かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:病院

5月27日 月曜日

仕事中、ハルちゃんからLINEが届いた。

『今日は真っ直ぐ帰ってくる?』

???
どうした?

『実はゆうくんの顔が赤いから熱を測ったら37度9分あったんや。で、しばらく様子を見とったら37度6分までは下がったんやけど、それから下がらんのや』

新生児の場合37度5分までは平熱とされている。
37度6分ってギリ微熱といったところだ。

『それにずっとおでこと顔の上半分が赤いんや。それにいつもより元気がない気がするんや』

マジか!
数くんの咽頭炎がうつったんだろうか?
けれど微熱だしぐったりしているわけではないようだ。
受診した方がいいのか判断に悩むところだ。
初体験

『夕方まで様子を見て悪くなるようやったら小児科に連れて行こうかと思うんで、できたらまっすぐ帰ってきて欲しいんや」

『了解!』

仕事が終わるとダッシュで家に戻った。
熱は相変わらず37度6分。
けどまずまず元気そうだ。
この調子なら大丈夫そうだ。
夜中に悪化したらと思うとちょっと怖いが家で様子を見ることにした。

幸い9時頃には熱は37度3分くらいに下がり、顔の赤みもひいた。
良かったーー!!
一安心だ。

一方、数くんは熱が下がらない。
ずっと2階の部屋に隔離状態だ。
可哀そうに。
早く良くなりますように。

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2月21日、火曜日

火曜日は二人ともデイサービスが休みで家に居る。
なのでちょこちょこ見守りカメラを覗く。
午前中は台所で何やら料理をしている綿子さんが映っていた。
午後からは仕事が忙しくてカメラを覗く暇がなかった。
なので仕事を終え、帰宅する前にカメラを覗いてみた。

二人は台所に居た。
茂造さんは立ったまま晩御飯を食べている。
なぜか最近、立ったまま食事をする事が増えた。
そして綿子さんも立ったままだ。
なんだか様子がおかしい。
テーブルに手をつき、ハアハアと肩で息をしている。
そして「痛うていかんのや。食べられんかも知れんわ。ちょっと横になるわ」と言って部屋に引っ込んでいった。
茂造さんはおかまいなしでひたすら食べ、自分でお茶を淹れて「熱いが!」とブツブツ言いながら飲んでいる。
しばらくすると満足したのか、食べ散らかしたまま部屋へ戻って行った。
やれやれ。
それにしても綿子さんは大丈夫だろうか?
今日も天気が良かったから外に出てゴゾゴゾしていたのだろう。
ひょっとして転んだんだろうか?

家に戻り、かつおさんにさっきの綿子さんの様子を伝えた。
かつおさんも「どうせまた歩いて買い物にでも行ったんやろ」と言っていた。
そんな話をしながらまた見守りカメラを見ると、宅配弁当の入っていた発泡スチロールの箱を小脇に抱え、玄関から出て行く綿子さんの姿が映っていた。
しっかりした足取りだ。
大丈夫そうだ。
そう思っていたら「ピーンポーン」、チャイムが鳴った。
「ばあさんかな?」
「そうやろ」
かつおさんが玄関に向かった。

玄関のドアを開けると死にそうな顔をした綿子さんが立っていた。

綿「腰から上が痛うていかんのや。痛うて寝られへんのや。病院に連れて行ってくれんかの」

「どしたんや?こけたんか?また歩いて買い物に行ったんか?」

綿「どこも行っとらへん。打ってもないし、こけてもない。なんか急に痛うなったんや」

そう言いながら震えていたそうだ。
かつおさんもさすがに心配になった。

「明日、会社休んで病院に連れて行ってやるわ。今日はもう寝とけ。それより、こんなんやのに何で電話してこんのや」

綿「お前が居るか分からんから」

珍しく杖をついてヨロヨロしているので家まで送って行った。

スキップをしながら家に戻ってきたかつおさん、ニッコニコしながら「入院かな?」と言う。
久しぶりに入院もいいかも。
その間骨休みができる。
綿子さんには悪いがかなり嬉しい。

けれど綿子さんの場合、アカデミー賞女優ばりに演技が上手いからな。
なので本当にとっても痛いのか、少し痛いだけなのにオーバーに言っているのか分からないところがある。
以前、畑で転んで背中を強打したことがあった。
「痛くて寝れないから病院へ連れて行ってくれ」と言い出した。
この時も歩きかねる様子で、今にも死にそうな顔をしていた。
その日は日曜日だったので、当番医を調べて連れて行ったのだが、診察の結果、「どこも折れてないし、ヒビも入ってないですよ」と言われたのだった。
すると帰宅早々、畑に行ってクワをふり始めたのだった。
何やそれ!痛うて寝られんのでなかったんかい!
『病は気から』を見せつけられた。

こういった事はちょくちょくあるので、わたしたちは綿子さんの言葉を100%信用することが出来ないのだ。

明日、病院で診てもらったら本当のことが分かるだろう。
ウキウキ



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