かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:礼服

11月1日 金曜日

今日は米さんのお葬式だ。
かつおさんが10時過ぎにいぶきの森まで綿子さんを迎えに行った。
やはり綿子さんはショックが大きかったようで、スタッフさんから「昨日からちょっとふらつくことがあるので注意してください」と言われたそうだ。
そりゃ一番身近な姉さんが亡くなったんだから仕方ないよね。
気を抜かずにしっかり見守らないと。

しかしうっかり者のかつおさんは杖を忘れてきてしまった。
おいおい。
幸い家に茂造さんの杖があったのでそれを持たせることにした。
けどなんだかさい先悪いなぁ。
大丈夫かしら?

とにかく綿子さんを礼服っぽいものに着替えさせ、わたしたちも着替えなどして準備を整えた。
葬儀は12時からだ。
それから仕上げが終わるまでは食事は取れないだろう。
今のうちに何か食べておかないと。
そう思って朝の内におにぎりやパンを買ってきていた。
綿子さんにはくるみパンだ。
それを食べ終わったら斎場へ向かった。

斎場に着き、中に入ると光三さんに会った。
光三さんに会うのは久しぶりだ。
もう1年くらい会ってなかったと思う。
久々に会った光三さんはもの凄く衰えていた。
今も待合室で横になっている。
服も普段着だし、寒いのかダウンを着こんでいる。

光三さんは綿子さんに気づくと「ありがとのぉ。よぉ来てくれたのぉ」と言った。
綿子さんが「義兄さんには世話になって…」と泣き出した。
すっかりしんみりムードだ。
かつおさんが「おっさん、久しぶりやな。元気でやっとんな?」と声をかけたが「誰か分からんがぁ。すまんのぉ」と言う。
体だけでなく頭の方も衰えているようだ。
しかし分からなくて申し訳ないという気遣いが出来る所が凄い。

その後、麦さんやすずさんや米さんのお孫さん達もやって来た。
典さんも遠方から駆けつけた。
やはり典さんにとっても米さんは特別なのだろう。

そしてお式が始まった。
光三さんは車イスで参加した。
お坊さんが御経を読んでいる間ずっと「あ゛~~」とか「う~~」と声が出ていた。
高齢サービス付き住宅に入所する前は自分の足で歩いていたし、もっとしっかりしていたのに。
やはり施設に入所すると転がるように老化が進むと言うがやはりそうなんだと実感した。
まれに茂造さんや綿子さんのような例外もあるが。
読経が終わり棺に花を入れるときには光三さんがずっと米さんの顔のそばで「ばあさんよ~ばあさんよ~」と話しかけていてとても悲しかった。

米さんは数えで95歳。
死因は老衰だそうだ。
傍から見ると大往生でそこまで悲しいお葬式にはならないと思うが光三さんの姿に思わず涙が出た。
この夫婦も仲良く支えあってきたんだなぁと感じた。
米さんは幸せだっただろう。

米さんお世話になりありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
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10月31日 木曜日

かつおさんは午後休みをとった。
いぶきの森へ綿子さんを迎えに行く前にATMでお金をおろしたり、翔ちゃんから頼まれた黒ネクタイを買いに走ったりとバタバタしたそうだ。
そして綿子さんを迎えに行くと、なるべく黒っぽい服を着せて車に乗せた。
家に向かって走っている車内で、米さんが亡くなったことを告げたそうだ。
綿子さんは「ほんまか!」と驚いたような顔を見せ、その後顔を手で覆ったそうだ。
やはりショックだったようだ。

家に着き、昨日タンスから見つけた礼服を着せてみたそうだ。
やはりワンピースとジャケットがセットになったものはフネさんのもので、綿子さんが着るとドレスのように足首が隠れるほど大きかったそうだ。
それに綿子さんが「絶対嫌だ」と拒否したのでやはり買いに行くしかないようだ。
黒ブラウスも一応着せてみたらなんとか入ったそうだ。
かつおさん曰く「おかん、全然痩せてないんや。ブラウスもギリやったわ」との事だ。
今まで骨折しては入院を繰り返していた綿子さんだが、入院するたびに痩せて戻ってきてたんだけど施設では痩せないようだ。
いつも「こんなちょっとしかごはんが出んのや」と嘆いているがカロリーはしっかり摂取できているようだ。

その後、斎場へ行き、無事ゆっくり米さんとお別れさせてあげることができたそうだ。
入棺に連れて行って本当に良かったわとかつおさんは満足げだった。

入棺が終わるとまたいぶきの森まで綿子さんを送り届け、急いで家に戻り、翔ちゃんハルちゃん達と斎場へ。
無事お通夜を終えて帰って来たのは6時過ぎだった。

それから着替えてしまむらへGO!
礼服は今後着ることがあるかないか分からない。
これっきりかもしれないので高いものはいらない。
こんな時、しまむらは強い味方だ。
シニア向けの股下55㎝のズボンもけっこう置いてある。
が、近くのしまむらに股下55㎝、フォーマルでもOKの黒いズボンはMサイズしかなく(綿子さんはLL)ブラウスも黒はなかった。
残念!
結局、衣類も置いてあるスーパーで黒いズボンは購入できたが、黒いブラウスや羽織れそうなものは見つからず、家で見つけたシミの着いたブラウスを急いで洗濯したのだった。
そしてわたしの黒のカーデガンを羽織らせることにした。
これで何とか形になるだろう。

後は靴だ。
パンプスなどない。
けど、いぶきの森に入所するちょっと前に購入した黒いシューズがあった。
これで勘弁してもらおう。
埃をかぶっていたのでかつおさんが磨いた。

後は何がいるんだっけ?
あっ数珠がいるじゃないか。
仏壇の辺りを探したが男性用の数珠ばかりで女性用の物が見つからない。
お墓参りセットの中からようやく一つ女性用のものを見つけたのだが、房がくしゃくしゃだ。
けどしょうがない。

後はパールのネックレス。
綿子さんのネックレスは以前買い取り業者に売り払おうとしていたのを寸前で阻止して以来、かつおさんが預かっていた。
このネックレスは茂造さんが定年退職した時、退職金で綿子さんにプレゼントしたものだ。
当時、20万くらいしたそうだ。

※その時の話がこちら


とにかくこれで準備は整った。
と思う。
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そして麦さんを送り届け家に戻ったのが10時過ぎ。
そこから綿子さんちに行き、礼服を探した。

たしか座敷のタンスの中にあったはず。
思った通りのタンスに礼服はあった。
ワンピースとジャケットのセットだ。
が、明らかに大きい。
多分フネさんのものだろう。
フネさんは160㎝越えの大きい人だった。
が、綿子さんは150㎝無いと思う。
なのでこれはフネさんのものだと思う。

そしてこの礼服以外にも黒いブラウスと黒いズボンを見つけた。
が、このズボンもこれまた長い。
これもフネさんのものだろう。
ブラウスは誰の物か分からないが着れそうだ。
が、大きさ的には問題ないが前身ごろに大きなシミが二つ浮いていた。
こりゃダメだ。
明日買いに行こう。

実はわたしは明日、31日は月末なのでどうしても仕事が休めない。
小さい会社の一人経理なので代わりがいないのだ。
明後日はどうしても休まないといけないので明日のお通夜はかつおさんのみと思っていたんだけど、翔ちゃんとハルちゃんプラスゆうくんも出席してくれることになった。

という事で明日、お通夜が終わり次第かつおさんと綿子さんの礼服を買いに行くことになった。
礼服と言ってもきちっとしたスーツは要らない。
黒いズボンと黒いブラウスと羽織れるものを買えばいいだろう。
ほんと慌ただしいなぁ。
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綿子さんを葬儀に連れて行くことに決まったのでお通夜はやめておこう。
2日連続は肉体的にも精神的にもかなりきついだろう。
お通夜の後はきっと眠れないだろうし。
そうでなくても不眠で薬が手放せない人だもの。
出来れば葬儀の日まで米さんが亡くなったことは知らせたくない。
それにお通夜は5時からなので晩御飯をどうするかという問題もある。
施設の食事時間にちょうど外出することになるのだ。
それに何を着ていくかも問題だ。
礼服あったっけ?
あったところで着られるかしら?
色々問題があるのでお通夜はかつおさんのみ出席の方向で話をした。

米さんちをあとにし、麦さんを送っていたら麦さんが「綿ちゃんをお通夜にも連れてきてやってくれ。最後やから。私もフォローするから」と言い出した。
けどやっぱりお通夜にも参加するのはきついだろう。
なので理由を説明したがやはりお通夜にも参加させてほしいと言う。
どうしよう。
しかもかつおさんが「ばあさんに明日の昼から米さんの見舞いに行くこと伝わっとるんやけどどうしよう?」と言い出した。
何だって⁈
綿子さんも米さんの調子が悪くて家に戻っていたことを知っているとは。
しかも明日かつおさんが連れ出して米さんの見舞いに行く予定だということも伝わっているとは。
という事は亡くなったことを葬式の日まで内緒にしておくことは無理なんじゃないだろうか。
明日迎えに行かなかったら察してしまうかもしれない。
それで考えた挙句、明日午後3時からの入棺の時に連れて行くことにした。
入棺の前ならしっかり顔を見てゆっくりお別れが出来るだろうし、じっと長時間座っていなくて済むだろう。
なんとか明日の予定が決まった。
ふぅ~。
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