たことがあった。
米さんが入所して不要になったからって。
あの時頂いた靴に似ている。
けどあの靴は綿子さんちの下駄箱の中にあるはず。
今まで何度もこの部屋に来てタンスの中を整理したけどこの靴は無かったし。
一体どこから湧いて出たんだ?
またかっちゃんがくれたんだろうか?
よく分からないのでスタッフさんに聞いてみることにした。
綿子さんの相手はかつおさんとハルちゃん達に任せデイルームにいたスタッフさんに尋ねてみた。

「すいません。綿子さんが見たことない靴を履いてるんですけど事情をご存じですか?今まではここで購入した青い靴と紫色の靴を交代で履いていたんですけど、今日はピンクの靴を履いてるんです。で名前を確認したら綿子さんの名前が書いてあって」

ス「そうですよね。私もアレ?って思ったんですが…」

スタッフさんも事情は知らないようだ。
ホント狐につままれたような感じだ。
あのピンクの靴、どこから湧いてきたんだろう?
真相は分からない。
似合ってるね

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旅館の夕食は部屋食だった。
なのでゆっくりくつろいで楽しみながらおいしい料理がいただけた。
約1カ月ぶりの再会なので話も弾んだ。
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綿子さんもほとんど残すことなく食べてしまった。

そして食事が終わりしばらくするとスタッフさんが布団を敷きに来てくれた。
部屋が広いので5組の布団を敷いてもゆったりしている。
綿子さんが「私、夜中に何べんもトイレに行くからトイレに近いところがええわ」というので、一番出入り口に近いところに寝てもらうことにした。
綿子さんは早速布団に寝転んだ。
今朝、6時頃に起きて以来、やっと横になったのだ。
いつもならしょっちゅうベッドで横になっているのだから、しんどかったことだろう。

そしてここで気付いたのだが、綿子さんにはベッドがある部屋を取ればよかった。
畳の上に敷いた布団から立ち上がるのは一苦労だった。
いつもはベッドなので足をおろして立つので、すっと立てるのだが、床からだと踏ん張らなくてはならないので辛そうだった。
あちゃ~。気が付かなかったなぁ。
次回(あるとすればだが)は和洋室にしよう。

綿子さんの寝る場所が決まると後は自然にみんなの寝場所が決まった。
疲れているのか10時半ごろにはみんな寝てしまった。
若い翔ちゃんだけは11時過ぎに起きて大浴場へ行っていたが。

翌朝、温泉好きのかつおさんは5時には起きて大浴場へ行った。
その後典さんも部屋を出て行った。
わたしは枕が変わるとあまり寝れないたちだ。
なのでこうやって周りが動くと目が覚めてしまう。
それにかつおさんはあまり周りに気づかいができないので、扉をそっと閉めたり、足音を立てずに歩いたりできない。
なので目が覚めてしまう。
けど、典さんはとても静かに部屋を出て行った。
兄弟なのに本当に性格が全く違う。

6時過ぎ典さんが先に戻ってきた。
綿子さんも目が覚めたようだ。
寝ころんだままで

綿「典夫か?」

「お風呂入ってきたんや」

綿「そうか」

「かつおさんは?」

「まだお風呂や」

と言っていると
綿子さんが「誰か居るんな?」と言った。

えっ?

「好子やで」

綿「えっ?好子さん?」

もそもそと起き上がりこちらを見てポカンとしている。
そしてわたしの横でまだ寝ている翔ちゃんを見て

綿「これはかつおな?」

「いや、翔ちゃんやで。かつおさんはお風呂に行っとるで」

綿「へっ?」

寝て起きたら昨日のことは忘れてしまったのか?
狐につままれたような顔をしている。
が、だんだん思い出したようだ。

「みんなで旅行に来たやん」

綿「そうやったわ」

せっかくみんな綿子さんを喜ばすために頑張ってるんだから忘れないでくれーー!!


続く

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2月28日火曜日。

今日は茂造さんのデイサービスは休みだ。
かつおさんは有休をとった。
一人にしておくのも心配だし、以前から一度歯医者に連れて行こうと思っていたので、休むことにしたのだ。
半月ぐらい前から入れ歯を痛がるようになっていた。
それにもみじ荘の方からも「一度歯医者さんに診てもらったらどうですか」と勧められていた。
そこで近所の歯医者に電話をかけ予約した。
「90歳の年寄りで、痴呆もあるんですが診てもらえますか?」先に聞いておかないと。
受付の方は先生に確認しに行ったようだ。
しばらくして診てくださると返事があった。
良かった。

なかなかいい先生だったそうだ。
優しく、丁寧に診察してくださり、入れ歯を何度も削って調整してくださったそうだ。
なので特に問題なく歯医者を後にできたそうだ。

歯医者から出ると茂造さんが「うどんが食べたいのぉ。かつお、うどん食べて帰ろうで」と言い出したそうだ。
実は歯医者のすぐ目の前にうどん屋さんがあったのだ。
かつおさんはそんなの勘弁してくれーー!!と心の中で叫んだそうだ。
歯医者に連れて行くだけでも気を使ってかなり疲れたのに、うどん屋に連れて行く余裕はない。
「じいさん、うどんやったら家に帰って、わしが作ってやるわ。家で食べる方がゆっくりできるぞ」と言いくるめて家に連れ帰ったそうだ。
そして冷凍うどんをチンしてヒガシマルのうどんスープをかけた物を食べさせたそうだ。
すると茂造さんは「旨いのおー!!こんなに旨いうどん食べたのは初めてやー!!」と言ったそうだ。
完全インスタントやで。
茂造さんは味覚もボケているようだ。

そしてかつおさんはケアマネの川上さんに電話をかけ、茂造さんのことを相談した。
そしてついに老健施設に入所させることに決めた。
と言ってもすぐに入れるわけではない。
申し込みをして空きが出るまで待たなくてはならない。
それまでなんとか頑張ろう。

そしてこの日、またもみどり整形から電話がかかってきたそうだ。
綿子さんの洗濯物を取り来て欲しいとの事だ。
その時に着替えを持って来て下さいと言われたそうだ。
一昨年前に入院した時は、洗濯物は看護師さんが洗ってくれていたのだが、今は洗濯はしないそうだ。
そしてパンツを持って来て下さいとも言われたそうだ。
えっ⁉
オムツじゃないの?
かつおさんは驚いて尋ねたそうだ。

「母は動けないとお聞きしてたんですが、オムツじゃん無いんですか?」

「いえ、自分でポータブルトイレに移動して排せつしてますし、今日も廊下を歩いてましたよ」

昨日の今日でそんなに動けるようになるものなのか?
昨日は全く動けないみたいなこと言ってたじゃないか。
電話をかけてきたのは昨日とは別の人だったそうだ。
どっちが本当なのか?
綿子さんは今一体どんな状態なんだろう?
狐につままれた気分だ。
気合だ



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