かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:腰椎圧迫骨折

7月6日 土曜日

お昼前、ハルちゃんからLINEが届いた。
ついさっきかつおさんと出かけたところだ。

今日も数くんは仕事で不在。
かつおさんは営農の仕事の予定だったが雨のため無くなったので久々にゆっくりしていた。
そこでハルちゃんとランチを食べに行くことにしたのだ。
ハルちゃんは毎日炊事当番を頑張ってくれているのでたまには外食でもという事だ。
わたしはゆうくんとお留守番だ。

まだお店に着いてはないだろう。
一体どうした?
不思議に思いながらLINEを開くと
『ばあちゃんが骨折したそうです』とあった。
ええええっ!!!!

『圧迫骨折したって父さんに電話が来た。腰だそうです』

『腰?そしたら入院?』

『転倒しそうになった他人を助けようと咄嗟に手を出して一緒に転んだらしい』

『佐藤さんは整形がないからレントゲンがよく写らないので確定ではないらしいけど、先生の見立てでは圧迫骨折みたい。今はいぶきの森で湿布をして寝ながら様子見してるって』

『明日、お見舞いの時にコルセット等を持って来て欲しいとの事でした』

『了解』

『今後、様子を見て悪そうだったらMRIを他院に撮りに行くことになるみたい』

『これをオヤジは適切に文章化できないだろうから私が取り急ぎLINEにて』

『サンキュー』
任したら支離滅裂だし

ハルちゃんから続々と送られてくるLINEで状況がよく分かった。
さすがだ!
それにしても他人を助けようとして巻き込まれたなんて綿子さんらしい。
施設に入所してたらもう骨折することは無いだろうと思っていたのけど甘かったな。
けど仕方ないよね。
でも骨折したのが施設内で良かった。
これが家なら病院に連れて行き、入院手続きをして荷物を用意したりと大変だ。
かつおさんはまた仕事を休まなければならなくなる。
けど施設なのでそういった事をしなくて済む。
今日も慌てて駆けつけなくていいそうだし。
本当に入所してて良かった。


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前回のお話がこちら




綿子さんがドブに落ちた頃、わたしは土曜日だったので家でのんびりTVを見ていた。

「ピンポーン」とチャイムが鳴った。
土曜日の午後の来客は基本セールスマンだ。無視しようかと思っていたら

「スイマセーン」

大声で呼びかける声が聞こえてきた。
ただならぬ雰囲気の声にとりあえず玄関に出た。

セ「あのー。裏のお宅のおばあさんの息子さんのお家の方ですよね。」

なんじゃそのややこしいのは。

「えっ、まあそうですね。」

セ「おばあさんがケガをされて呼んできてくれと頼まれたんです。」

「エッ!ケガ⁈」

セ「ちょっと来てください。」

「はい。わかりました。」

慌てて綿子さん家に向かった。

綿子さんが家の横のドブで座り込んでいる。
額には血が滲んでいる。

何事???

要は「お家にネットを引きませんか」とセールスに来た男性2人がチャイムを鳴らしたところ、家の横手で「ドン」とおおきな音がしたのでのぞき込んだら、綿子さんがドブに落ちていたということだった。

セールスマンのうちの1人は前職が介護職だったそうで、服が汚れるのもいとわず綿子さんを助け出してくれて「頭を打っているようだし救急車を呼んだ方がいいですよ」とアドバイスをくれた。
綿子さんは「ふうが悪いから嫌だ(かっこ悪いから嫌だ)」と言ったが近所に住む親せきの光三おじさんにたしなめられ救急車に乗せられて病院へ運ばれて行った。
結果、腰椎圧迫骨折という大ケガで約半年入院生活を送ったのだった。

あの時助けてくださったセールスマンのお二人、本当にありがとうございました。

でも営業に来てなかったら落ちることもなかったか....。
お辞儀をするカツオよしこ


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綿子さんは86才。
とにかく働き者でじっとしていることがない。
けれどおっちょこちょいでよくケガをする。

今までで一番大きなケガはもう10年以上前になるが、家の横のドブに落ちて腰の骨を折った時。

綿子さんの住む家は田舎の農家の大きい家でいわゆる古民家なんだけど、かつおさんが小学生の頃に改築・増築をしているので段差が多い家になっている。
台所から玄関までの間に段差が5つ以上ある。
なので来客があったら勝手口から外に出て犬走りを通って玄関の横へ出ていくのが段差が少なくて速い。
けれど犬走りの横は深さが1m以上あるドブなのでちょっと危険だ。

「ピンポーン」とチャイムが鳴ったのでいつものように勝手口から玄関横へ急いだ拍子に、勝手口の敷居につまづき、ドブに頭から真っ逆さまに落ち、腰椎圧迫骨折となったのだった。
打ち所が悪かったら死んでいてもおかしくないような大ケガだった。

おっちょこちょいにもほどがある。
FullSizeRender
犬走り


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犬走りの横のドブ




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