かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:空振り

12月5日 金曜日

今日、綿子さんは快世病院で手術を受ける。
術名は「高齢者大腿骨転子部骨折観血的手術」だ。
午後からの予定だが詳しい時間は当日の朝決まるので連絡しますとの事だった。
なので朝から携帯が手放せずそわそわ。
で、9時過ぎに掛かってきた。
「今日、2番目の手術となりました。11時からの予定ですが多少前後することもあるので10時半ごろにお越しいただけたらと思います。それより早くなることは無いと思います」との事だった。
ハルちゃんに連絡し、10時半前に快世病院の駐車場で待ち合わせることに。
予定通りハルちゃんと落ち合い、10時半ごろ病棟に着くと、予定が思ったより早まったそうで、すでに手術室に入ってしまった後だった。
マジか!10時半より前になることは無いって言うたやん!
ハルちゃんは手術の前に「頑張って!」と声をかけるつもりで来たのに空振りに。

「どうする?」

本当は手術前に会ったら、帰る予定だったのだ。
そのために別の車で来たのに。

「仕方ないから手術が終わるまで待つわ」

申し訳ない。
そして家族の待機場所というのも特にないそうで、「連絡がすぐとれるなら多少病院の外に出ても大丈夫です」との事だったので早めの昼食を食べに出かけることにした。
手術は2時間くらいの予定なので、12時半くらいまでに戻ればいいそうだ。
病院の近くの喫茶店でランチを食べ時間を潰した。
そして今度は早めに戻った。
病棟の入り口にはパイプ椅子が何脚かあって、そこで待つようにとの事だった。
で、今度は結構待った。
看護師さん達でもなかなか時間は読めないものなのね。
そしてようやく看護師さんが手術が無事終わりましたと伝えに来たのだった。
「先生から説明がありますのでこちらへ」と手術室の隣の部屋へ案内された。
その部屋で術後のレントゲン写真を見せてくれて先生が説明をしてくれた。

先生「これが綿子さんのレントゲンです。ガンマネイルというものを使ってます。ほらギリシャ文字のガンマに形が似てるでしょ。それでガンマネイルって言うんですよ~」

ヒヤ~!!
なんかすごい金属が入ってるのね!
むっちゃ痛そう!!
かなりの衝撃映像だった。

とにかく手術も成功したので、早期リハビリが可能になるそうだ。
明日から早くもリハビリを開始するそうだ。
早っ!!
頑張って、綿子さん!

あとレントゲンの写真で衝撃を受けたことがもう一つ。
骨や金属と一緒にしわしわの垂れたお尻もバッチリ映っていたのだ。
こんな所までこんなに鮮明に映ってしまうとは!
やだなぁ~。

部屋を出て病棟に戻っていると

「ばあちゃんのお尻、しわしわやったな」

ハルちゃんも同じことを感じたのね(笑)
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今日はかつおさんが綿子さんを認知症外来のある病院へ連れて行った。
昨日苦労して書き上げた予診票を持って。

半日はつぶれる覚悟で出向いたのだったが思いのほかあっさり終わったそうだ。

実は数年前、茂造さんがまだ車の運転をしていた頃、赤信号を無視して警察に捕まったことがあった。
その時、警察官から「認知症の疑いがあるので病院を受診してください」と言われた。
その時、今回の病院ではなく警察官にきいた病院を受診したのだがそこでは色々な検査をしたり、外部から専門の方を呼んでテストをしたりとずい分時間と手間がかかった。
なので時間がかかるものだと思っていた。

しかしこの病院は全く違っていた。
持参した予診票を見ながらいろいろ質問してくる。
綿子さんとかつおさんと先生の三者面談の様な雰囲気だ。
で、今どんな事に困っているのか?とか
どういうときに認知症ではないかと思ったのか?とか聞かれたそうだ。
かつおさんは一生懸命、野焼き事件のこととかIH&照明のスイッチが分からなくなることなどを説明した。
しかし、綿子さんのいる所で
あの聞き分けのない子供の様に手を振り回して自己主張したことや
スーパーで般若の様な顔をして手当たり次第に買い物かごに商品を入れていったこと、
リハビリ野郎に執着していたことなどは話せる訳もなく。
綿子さんに聞かれても当たり障りのないことだけしか喋ることができなかった。
そして脳のレントゲンを撮る訳でもなく、テストをする訳でもなく診察は終わったのだった。
セーラー綿子

先生いわく認知症の程度は【低】なのだそうだ。
そして治療といっても薬を飲むくらいだが、この薬というのも「痴呆が治るわけでなく進行を遅らせるだけのもので副作用もあるし飲んでも効果が出ない人もいます」と言って積極的な治療は勧められなかった。というか治療には消極的な感じを受けたそうだ。
そして「薬どうします?」と尋ねられたのでかつおさんは断ったそうだ。

かつおさんは

「何しに行ったんか分からんわ。
  こんなんやったら行くんでなかったわ」

とぼやいている。

「前に茂造さんを連れて行った病院に行けばよかったわ」

と後悔している。

評判がいいときいて行ってみたが、うちには合わなかったようだ。
やっぱり病院選びは難しい。


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