かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:脱水

そして4階、綿子さんのもとへ。
綿子さんはぐっすり眠っていた。
せっかくゆうくんを連れて来たから起こそうかな。
けど大分調子が悪いようだしどうしよう。
とりあえず先に用事を終わらせようと着替えをタンスにしまったり、花の鉢に水やりをしていたのだが全然起きる気配がなかった。
ベッドの周りでゴゾゴゾ動き回っているのに全く気付かない。
やっぱり起こさないで帰ろうかしら。

そこへスタッフさんがやって来た。
このスタッフさんも朝から調子が悪いんですよと言った。
なのでやっぱり今日は起こさず帰ることに。
せっかく持って来たココアは後でスタッフさんが飲ませてくれることになった。
ついでに北海道チーズ蒸しケーキもダメかしらと尋ねたらすんなりOK。
良かった。

やっぱり先週の脱水以降どうも不安定だ。
脱水ってかなりダメージがあるのね。
やっぱりポカリ持ってこよう。
大井さんに気を遣ってる場合じゃなさそうだ。
明日、洗濯物の回収時に届けようと思う。
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5月28日 木曜日

かつおさんは出張へ。
という事で今日はわたしがいぶきの森へ。

まずは4階、綿子さんのところから。
綿子さんはデイルームで食事中だった。
洗濯物を回収してとっとと帰ろうと思っていたのだが、毛布が無いことに気づいた。
あれ?なんで?
月曜日にかつおさんが持って帰ったのか?
綿子さんの体調の事で頭がいっぱいで毛布を持ち帰った報告を忘れたのか?
かつおさんにLINEして尋ねてみたが既読が付かない。
いや、でも洗濯機の周りに毛布なんかなかったよなぁ。
よく分からないのでスタッフさんに聞いてみた。
すると「あれ?こないだ持って帰ったのかしら?そこに無いなら多分そうじゃないかな?」とよく分からない様子。
結局分からずじまいだがしょうがない。
今晩かつおさんに聞いてみよう。
もし、持って帰ってないなら次回探してもらうようお願いしよう。

ところで声をかけたスタッフさんは日曜日に綿子さんを車いすに移乗させてくれたスタッフさんだった。
なのでこのところの綿子さんの様子を話してくれた。

ス「綿子さん、月、火と調子がイマイチだったんですけど大分良くなっててきました。やっぱりあつけして軽い脱水症になってたようなんです。それでお茶を飲むように勧めてるんですけどね、やっぱりあまり飲んでくれなくって。それで月曜は茂造さんの甘酒を1本頂いて飲ませたんですよ」

好「月曜日に主人がこちらに来た時に何人かのスタッフさんからポカリスエットを持って来て欲しいとお願いされたと言ってました」

ス「そうなんです。ほんとお茶を飲まなくなっちゃってて」

好「きっと口に合わないんでしょうね。昔からお茶は好きでこだわる方なので」

ス「ここのはパックの麦茶ですから」

好「麦茶は以前元気なころは自分で麦を炒ってたんですよ。自家製の麦茶はほんと美味しかったですよ。娘は小さい頃からその麦茶を飲んで育ったので初めてペットボトルの麦茶を飲んだ時、これ腐ってると言ったぐらい味が違うんです」

ス「へえ~」

好「やはりポカリを持って来た方がいいですかね?いえね、この間主人が来た時に、皆さんにポカリを持って来てと言われたんだけど、最後に大井さんに持って来ないでいいですからって言われちゃったそうで。まずはお茶をしっかり飲ませますからって。なので持って来れなくなっちゃったんです」

ス「えっ?そんな事言ったんですか?」

好「そうみたいです。それでどうしたらいいんだってなって。大井さんてボスじゃないですか。だから無視するわけにもいかないかって」

そこへ他のスタッフさんが通りかかった。
すると今話をしていたスタッフさんが

ス1「ちょっと聞いてよ!ポカリを持って来てってお願いしてたのに大井さんが断ったんですって!!」

ス2「えっ?マジ⁉」

スタッフ間でもいろいろ思うところがあるようだ。
で、3人で話をして出た結論は、とりあえずお茶を勧めていこう、どうしても飲まない時は茂造さんのところから牛乳やジュースを拝借して飲ませようという事になった。
茂造さんには毎週牛乳や甘酒、ジュースを混ぜて8本届けている。
それプラス、カルピスがあるので少々綿子さんに回しても大丈夫なはずだ。
カルピスはこの間届けたばかりだからしばらくもつはずだし。
とにかくそれで様子を見ることに。
それにしても茂造さんにせよ綿子さんにせよちゃんとお茶を飲めよ!!
スタッフさんを手こずらせないでよね。
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5月25日 月曜日

今日はかつおさんが洗濯物の回収に。

好「今日は茂造さんのとこだけじゃなくって綿子さんの様子も見て来なよ」

か「分かっとる。そのつもりや」

綿子さん、昨日、気分が悪いと言っておやつを残していたからちょっと心配だ。
かつおさんも一応ちゃんと心配してたのね。

そして夕方いぶきの森から戻ったかつおさんに早速様子を聞いた。

かつおさんはちゃんと顔も見てきたそうだ。
綿子さんはデイルームで夕飯を食べていたそうだ。
良かった。
大分回復したのね。
しかしスタッフさんに聞いた話によると、昨日はあれからしばらく寝たら回復して夕飯も食べていたのだが、今朝はしんどいと言って食欲がなく、結局点滴をしたそうだ。
やはり脱水の様だとのことだった。
それで出来ればポカリスエットを持って来て欲しいとお願いされたそうだ。
綿子さんもお茶を飲みたがらず、どうしても水分量が不足しがちなんだとか。
えっ?綿子さんもなの。
夫婦そろって困ったもんだ。
かつおさんは「分かりました、買ってきます。申し訳ありません」と返事したそうだ。
その後、2階へ行くとそこで会ったスタッフさんからも「綿子さんにポカリを持ってきてください」とお願いされたそうだ。
こりゃあ明日にでも届けないといけないようだ。
が、そこへ大井さんがやって来て「ポカリなんか持って来なくていいですから。まずはお茶をしっかり飲むようにさせますから」と言ったそうだ。
相変わらずここは意思統一が出来ていない。
一方ではポカリを持って来てと言うし、一方では持って来るなと言うし、どうしたらいいんだ。
けどボスは大井さんみたいだからひとまず持って行くのは止めとこうか。
う~ん、悩ましい。
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ところで今日は2階のスタッフさんにちょっと質問をした。

好「茂造さんの綿毛布を回収したいんですが、持って帰ったら怒りますかね?」

洗濯物の回収時にベッドで横になっている茂造さんを見ると、いつも綿毛布と掛け布団をきっちり掛けている。
見ただけで暑い。
脱水になりそうだ。
なので回収して帰りたいのだが、茂造さんに黙って勝手に回収したら後で騒いで困ったことにならないか心配で聞いてみたのだ。
あと茂造さんは未だに長袖の服ばかり着ているのも気になっていた。

ス「茂造さん、寒い、寒いって言うんですよ。半袖を着せると寒いが~って言うのでいつも長袖なんです」

そういえば木曜日に見かけた時は半袖のポロシャツの上に長袖Tシャツ着てたよね。
なるほどそういう事なのね。

ス「けど綿毛布は持って帰っても大丈夫だと思います。いつもベッドの下に落ちてますから(笑)」

寝ている時は暑いのか、いつも布団は蹴飛ばして掛け布団も綿毛布もベッドの下に落ちているんだそうだ。
なんとも茂造さんらしい(笑)

好「じゃあ綿毛布は持って帰りますね。あっでも今日は一人なのでちょっとそんなに持てないから、次来た時に持って帰ります」

ス「はい、分かりました」

本当は今日にでも回収したかったが無理だ。
けどようやく回収のめどが立って良かった。
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昨日の続き

いぶきの森に着くと綿子さんはもう1階ホールに降りてきていた。
もう少しで昼食が始まるようだ。
なのでまずは2階から。

スタッフさんの詰め所で借りていた靴と茂造さんの来週分の牛乳を渡し、デイルームへ。
茂造さんはデイルームの指定席に座っていた。
こちらももうすぐ昼食なのでスタンバっているようだ。
茂造さんの横を通り抜け部屋へ。
分厚い毛布をはぐり、持って来た綿毛布と入れ替えた。
茂造さんはどう見ても暑いやろと思うのに未だに毛布と布団をきっちりかぶって寝る。
暑さ寒さに鈍感なのにもほどがある。
けどそのまま放っておいたら脱水になりそうなのでせめて綿毛布に替えることにしたのだ。
毛布を取っ払ってしまって夜寒いと騒いだらスタッフさんに迷惑をかけることになるので綿毛布を用意したのだった。
あと服は冬物の分厚いトレーナーやスウェットの羽織ものやズボンを回収し、持って来た薄手のズボン等と入れ替えた。
これも多めに用意した。
とにかく汚して着替える頻度が酷いので洗濯が間に合わなくて足りなくなったら困るからだ。

こうして衣替えをしている最中、茂造さんはこの間のようにデイルームからわたし達の方をボーっと見ていた。
何をしているのか分かってないだろうと思っていた。
が、帰りに横を通っていると「ありがとう」とお礼を言ってくれた。
あら、分かってたんだ。
こうやってちゃんとお礼が言えるところが茂造さんのいいとこだね。
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