かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:自家製

昨日の続き

入れ歯が入り、ようやく綿子さんもとうもろこしを食べ始めた頃、茂造さんの相部屋のおじいさんが部屋に入ってきた。
そして二人がとうもろこしを食べているのを見て「ええもん食べよるやないか。わしにもくれ」と言った。
ひえ~。
困ったなぁ~。

「ごめんね。おじいさんにあげることは出来んのや」

爺「そんな事言わんと、一つくれ!」

「家族以外の人にはあげたらイカンことになっとるからな」

爺「ようけあるのに一つくらいええやないか」

しつこい。
しばらく押し問答が続いた。
ボケ老人にいくら説明しても納得する訳もなく…。
かつおさんがスタッフさんに助けを求めに行った。
かけつけたスタッフさんがおじいさんに「〇〇さん、向こうに行ってジュース飲もうよ」と連れて行ってくれた。
今日は3時のお茶の代わりに自家製の梅シロップで作った梅ジュースが振る舞われるそうだ。
施設の庭で取れた梅を漬けてシロップを作ったんだそう。
施設でジュースなんてほとんど出ることないので、おじいさんはジュースと聞いていそいそとデイルームに行ってくれた。
ほっ。

それにしても相方がやって来て押し問答している間、茂造さんは全く気にせずパクパク食べていたが、綿子さんは食べづらそうだった。
そりゃあ普通はそうなるよね。
せっかくのおやつタイムが楽しめないじゃないか。
なるべく他の人の目に触れないように部屋で食べているのに、相方がこれじゃあどうしたらいいのやら。
茂造さんを綿子さんの部屋に連れて行くわけにもいかないし。
まいったなぁ。
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5月28日 木曜日

かつおさんは出張へ。
という事で今日はわたしがいぶきの森へ。

まずは4階、綿子さんのところから。
綿子さんはデイルームで食事中だった。
洗濯物を回収してとっとと帰ろうと思っていたのだが、毛布が無いことに気づいた。
あれ?なんで?
月曜日にかつおさんが持って帰ったのか?
綿子さんの体調の事で頭がいっぱいで毛布を持ち帰った報告を忘れたのか?
かつおさんにLINEして尋ねてみたが既読が付かない。
いや、でも洗濯機の周りに毛布なんかなかったよなぁ。
よく分からないのでスタッフさんに聞いてみた。
すると「あれ?こないだ持って帰ったのかしら?そこに無いなら多分そうじゃないかな?」とよく分からない様子。
結局分からずじまいだがしょうがない。
今晩かつおさんに聞いてみよう。
もし、持って帰ってないなら次回探してもらうようお願いしよう。

ところで声をかけたスタッフさんは日曜日に綿子さんを車いすに移乗させてくれたスタッフさんだった。
なのでこのところの綿子さんの様子を話してくれた。

ス「綿子さん、月、火と調子がイマイチだったんですけど大分良くなっててきました。やっぱりあつけして軽い脱水症になってたようなんです。それでお茶を飲むように勧めてるんですけどね、やっぱりあまり飲んでくれなくって。それで月曜は茂造さんの甘酒を1本頂いて飲ませたんですよ」

「月曜日に主人がこちらに来た時に何人かのスタッフさんからポカリスエットを持って来て欲しいとお願いされたと言ってました」

ス「そうなんです。ほんとお茶を飲まなくなっちゃってて」

「きっと口に合わないんでしょうね。昔からお茶は好きでこだわる方なので」

ス「ここのはパックの麦茶ですから」

「麦茶は以前元気なころは自分で麦を炒ってたんですよ。自家製の麦茶はほんと美味しかったですよ。娘は小さい頃からその麦茶を飲んで育ったので初めてペットボトルの麦茶を飲んだ時、これ腐ってると言ったぐらい味が違うんです」

ス「へえ~」

「やはりポカリを持って来た方がいいですかね?いえね、この間主人が来た時に、皆さんにポカリを持って来てと言われたんだけど、最後に大井さんに持って来ないでいいですからって言われちゃったそうで。まずはお茶をしっかり飲ませますからって。なので持って来れなくなっちゃったんです」

ス「えっ?そんな事言ったんですか?」

「そうみたいです。それでどうしたらいいんだってなって。大井さんてボスじゃないですか。だから無視するわけにもいかないかって」

そこへ他のスタッフさんが通りかかった。
すると今話をしていたスタッフさんが

ス1「ちょっと聞いてよ!ポカリを持って来てってお願いしてたのに大井さんが断ったんですって!!」

ス2「えっ?マジ⁉」

スタッフ間でもいろいろ思うところがあるようだ。
で、3人で話をして出た結論は、とりあえずお茶を勧めていこう、どうしても飲まない時は茂造さんのところから牛乳やジュースを拝借して飲ませようという事になった。
茂造さんには毎週牛乳や甘酒、ジュースを混ぜて8本届けている。
それプラス、カルピスがあるので少々綿子さんに回しても大丈夫なはずだ。
カルピスはこの間届けたばかりだからしばらくもつはずだし。
とにかくそれで様子を見ることに。
それにしても茂造さんにせよ綿子さんにせよちゃんとお茶を飲めよ!!
スタッフさんを手こずらせないでよね。
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