かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:菓子パン

そして2階へ。

先ず詰め所で茂造さんの牛乳を渡した。
とりあえず今日は7本だ。

「なんだか余ってるそうなので今日は7本にしときました」

受け取るスタッフさんは「はあ」と戸惑った顔をしていた。
きっと大井さんが木曜日に残数を確認してから持って来てと言ったことなど知らないのだろうと思う。
ここのスタッフって思いついたことを皆で相談したり共有したりせず、そのまま伝えている気がする。
今回も大井さん一人の意見だろうと思っている。
このスタッフさんの顔を見て確信した。
なので木曜に残数の確認などせずこんな感じで届けようと思う。

スタッフさんは「この間はパンを買ってきていただいてありがとうございました」と言った。
この方が先日茂造さんが晩御飯を残した時にいたスタッフさんなのだろう。

「いえいえ。あの後、パン食べました?」

ス「それがあの日は全然起きて来なくって、次の日に食べさせたんですよ。部屋に持って行くわけにもいかないから、ほら相部屋のおじいさんがいるから部屋で食べさせるわけにもいかなくって。こっちに起きてきたら渡そうと思ってたんだけどね」

そりゃそうだ。
あのおじいさんに見つかったら後が大変そうだ。
茂造さんは普段から夜中に「腹減ったが~何かくれ~」と詰め所に行くことがちょくちょくあるそうだ。
なのでそのタイミングで食べさせようと思っていたそうなのだが、あの日に限って起きてこなかったんだそうだ。
結局次の日には食欲も回復してパンも食べ、出されたご飯も残さず食べたそうだ。
復活したようでなにより。
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7月13日 月曜日

今日もかつおさんが洗濯物の回収に。
少し残業してから行ったので、いぶきの森に着いたのは6時頃だったそうだ。

茂造さんはすでに食事を終えて部屋で寝ていたそうだ。
が、今日もほとんど食べなかったんだそうだ。
食べたのは卵豆腐のみだったそうだ。
それでスタッフさんから「どうせ夜中に腹が減った、なんかくれって言い出すでしょうから、パンでも買ってきてもらえませんか」とお願いされたそうだ。
かつおさんは近くのコンビニに行って菓子パンを一つ買って届けたそうだ。

「世話が焼けるジジイや」

昨日ガラガラ声だったそうだからまだ喉が痛いのかな?
なかなか体調が戻らないようで少し心配だ。
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9月8日 金曜日

今日は買い物デーだ。
仕事帰りにスーパーに寄って菓子パンと果物とお惣菜を買った。
先週、綿子さんは、さくら苑のひとから「太ったな」と言われたことを気にして、食べる量を控えていると言っていた。
たしかにビールがかなり残っていた。
が、次の日にはお菓子を食べたり、お惣菜をもりもり食べていたが。
そこは見なかったことにして、今日もお菓子は買わずビールも用意しなかった。

夜、かつおさんと一緒に届けに行った。
綿子さんは真っ暗な台所でテレビを見ていた。
照明の電気代も、もったいないようだ。
とりあえず照明とエアコンをつけ、いつものように買ってきたものを説明しながら冷蔵庫へしまっていった。

冷蔵室にビールは3本残っていた。
野菜室には6本パックがそのままだったので1週間で3本飲んだという事だ。
本当に少----しだけ控えているようだ。

そして野菜室にはお盆から入っていたキュウリがまだ残っていた。
半月以上放置されたため、もう腐っていた。
典さんがせっかく丁寧にキッチンペーパーで包み、ラップでくるんでくれていたのに、食べたらどうなんだ。
まったく料理する気がないようだ。
切るだけなのにそれも面倒くさいのか?

もう一度冷蔵室をチェックすると、薄切りのロースハム4パックとか、封の開いた白だしのボトルなどがあり、これらも持って帰ることにした。
ロースハムは一応綿子さんに食べるか確認したら
「まだ賞味期限過ぎてないから大丈夫やと思とったんや」と言う。

「9月の14日までやで」

綿「そしたら半分取って帰って」

「ばあさん2パックも食べるんか?」

綿「食べるわ」

そう言い張るので半分だけ回収した。
きっと来週もそのまま残っている気がするが仕方ない。

一通りチェックが終わった。

綿「ありがとなぁ。助かるわ。私こんなから買い物に行けんからなぁ」

一緒に行かなくて済むなら買ってくることぐらいお安い御用だ。

そして綿子さんは菓子パンの山を抱え、自分の部屋に持って行こうとした。

「食べる物は全部台所に置いといたらわ。色んなとこに置いたら忘れるやろ。それにもう、勝手に食べる人は居らんから隠さんでもええやろ」

「そうやが。じいさん居らんから無くならへんわ」

綿「いやでも、他所の人が入って来て盗ったらいかんが」

「はぁ?他所の人がどうやって入ってくるんや」

綿「ちょっと畑とか行っとる間に入って盗るかも知れんやないか」

「それやったらパンや盗らんと他の物盗るわ!誰がパン盗るために他人の家に入るんや!」

なんという妄想。
どれだけ菓子パンが大事なんだ。
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6月4日 日曜日

昨日の土曜日は、かつおさんは営農集団のもみまきの仕事が入っていた。

「綿子さんの買い物はどうする?」

「先週もしんどいから行きたくないって言うとったし、向こうから連れて行ってくれって言うまで放っておこうと思っとるんや」

「そうな。そしたらわたしはいつも通り実家に行くで。先週も先々週も慌ただしかったから、今日はゆっくり買い物に付き合おうと思うとんや」

「OK。もしばあさんが買い物に連れて行ってくれって言うてきたら、夕方行くわ」

「田んぼから帰ってから行くのはしんどいやろ。とりあえず適当に買ってこようか?」

「ええな。頼める?」

「そしたらパンや果物がどれくらい残っとるか見てきてよ」

かつおさんが見に行くと冷凍庫に食パンはあったが、ロールパンや菓子パンは全部無くなっていたそうだ。
果物は王林が4分の3個残っていただけだった。
以前は王林が大好きで毎日かかさず食べていた綿子さんだったが、今は皮を剥くのが面倒くさいのか、最後まで残っていた。
他の果物が無くなってしょうがなく手を付けたようだ。

「ばあさん、わし今日はもみまきやから居らんからの」

綿「そうか、大変やのぉ。私は腰が痛うて痛うて。もう寿命かも知れん。もうすぐ迎えが来るかもしれんわ」

以前は口を開けば茂造さんのグチだったが、今は痛い話かしんどいといった話ばかりだ。
結局のところ聞いていて楽しい話ではない。
どうにかならないものか。

とにかくだいたい把握できたのでひとまず実家へ行った。
お昼はうどんが食べたいという父のリクエストでうどん屋さんへ行き、久々にゆっくり話ができた。

午後からは車のオイル交換に行ったり、いろいろ用を済ませ、夕方スーパーで買い物をして家に戻った。
そしてもみまきから帰ってきたかつおさんと一緒に綿子さんちに届けに行った。
ロールパンと菓子パン、そしてバナナとびわ、煮豆とお菓子、それにプリンとゼリー、甘酒とビール。
どれも手をかけずに食べられるものばかりだ。
綿子さんは「ありがとなぁ~」と喜んだ。
涙まで流している。

綿「私が長生きするもんやから、世話をかけるばっかりですまんなぁ」

なんだかとんでもないことを言い出した。
マイナス思考全開だ。

そして今日は外出したついでに、米びつと急須を買いにホームセンターに寄った。
昨日綿子さんちで食材を片付けていて気付いたのだが、お米に虫がわいていた。
タッパーに入れているのにだ。
なので冷蔵庫の野菜室に入れることにした。
今のタッパーでは大き過ぎて入らないので、二回りぐらい小さくて取り出しやすそうなものを買ってきた。
それからお茶が大好きな綿子さんは、毎日急須でお茶を淹れるのだが、ふたを落として割ってしまったそうで、あわない蓋をのせていた。
なので急須も新調することにした。
ついでに軽いお茶椀も買った。

夕方、それらを持って行くと綿子さんはまた涙を流して喜んだ。

綿「好子さんには世話をかけるばっかりですまんなぁ。いつまでも生きとるもんやから」

今日もマイナス思考バリバリだ。
返答に困るようなことを言わないでほしい。
畜生ウーマン

なかなか痛みがとれないからこんなにマイナス思考になるんだろうか?
次の土曜に佐藤先生に相談してみようかな。


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2月4日、土曜日。
今日は普段の週末通り、わたしは実家の両親と買い物へ行った。
かつおさんは茂&綿を佐藤病院へ連れて行った。
綿子さんは薬が無くなるので受診して薬を処方してもらうためと、そのついでに茂造さんも診てもらうことにしたのだ。
というのも風車の丘の連絡ノートに書かれていた血圧が、毎日高かったのが気になったからだ。
普段デイサービスに行っているもみじ荘でも毎回血圧を測って記入してくれているが、たいてい正常値だった。だが、今回やけに高かったのだ。
かつおさんは一人ずつ連れて行くのは面倒くさいので二人一緒に連れて行こうとしたのだが、綿子さんに「じいさんと一緒に行くのは嫌や。鬱陶しいやないか」と拒否られたそうだ。
けれどそんなこと聞いてられない。
無視して二人一緒に連れて行った。

そして診てもらった結果、茂造さんはどこも悪いところはないとの事だった。
心配していた血圧も正常値だったそうだ。
そして佐藤先生が「せっかく来たんだから元気になる注射を打って帰ればいいですよ」とビタミン注射を勧めてくれたそうだ。
茂造さんは「なんや、それ?」といった反応だったそうだ。
2年前はビタミン注射を打ってもらうためにしょっちゅうここまで自転車で通っていたではないか。
そんなことはすっかり忘れてしまったようだ。
過ぎ去りし日々

一方、綿子さんの方も「血圧は安定しているのでしばらくお薬を中止してみましょう」ということになったそうだ。
血圧の薬は飲み始めたら一生飲むものだと思っていたので驚いた。
それにしても綿子さんの体は本当に絶好調のようだ。
けれど糖尿の値だけはちょっと悪かった。
かつおさんは先生に「毎日、甘い菓子パンばかり食べているんです」と伝えたのだが、先生は「もうこの年ですからね。あまり制限してストレスになってもねぇ」とおっしゃったそうだ。
「あんまり食べ過ぎないように気を付けてくださいね」

そして病院の帰りスーパーへ寄った。
綿子さんは先生からお墨付きを貰ったとばかりに大量に菓子パンを買っていたそうだ。
10個以上はカゴに入っていたそうだ。
これじゃますます太りそうだ。



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