かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:笑顔

昨日の続き

あとかつおさんが驚いたことは、茂造さんが畑田マネージャーに対してとても偉そうに喋っていた事だそうだ。

会議中、茂造さんが突然立ち上がり、ズボンのお尻の方に手を突っ込み「チンチンが無いが!」と言い出したそうだ。
畑田マネージャーが「チンチンは前やで。おしっこが出んから管が入っとるやろ」と言うと「なんやと!お前はウソばっかり言う!」と大声で怒り出したそうだ。
いやいや、本当の事やん!
かつおさんが「ほら、じいさん、ここや」と助け船を出すと「おっ!あったわ」と言ってスッと落ち着いたそうだ。
けれどまだ「ここのヤツは皆、ウソばっかり言う!」とブツブツ言っていたそうだ。
多分、帰宅願望が強く出ている時にあの手この手ではぐらかし続けたからそう思うようになってしまったのかなと思う。
そこは忘れないのね。
そういう事こそ忘れればいいのに。

しかし本当に介護施設で働く人は大変だなぁと思う。
こんなボケ老人のお世話をしてあげても理不尽に怒鳴られるなんて。
それでも笑顔で接してくれる。
なんて尊い人たちなんだ。
本当にありがとうございます。

で、スタッフさんには偉そうにものを言うのにかつおさんには穏やかだったそうだ。
帰りも「気をつけて帰れよ」と声をかけてくれたそう。
スタッフさんによると、いつもいつも今日のように偉そうに言う訳ではなく、たまにスイッチが入った時にあんな風になるんだそうだ。
たまにだとしても申し訳ない。

それにしてもチンチンの場所が分からないなんてヤバいでしょ!!
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10月18日 土曜日

今日はかつおさんとゆうくんを連れて茂&綿の面会へ。
いぶきの森には1時半過ぎに着いた。
すると綿子さんはちょうど入浴中だった。
なので先に2階の茂造さんところへ。

茂造さんはデイルームの椅子に座っていた。

「茂造さん、こんにちは!ゆうくんが来たで~」

「おお~ゆうきか!よう来たのぉ」

とびっきりの笑顔だ。

「ゆうく~ん!ゆうくんよ~!」

どうした⁉
今まで「ゆうくん」何て呼んだこと無かったのに!
今日はちょーご機嫌なようだ。

部屋に移動し、今日のおやつは焼き芋と柿だ。
茂造さんは「美味いのぉ~」とご満悦だ。
ゆうくんにもちゃんとボーロを持って来た。
小袋のままだと取りにくそうなのでプラスチックのカップに入れてあげた。
そう、先週紙コップを忘れて困ったので、今回からエコなプラのカップを持参したのだ。
カップにボーロをザーッと入れてゆうくんに渡すと、1個ずつつまんで口に運ぶのではなく、お茶を飲むようにした。
それをみて茂造さんは「おぉ~飲むんか~」と一段と笑顔になった。
お菓子を食べ終わりウロウロするゆうくんを見て「凄いのぉ。達者に歩くやないか~」と喜んだ。
やはりひ孫パワーは凄い!
ホント笑顔が増える。

今日は一度も家に帰るとは言い出さず、終始にこやかだった。
いつもこうだといいんだけどな。

ところで今日気付いたのだが、茂造さんが元いた部屋、つまり詰め所の隣の部屋は誰もいなくなっていた。
二人ともお亡くなりになったのか、それとも他の施設に移ったのか?
とにかく部屋は空っぽだった。
ついこの間入ってきたばかりだったのに…。
じゃあ茂造さんはまたあの部屋に戻るのかしら?
せっかくこの部屋に慣れたみたいなんだけどなぁ。
ま、施設の方が考えるでしょう。
それに従うまでだ。
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綿子さんが仏壇のお参りを済ませリビングに戻るとちょうどハルちゃんとゆうくん、そして翔ちゃんがやってきた。
ほっ。
助かったー!
一気に場が明るくなった。
茂&綿を家に連れて帰る時にはいつもハルちゃんと翔ちゃんにヘルプをお願いしている。
人手は多い方がいい。
そして麦さんも来てくれた。
皆が来てくれて綿子さんもようやく笑顔になった。

弁当を取りに行っていたかつおさんも戻ってきた。
茂造さんも大勢、人がいると嬉しいようだ。
そして次第に色々思い出してきたようで、ようやく綿子さんのことを認識したようだった。

「あれ、綿ちゃんやろが?わしの奥さんやのぉ」

「そうやで」

「だいぶ思い出してきたわ」

「それは良かった」

「わしの頭はボロになってしもたんや。ようけ忘れてしもうたが。ほんまボロになってしもて」

この「ボロになってしもた」は何度も何度も繰り返していた。
一応、自覚はあるのね。

麦さんは綿子さんの顔を見に寄っただけで今日はすぐ帰るそうだ。
そりゃあお盆だし、麦さんも忙しいのだろう。
そんな中、わざわざ寄ってくれてありがたい。
麦さんが帰るというので皆で外まで見送りに行った。
茂造さんは歩くのが拙いので残った。
なのでわたしも残り、昼食の準備をした。

台所でテーブルに弁当を並べたりコップを並べていると茂造さんが「腹減ったが~」と言いながらやってきた。

「今、準備しよるからな。ちょっと待っとってな」

「おっ!美味そうや!」

「皆がそろってから食べようで。ちょっと待っとって」

「おう」

以前の茂造さんなら先に食べ始めていただろう。
いぶきの森で集団生活をして少しは周りに合わせることを覚えたようだ。
人間、いくつになっても成長できるものなのねぇ。

が、皆はなかなか戻ってこない。
名残惜しくてなかなか別れられないのかな?
茂造さんはお弁当を前にソワソワ、ソワソワ。
何度も時計を見上げて
「もう12時やから戻ってくるやろのぉ」
「もう12時過ぎたがー!なんしょんやろかのぉ」
「もう食べようか」

「みんなと一緒に食べんの?」

「そやな。待つわ」

そう言いながらも弁当のふたを開けてみたり、箸を手に取ってみたり、時計を眺めてみたりとホント落ち着かない。
なんだか必死で我慢している姿がなんだかかわいい(笑)
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家に戻ってから秀夫さんが入所したという特養をネットで調べてみた。
「きらら」というその特養は『地域密着型特別養護老人ホーム』なのだそうだ。
地域密着型?
特養にも種類があるの?
気になって調べてみると特養には3種類あるんだそうだ。
広域型、地域密着型、地域サポート型。
広域型は居住地制限がなく定員も30人以上を受け入れることができる施設。
地域密着型はその施設がある市町村に住んでいる方でないと入居できない、そして定員も29名以下。
地域サポート型は在宅の高齢者が対象で24時間体制で見守りや援助を行う施設だそうだ。
この地域サポート型の特養はまだまだ少ないそうだ。
特養と言っても色々あるんだなぁ。
全然知らなかった。

で、秀夫さんが入所した「きらら」は地域密着型の施設。
なるほど家から近いわけだ。
そして定員も少なく全室個室。
ホームページには「一人一人のニーズに合った丁寧な介護を行います」とある。
「好きな時間に起きて穏やかに食事をとり、心に余裕をもって笑顔でいられるような生活空間を提供します」とも書いてある。
なんてすばらしい!
これなら安心だ。
好きな時間に起きて、好きな時間に食事できるなんていぶきの森では考えられない。
食事の時間は決まっている。
そりゃ大勢の入居者を抱えているから一人一人に合わせるなんてできないだろう。
地域密着型特別養護老人ホームっていいじゃん!
けどお高いんだろうなぁ。
ホームページには料金表もあったので見てみたが思ったより安く感じた。
がここに書かれているもの以外にもいろいろかかりそうだ。
実際のところどれくらいなのかもう少ししたらひろ子さんに聞いてみようと思う。

一応、わたしたちの住む地区にも地域密着型特別養護老人ホームがないか調べてみたが無かった。
残念。
広域型ならあるが地域密着型ほど丁寧に見てくれるだろうか?
ま現状、二人ともいぶきの森にも慣れ、スタッフさんもいい人ばかりなのでこのままでいいかなぁと思う。
けれどもしもの時(老健を出される)のために今のうちに色々調べておこうと思う。
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昨日の続き

いぶきの森に戻るとちょうど玄関にスタッフさんと以前お世話になっていたケアマネの川上さんがいた。
スタッフさんが「綿子さんお帰り~。いっぱい話できたんな?」と声をかけてくれた。
そして「そしたらここで」と綿子さんの腕をとった。
わたしは綿子さんに赤ちゃんのミニアルバムを渡した。
外は少し小雨が降っていたので預かってバッグに入れていたのだ。

綿「えっ?これもらってええの?」

さっきプレゼントって言うたやん!

「これは綿子さんのやからな。部屋でゆっくり見てな」

綿「うわ~嬉しいわ~~~!!」

また泣く。

「ひ孫さんですか?良かったですね。初ですか?」

「そうなんです。初ひ孫です。良かったら見てください」

「あら~かわいいなぁ。そしたらまた会いに来てくれるわ、綿子さん」

「いやまだ生まれたてで病院にいますので、もうちょっと先でないと連れてこれないですね」

「えっ?そうなんですか」

「24日に生まれまして」

「そしたら本当に生まれてほやほやですね」

ス「綿子さん良かったですね」

綿「そうなんや~良かったわ~」

綿子さんはニコニコで仲間たちの元へ戻って行った。
毎回こうだといいなと思う。

そうそう茂造さんにはまだ会えないのでミニアルバムを渡して下さいとスタッフさんに託した。
理解できるかな?
喜んでくれるといいなと思う。
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