かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:相方

茂造さんは今日もデイルームにいた。
声をかけて部屋に誘導する。
向いの席に相方がいない。
どこだろう?
つい探してしまう。
頼むからおやつが終わるまで部屋に来ないでね。

今回の相方さんはとにかくじっとしていられない方のようだ。
あっちウロウロこっちウロウロ。
部屋に入ったかと思えばすぐ出て行く。
かなり重症だよね。
家の人も大変だったろうとつい同情してしまう。
滅多に面会に来ないのかまだ一度もお会いしたことはないのだが。

部屋に入りベッドに腰かけさせるとさっさとおやつのスイカを出した。

「お~美味そうや~」

おっ?
今日は「美味い」じゃなくって、「美味そう」って言った⁉
で、あっという間に食べてしまった。
そして茂造さんにもピーナッツおこしを。
これまたボリボリとあっという間に食べてしまった。
しっかりあごを使うからか満足したようだ。
しかし今日も何度も「いつ家に帰れるんや」を繰り返していた。
ホントそこだけはぶれないねぇ。
ブログアイコン
↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村









そして2階へ。

先ず詰め所で茂造さんの牛乳を渡した。
とりあえず今日は7本だ。

「なんだか余ってるそうなので今日は7本にしときました」

受け取るスタッフさんは「はあ」と戸惑った顔をしていた。
きっと大井さんが木曜日に残数を確認してから持って来てと言ったことなど知らないのだろうと思う。
ここのスタッフって思いついたことを皆で相談したり共有したりせず、そのまま伝えている気がする。
今回も大井さん一人の意見だろうと思っている。
このスタッフさんの顔を見て確信した。
なので木曜に残数の確認などせずこんな感じで届けようと思う。

スタッフさんは「この間はパンを買ってきていただいてありがとうございました」と言った。
この方が先日茂造さんが晩御飯を残した時にいたスタッフさんなのだろう。

「いえいえ。あの後、パン食べました?」

ス「それがあの日は全然起きて来なくって、次の日に食べさせたんですよ。部屋に持って行くわけにもいかないから、ほら相部屋のおじいさんがいるから部屋で食べさせるわけにもいかなくって。こっちに起きてきたら渡そうと思ってたんだけどね」

そりゃそうだ。
あのおじいさんに見つかったら後が大変そうだ。
茂造さんは普段から夜中に「腹減ったが~何かくれ~」と詰め所に行くことがちょくちょくあるそうだ。
なのでそのタイミングで食べさせようと思っていたそうなのだが、あの日に限って起きてこなかったんだそうだ。
結局次の日には食欲も回復してパンも食べ、出されたご飯も残さず食べたそうだ。
復活したようでなにより。
ブログアイコン
↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村


6月30日 火曜日

かつおさんが洗濯物の回収に行った。
昨日行くつもりがうっかり忘れていたので今日になったそうだ。
いろいろ忙しいから忘れる事もあるよね。

茂造さんはデイルームで食事中だったそうだ。
また席替えしたようで茂造さんの向かいには相部屋のおじいさんが座っていたそうだ。

いぶきの森ではちょくちょく席替えをしているようだが茂造さんの席はほぼ固定で、いつも隅っこの二人用テーブルのところだ。
向いの方は何人も代わっている。
茂造さんは席が変わると混乱するからかな?
そういえば少し場所が変わった時にはテーブルに大きく名前を書いた養生テープが貼られていた。

で、今回席替えして向いが相部屋のおじいさんになったようなのだが、二人が仲がいいからとかではないようだ。
二人とも無言で食べていたそうだ。
そういえば二人が会話をしているところを見たことがない。
お互い我関せずって感じだ。
それはそれでいいんじゃないかな。

かつおさんはいつもなら茂造さんに「よっ!」と声をかけるのだが、今日は止めたそうだ。
なぜかというと相方がいたから。
かつおさんはこの間の『クレクレ攻撃』の後からかなり苦手意識が芽生えたようで関わりたくないそうだ。

「あの人変なわ」

今更かい。

ブログアイコン
↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村







そして2階茂造さんのところへ。

茂造さんはデイルームの指定席に座っていた。
さあ部屋に移動しておやつタイムにしよう。
茂造さんに声をかけ移動しようとするとハルちゃんが「じいちゃんのズボンがずり落ちよるで」と言うではないか。
えっ?また?
以前もウエストのゴムがのびてしまったズボンがあった。
スタッフさんから指摘され、そのズボンは廃棄した。
それからは気をつけていたんだけどな。
どのズボンかな?
見ると茂造さんの物じゃない!
他人のズボンじゃないか。
あちゃ~。
とりあえず部屋まで移動し、ベッドに腰かけた茂造さんに「ちょっとズボン見せてな」と確認するとやはり茂造さんの物じゃなかった。
しかも真冬用のナイロンパンツで裏地がボアのズボンだった。
見るだけで暑い!
そしてもっと驚かされたのはそのズボンの下にもう一つズボンを履いていた事だ。
なんで二つも履いてんだー!

で、よく見ると下に履いていたものは茂造さんの物だった。
スタッフさんに伝えると見に来てくれた。
スタッフさんが言うにはこの冬物のズボンは相方のものだそうだ。
隣の相方のベッドの柵にはズボンやらカーデガンやらタオルやら布団カバーまで引っ掛けてあった。
そこから茂造さんが取って履いたのだろうか?
茂造さんのタンスは相方が触るため昔のように壁に向けられている。
だから寒いと感じた時に見える所にあったズボンを履いてしまったのだろうか?
けど今までズボンを2重に履いていたことなどないんだけどなぁ。
ほんとナゾだ。
けどとにかくこの部屋の住人二人は揃ってかなりのボケ老人であることに間違いない。
なので色々突拍子もないことが起きてもしょうがないよね。

で、脱がせた冬物のズボンはスタッフさんが回収していった。
うちで洗濯しなくていいようだ。
もしかすると相方さんのところは洗濯は業者に任せてるのかなと思う。
じゃなきゃこんな冬物のズボンやニットのカーデガンなど置いてないだろうと思う。
あまり家の人が来てないのかなと思う。

茂造さんのズボンを脱がせていて気付いたんだけど、靴下を片一方しか履いてなかった。
片っぽは寝ているうちに脱げたのかな?と思って布団の中を探したが見つからない。
なので他の靴下に履き替えさせた。

こりゃあ衣類にしっかり名前を書いとかないとどんどん行方不明になりそうだ。
ブログアイコン
↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村






昨日の続き

入れ歯が入り、ようやく綿子さんもとうもろこしを食べ始めた頃、茂造さんの相部屋のおじいさんが部屋に入ってきた。
そして二人がとうもろこしを食べているのを見て「ええもん食べよるやないか。わしにもくれ」と言った。
ひえ~。
困ったなぁ~。

「ごめんね。おじいさんにあげることは出来んのや」

爺「そんな事言わんと、一つくれ!」

「家族以外の人にはあげたらイカンことになっとるからな」

爺「ようけあるのに一つくらいええやないか」

しつこい。
しばらく押し問答が続いた。
ボケ老人にいくら説明しても納得する訳もなく…。
かつおさんがスタッフさんに助けを求めに行った。
かけつけたスタッフさんがおじいさんに「〇〇さん、向こうに行ってジュース飲もうよ」と連れて行ってくれた。
今日は3時のお茶の代わりに自家製の梅シロップで作った梅ジュースが振る舞われるそうだ。
施設の庭で取れた梅を漬けてシロップを作ったんだそう。
施設でジュースなんてほとんど出ることないので、おじいさんはジュースと聞いていそいそとデイルームに行ってくれた。
ほっ。

それにしても相方がやって来て押し問答している間、茂造さんは全く気にせずパクパク食べていたが、綿子さんは食べづらそうだった。
そりゃあ普通はそうなるよね。
せっかくのおやつタイムが楽しめないじゃないか。
なるべく他の人の目に触れないように部屋で食べているのに、相方がこれじゃあどうしたらいいのやら。
茂造さんを綿子さんの部屋に連れて行くわけにもいかないし。
まいったなぁ。
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村




↑このページのトップヘ