かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:突然

12月14日 木曜日

かつおさんは昨日の夜、出張から戻って来た。
今日は早速、綿子さんをいぶきの森へ入所させるために動き出した。
まずは入所の申し込みをしなくてはならない。

先日、みどり整形で入院を断られ、ショートステイも断られ絶望した時、もう入所させようと決意した。
その時はまだ佐藤病院で入院させてもらえてなかったため真剣に考えた。
またこんな風になった時、たちまち困る。
かつおさんはコロナの行動制限が無くなったので、出張が多くなった。
もともと出張ありきの職なので行かないわけにはいかない。
けど綿子さんが施設を頼りたいときはいつも突然だ。
そして綿子さんをケガしないように行動を制限することは不可能だ。
何かあった時、すぐ頼れるところがあればいいが、無いのだから仕方ない。
もう入所してもらおう。
これ以上、綿子さんに振り回されてはかなわない。

綿子さんを入所させるなら典さんと麦さんには報告しておかないと。
かつおさんはまず麦さんに電話をかけた。
先日からの経緯を説明し、みどり整形で入院を断られたことを伝えた。
そして「もうアカンわ。施設に入所させようと思うんや」と言うと、麦さんは「その方がええと思うわ」と言ったそうだ。
とても気が楽になった。
そういえば光三さんからはもう2年も3年も前から「あの二人はさっさと入所させろよ」と言われていたのを思い出した。
やはり傍から見ていてもそのレベルだったという事だろう。

そして典さんには電話でなく直接会って伝えることにした。
関東に出張だったのでちょうどよかった。
典さんには、麦さんに伝えたように今回のことをしっかり説明し「もう限界や。入所させようと思うんや」と伝えたそうだ。
そして典さんの反応は?
かつおさんによると「アニキは我が道を行くかんじ」なんだとか。
は?
どういうこと?
反対はされてないってこと?
意味が分からないんですけど。
かつおさんに問いただしたのだがさっぱり要領を得ない。
なので諦めた。
典さんは反対してはいないという事にしておこう。

今日、かつおさんはケアマネの川上さんに連絡を取り、もう綿子さんを入所させたいと思うので申し込みをしたいと伝えた。

「今回みたいに急に歩けなくなった時、預ける所がないと困るんです。ショートステイも急には無理って言われましたし。コロナが収まって来て出張も増えてますので」

しっかり嫌味を挟んでそう言ったところ

「そうですね。綿子さんは突然ですからね。前もってっていうのがないので困りますよね」

嫌味は全く通じてなかったそうだ。
とにかく次の火曜日、19日に申し込みに行くことが決まったそうだ。

そして入院中の綿子さんの様子を少しだけ聞くことができたそうだ。
ケアマネによると綿子さんは落ち着いているそうだ。
けれどそれ以上のことは知らないようで、看護師さんたちに迷惑をかけてないか?などは分かっていない様だったそうだ。
病院に電話して聞くのが一番だと思うが、様子を聞いたら「いつでも退院できますよ」と言われるのが怖いので、かつおさんは電話はしたくないそうだ。
向こうから「退院してください」と言ってくるまで、できるだけ関わらないようにする作戦で行こうと思っているそうだ。

はやくいぶきの森に空きが出て、このままスライドで入所できることを願うばかりだ。
悔い改めろ


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日曜日、午前の便で典さんが帰って行った。
駅までかつおさんと綿子さんが見送りに行った。
綿子さんは涙を流して別れを惜しんでいたそうだ。

そしてその日の昼から梅ちゃん一家がお参りに来たのだった。
実は当日の朝、梅ちゃんから「今日の午前中にお参りに行きたいんやけど」と連絡があったのだが「午前中は忙しいから午後からにして欲しい」と断ったそうだ。

そして昼からずーっと待っていたのだがなかなか来ない。
やっと来たのは3時半を回った頃だった。
綿子さんはなかなか来ない梅ちゃん一家に「いつになったら来るんやろか!果物剥いて用意したのに色が変わってしまうわ!」とイライラしながら待っていた。
来たら来たで楽しそうにな話がはずんでいたのだが。

そして4時半ごろ突然ガラガラと玄関を開けて人が入って来た。
翔ちゃんだった。

今回翔ちゃんはお盆も仕事で今日も出張だった。なので帰省はしないと聞いていた。
が、仕事が早く終わったので出張帰りに寄ったそうだ。
綿子さんは思いがけない来客にまたまた涙ぐんで喜んだ。
ぽっと出もどりまん

今日は1日、泣いたり、笑ったり、怒ったりと喜怒哀楽のフルコースだ。
とても疲れたことだろう。
でもそのおかげで典さんが帰ったダメージが薄れたようだ。
この日は早々に寝ていた。
綿子さん、お疲れ様。



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