かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:綿子さん


5月5日 日曜日

翔ちゃんは昨日の夕方、自宅へ帰って行った。
今日はかつおさんも休日出勤するわと仕事へ行った。
ゴールデンウイーク明けに残業しなくてすむように今日出勤してある程度こなしておくそうだ。
そして数くんももちろん仕事だ。
なので今日はわたしとハルちゃんとゆうくんの3人だ。
午前は実家へ行き、両親を買い物に連れて行った。
そして午後からはしっかり子守り担当だ。
次の授乳時間は搾乳してあるお乳をのませることにしてハルちゃんはしっかり寝ることにした。
ちょっとはまとまった睡眠が欲しいよね。
ゆうくんは割と手がかからずよく寝てくれたので助かった。
IQが10ほど下がった気がする今日この頃

そして夕方、仕事から戻ったかつおさんと茂造さん&綿子さんを家に連れて帰る日について話し合った。
当初はなるべく早く連れて帰ってゆうくんに会わせてあげたいと思っていたが、まだ1カ月も経っていない新生児だし、まだまだ体力が回復していないハルちゃんを優先したい。
わたし達も何かと忙しいし、新生児中心の生活にまだ慣れず落ち着かない。
なので25日の土曜に連れて帰ることに決めた。
その頃ならゆうくんも生後1か月を過ぎているし、ハルちゃんも大分元気になっているだろう。
わたし達も少しは落ち着いて余裕ができているんじゃないだろうか。
それに25日なら翔ちゃんも顔を出せると言うのでこの日に決めたのだった。
茂造さん、綿子さん、かつおさん、翔ちゃん、ハルちゃん、数くん、ゆうくんとわたし、総勢8名の集まりになる。
賑やかな集まりになるだろう。
命名札を飾って盛大にお祝いするのもいいなと思う。
茂造さん、綿子さんもう少し待っててね。


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昨日の続き

やっと家に帰るときの話がついたので話題はゆうくんのことやハルちゃんのこと、そして翔ちゃんが茂造さんに説教されたことなどに移った。
にこにこと楽しそうに会話が弾んだ。
そしてかつおさんから綿子さんにブラウスをプレゼントした。

「はい、ばあさん。母の日のプレゼントや」

綿「ええっ!!かまんの」

「見てみて」

包みを開けブラウスを広げてみた綿子さんは

綿「うわ~きれいな色や。ありがとうなぁ」

また泣いた。
相変わらず涙は出ないが。
綿子なりのマナーなのかもしれない

そうしているうちに15分がたちタイマーが鳴った。
スタッフさんがやって来て「そしたら部屋に戻ろうな」と綿子さんをエレベーターの方へ誘導してくれた。

ス「あっちょっとここで待っとってよ」

エレベーターの少し手前で待つように指示された。
扉の真ん前で待つと茂造さんから見えるかも知れないからのようだ。
エレベーターが2階に到着し扉が開くと

ス「さあ、見つからんうちに乗ってよ」

と急かされ、あっさり別れることとなった。
綿子さんのわがままにスタッフさん達も色々配慮してくれているようだ。
けどこれがいつの間にか自分から言い出した事ではなく、スタッフから言われて仕方なく会えないんだというように変換されるとは。
やはり痴呆は恐ろしい。

けれどわたし達としてはあっさり別れられて良かった。
じゃなきゃ翔ちゃんに向かって「また顔見せてくれの」と言って泣くに決まっているもの。

そうそう4階へ向かったエレベーターが降りてくるのを待っていると、食堂の方から茂造さんの声が聞こえてきた。
どうも太い柱の陰にいるようで姿は見えないがたしかにこの中にいるようだ。
大きな声でずっと喋っている。
相変わらず元気そうだ。
会う事は出来ないが元気な様子を知ることができてよかった。
声が大きいのもたまには役に立つね。



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昨日の続き

綿「翔ちゃんに会えると思うてなかったわ~。嬉しい~」

「ばあさん、元気やったか?」

綿「おう、元気や。翔ちゃんも元気でやっとんか?」

「元気やで」

綿「あれ?今日は仕事は?」

「みんなゴールデンウイークで休みや」

綿「あぁそうか」

「昨日は茂造さんの面会に来とったんや。茂造さんもひ孫が生まれたの喜んでくれとったわ」

「じいさん、ゆうくんの写真見てわしに似とるって言うとるんんや(笑)」

綿「わたしも今度じいさんに会うたら写真見せてあげないかんと思っとったんや」

「いや、茂造さんにも綿子さんに渡したのとおんなじ写真を渡しとるから大丈夫やで」

「じいさんに会うたらって、いつ会うんや?会わへんやろが」

綿「いや、また先で会うたら...」

「じいさんには全然会うてないんか?」

綿「じいさんには私がここにおることは言うてないんや。私が4階におるって知ったら勝手に押しかけて来るようになったらいかんから、会うたらいかんってここの人に言われとるんや」

ハァ?
スタッフさんはそんなこと一言も言うてないで!
自分が絶対に会いたくないって言うたんやん!
スタッフさんにちょっと会うてみる?って聞かれても頑なに拒んどるんは綿子さんやん!

それがいつの間にか「スタッフの指示で茂造さんには会えない」ってことに脳内で変換されている。
自分は悪くないと思いたいための自己防衛機能だろうか?
けれど今度ゆうくんに会ってもらうために外出するときは嫌でも茂造さんに会ってもらわなければ。
綿子さんのわがままに付き合いきれない。

「綿子さん、今度外出して家に帰ってゆうくんに会うてもらいたいなぁと思っとるんやけど、その時は茂造さんと会うようになるけど構わんかな?一緒の車で帰るのは避けるから。綿子さんがここにおることは茂造さんには分からんようにして時間差で迎えに来るからな。家では一緒に過ごすことになるけどそこは我慢してな」

綿「じいさんに会うたらまたうるさいし...」

難色を示す。

「でもな、同じ日に帰るのが嫌やったら家に帰る頻度は少なくなるで。わたしらも用が色々あって忙しいからな。でも月に1回は家に帰れるようにしようと思っとんや。二人一緒でもええんやったら毎月1回は家に帰れるけど、嫌やって言うんやったら2カ月に一回になるで。それに面会はお風呂に入る日でないといかんから綿子さんには土曜日に会いに来れるけど、茂造さんは月曜と木曜やから会いに来られんのや。だから家に連れて帰るのはどうしても茂造さん優先になるで」

「ほんまや。じいさんにはなかなか会えんのや。昨日、会うたんやって5か月ぶりやったんや」

綿「ほうか」

「とにかく迎えに来たり、送ってきたりするときは二人別々にして、綿子さんがここにおることは茂造さんには分からんようにするから。家で会うくらいは我慢してな」

綿「それやったら」

はぁ~~~~。
やっとOKを取り付けた。
それにしてもそこまで嫌がらんでええやん!
久しぶりに半日会うくらいええやん!
そこまで茂造さん悪い人でないやん!
本当に面倒くさい事やで。
別々に迎えに行って別々に送って行くのだってかなり手間なのに。
なんでここまでしなくちゃいけないんだという考えがムクムク湧いてくる。
が、月1だし我慢して頑張ろう。
こっちも我慢してるんだから綿子さんも我慢してくださいね!
お高くとまってんじゃねえ



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ひき続き3日のこと

そして今日もいぶきの森へ向かった。
今日も翔ちゃんが同行した。
というか翔ちゃんの面会にわたしたちが同行したような感じだ。
ゴールデンウイークの休みに久しぶりにジジババに顔を見せるかとやって来てくれたのだ。
一人で面会しても間がもたないから三人で行くのだ。

今回の面会はゴールデンウイーク中ということで普段とはシステムが違っていた。
いつもは基本入浴日でないと面会出来ないのだが、ゴールデンウイーク中は入浴は中止になる。
そしてスタッフが少ない。
そのため入浴日とか関係なく完全予約制で面会時間は15分となっていた。

今日も11時の予約を取っていた。
受付を済ませると2階のレクリエーション室へ行くように伝えられた。
今まで2階には入ったことがなかった。
えっ?いいの?
いやいやそれより散歩に連れ出しておやつを食べさせてあげたいのに。
綿子さんの大好きな王林を剥いてタッパーに入れて持って来ていたのだ。

「今日は散歩に出るのはダメなんですか?」

ス「すいません。今日はスタッフが少ないので2階のレクリエーション室でお願いします」

あちゃ~残念!
けれど仕方ないよね。
スタッフが少ない中、たまにしか会いに来れない人のために、こうやってなんとか面会の機会を作ってくれているんだろう。

エレベーターに乗り2階へ着くと目の前はスタッフの詰め所でその隣が食堂のようだった。
大勢の人がいてそこに茂造さんもいるようだけど柱の陰にいるのか姿が見えなかった。
詰め所から出てきたスタッフさんがこちらへどうぞとレクリエーション室に案内してくれた。
広い部屋にテーブルが5台、そのテーブルに椅子が3脚ずつ並んでいて、どこでもお好きなところへどうぞと言われた。
その前に手指の消毒とフェイスガードをお願いしますとの事だった。
フェイスガードやもうええやん!
外に散歩に行く時はマスクのみやん!
そう思うが一応決まりなので従うしかない。
真ん中あたりのテーブルに着きもう一つ椅子を用意していたら綿子さんがやって来た。
私の顔を見てニコッと笑い、翔ちゃんを見つけた途端、ヨロヨロとよろけながら顔をおさえた。

綿「翔ちゃん来てくれたんか~~」

また泣いている。
泣いていると言っても涙は出てないのだが。

「とりあえず座ろうばあさん」

椅子に座り会話が始まった。

続く
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3月29日 金曜日

今日からかつおさんと一泊二日の旅行へ。
一番の目的は高野山だが、それは二日目。
まずは大阪へ向かう。
向かっている道中かつおさんが
「そうや!言うの忘れとったけど昨日また、ばあさんから電話がかかってきたんや」
と言い出した。

「いや~昨日は突然花さん達が来たから、ビックリして言うの忘れとったわ~」

「ほんまびっくりしたなぁ~」

「昼間にな、また携帯電話からかけてきたんや。また誰かスタッフの携帯を借りたんやろなぁ」

「それで何て?」

「いや、わし電話が鳴ったのに気が付かんかったから出てないんや。それで留守電に「お前に頼みたい事があるんや」って入っとったんや」

「頼みたい事ってお金の事かな?」

「たぶんそうやろ。そんな気がするわ」

「で、どうするん?」

「放っといたらええやろ」

「そやな。こっちからかけ直してお金持ってこいって言われても困るもんな。お互い気分が悪なるだけやし。けどこうやって携帯から電話がかかってくるのも2回目やし、草野マネージャーの耳には入れといた方がええんと違う?」

「そやな。言うといた方がええやろな。今度電話で話しとくわ」

やれやれ。
前回は日曜日だったから、まだ経験の浅いスタッフが綿子さんの頼みを断り切れずに電話してきたのかと思ったが、今回は平日の昼間じゃないか。
で、今回も前回同様いきなり綿子さんが電話に出てるし。
ちゃんとしたスタッフなら綿子さんがどうしても用があると言うなら施設の固定電話からかけてくるだろうし、まずはスタッフが電話口に出て「綿子さんがどうしても息子さんと話がしたいと言っていますので代わります」って一言事情を説明してからつないでくれるはずだ。
ひょっとしてこの携帯の持ち主は実習生か?
とにかくこのままじゃ良くない気がする。
草野マネージャーに報告しておこう。
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