3月29日 金曜日

今日からかつおさんと一泊二日の旅行へ。
一番の目的は高野山だが、それは二日目。
まずは大阪へ向かう。
向かっている道中かつおさんが
「そうや!言うの忘れとったけど昨日また、ばあさんから電話がかかってきたんや」
と言い出した。

「いや~昨日は突然花さん達が来たから、ビックリして言うの忘れとったわ~」

「ほんまびっくりしたなぁ~」

「昼間にな、また携帯電話からかけてきたんや。また誰かスタッフの携帯を借りたんやろなぁ」

「それで何て?」

「いや、わし電話が鳴ったのに気が付かんかったから出てないんや。それで留守電に「お前に頼みたい事があるんや」って入っとったんや」

「頼みたい事ってお金の事かな?」

「たぶんそうやろ。そんな気がするわ」

「で、どうするん?」

「放っといたらええやろ」

「そやな。こっちからかけ直してお金持ってこいって言われても困るもんな。お互い気分が悪なるだけやし。けどこうやって携帯から電話がかかってくるのも2回目やし、草野マネージャーの耳には入れといた方がええんと違う?」

「そやな。言うといた方がええやろな。今度電話で話しとくわ」

やれやれ。
前回は日曜日だったから、まだ経験の浅いスタッフが綿子さんの頼みを断り切れずに電話してきたのかと思ったが、今回は平日の昼間じゃないか。
で、今回も前回同様いきなり綿子さんが電話に出てるし。
ちゃんとしたスタッフなら綿子さんがどうしても用があると言うなら施設の固定電話からかけてくるだろうし、まずはスタッフが電話口に出て「綿子さんがどうしても息子さんと話がしたいと言っていますので代わります」って一言事情を説明してからつないでくれるはずだ。
ひょっとしてこの携帯の持ち主は実習生か?
とにかくこのままじゃ良くない気がする。
草野マネージャーに報告しておこう。
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