かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:行方不明

7月22日 水曜日

今日もかつおさんが洗濯物の回収に。
かつおさんがスタッフさんから聞いてきた話によると、茂造さん、このところ時々ご飯を残しているそうだ。
やはり発熱して以来、どうも調子が戻り切ってないようだ。

それより今日は綿子さんの方が問題だったそうだ。
洗濯物の入った袋が行方不明で探し回ったそうだ。
スタッフさん達も一緒に探してくれて、他の階に紛れてないか、業者行きの中に紛れてないかといろいろ見てくれたのだが見つからず。
今日、入浴したので洗濯物が出ていることは間違いないのだが、どこに行ったのかどこにも無かったそうだ。
仕方なく後はスタッフさん達に託して回収せずに戻ったそうだ。
で、後にありました!と連絡をもらったのだが、発見場所はタンスの一番下の引き出しの中。
マジで⁉
という事は綿子さんがそこに入れたという事ね。
スタッフがそんなところに入れるわけないもの。

綿子さんは以前、まだ車いすじゃなくてシルバーカーを押して歩いていた頃は洗濯物の袋が目に付くところにあるのが嫌なようで勝手にベッドの下とかに隠すように置いたりしていた。
けれど車いす生活になってからは洗濯物に手が届かないので隠すことは出来なくなっていた。
いぶきの森では洗濯物の袋はタンスの上に置くことになっている。
それだと回収に行っても洗濯物があるのが一目瞭然で分かってこちらとしてはとてもありがたいのだ。
隠されていた頃は何気にそれがストレスだった。
そのストレスから解放されて洗濯物の回収があまり苦じゃなくなっていたのに、まさかまた隠すなんて!
けど車いすからじゃあタンスの上には絶対手が届かない。
という事は立てったってことね。
スタッフさんのいないところで勝手に立ったらダメって言われてるはずなのに。
ホント要らんでええことしいやなぁ。

かつおさんもこの話をしながらブリブリ怒っていた。
これでまた転んで骨折でもしたらまた大変じゃないか。
お互いに。
ホント勝手なことするのは止めてよね。

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昨日の続き

茂造さんとの面会も終え、さあ帰ろうと玄関まで戻ったところでゆうくんがベストを着ていないことに気づいた。
あら?いつの間に脱いだんだ?
どこに忘れた来たんだろう?
ゆうくんを連れて探しに行くより、わたしとゆうくんはここに残り、かつおさんが探しに行く方が手っ取り早いだろうという事に。

しばらく待っていると「どこにも無いんや~」と言いながらかつおさんが戻ってきた。
そんな訳ない。
確かに来るときにベストは着ていたんだから。
けれどかつおさんは探し物を見つけるのが絶望的に下手だ。
かつおさんとゆうくんでここで待っててくれれば、わたしが探しに行けるのだが、かつおさんと二人きりだとゆうくんが泣くだろう。
で、結局3人でもう一度探してみることに。
するとかつおさんが「2階に移動するときにはもうベスト着てなかった気がする」と言い出した。
そこで4階へ。
日向ぼっこスペースや綿子さんのベッド周りを探したがどこにも無い。
ここ以外行ってないから4階には無い気がする。
そこで2階へ。
2階は鍵のかかったガラス扉があるので面倒だ。
すると詰め所に居たスタッフさんが「ベスト見つかりました?」と声をかけてくれた。
さっきかつおさんがベストを探していたのを知っていたのだろう。
「いえ、見つからないんです。4階も行ってきたんですけど無くって、もう一度2階を探そうかと思って」と言ったら、「じゃあ見て来てあげます」と二人のスタッフさんが茂造さんの部屋へ向かってくれた。
わたし達はガラス扉の外で待っていた。
暫くすると「ありましたよ~」と!

か「どこに会ったんですか?」

ス「隣のおじいさんの布団の上です」

か「ええっ!」

まさかの場所だった。
そこにあったという事はわたしが茂造さんのベッドの枕元にカゴを設置していた時にゆうくんがベストを脱いで隣のおじいさんのベッドに置いたという事だろう。
わたしがゆうくんから目を離したのはその時だけだ。
隣のおじいさんはかなり介護度が高い人の様で耳も遠いはず。
なんてったって茂造さんと同室になれるくらいなんだから。
あの時は寝ていたよね。
ゆうくんがベストを置いたくらいでは起きなかったのだろう。

この部屋は二人部屋で手前が茂造さん、奥がおじいさん。
二人の間には間仕切りのカーテンはあるがほとんど開きっぱなしだ。
なので部屋に入ると必然的に隣のベッドが目に入る。
かつおさん、さっき探しに来た時に目に入らなかったんかい!
それにわたしがカゴを設置している時、ゆうくんのこと見ててって頼んでたよね?
ちゃんと見てなかったってことじゃん。
あいかわらずボケボケじゃん!
それに「2階に移動するときには着てなかった気がする」だって⁉
今度からかつおさんが言う事は信用しないようにします。

とにかくベストが見つかって良かった。
スタッフさんありがとうございます。
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10月16日 木曜日

今日も洗濯物の回収にいぶきの森へ。
買い物に寄ったので着いたのは6時前だった。
まずは4階へ。
もう食事は終わってるよね。
ひよっとしたら部屋に戻ってるかも。
ドキドキ。
幸い、まだデイルームにいるようで部屋には居なかった。
ささっと回収。
そそくさとエレベータに乗り込む。
やっぱ今度の部屋、最高!
これで大分ストレスが減った気がする。

そして2階へ。
茂造さんはもうベッドに寝転んで独り言の真っ最中だった。
わたしに気付いてないので静かにタンスのところへ。
が、洗濯物がない!
いつもはタンスの上に置いてくれているのだが何もなかった。
タンスを開けて確認したが中にも無かった。
ベッドの下なども覗いたが無い。
仕方ないのでスタッフさんに聞いてみた。

好「茂造さんの洗濯物がないんですけど、今日は入浴しなかったんでしょうか?」

ス「いえ、入ってたと思いますよ。私、今日は夜勤なので入浴の時にはいなかったんですけど、入らなかったとは聞いて無いので。あれ?洗濯物無かったですか?おかしいなぁ」

もう一度部屋に入ってスタッフさんも一緒に探してくれたが見つからなかった。

ス「なんか今日は行方不明の洗濯物が多いんですよ~」

という事は茂造さんがどこかに持って行ったわけじゃないようだ。
ちょっとだけホッ。

好「そしたら土曜日にまた面会に来ますので見つかったら置いといてください」

ス「分かりました。ごめんなさいね」

このところ便汚染がめっきり減った。
ツーピースに変更して以来たぶん一度もない。
なので少々放置しても大丈夫!
ほんとツーピースに戻して良かった。
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昨日の続き

綿子さんにおやつを食べさせながらタンスを開けてダウンのベストや厚手のパジャマ等を持って帰ってもいいか確認しつつ回収した。
ついでにタンスの中を整理したのだがゆうくんのミニアルバムが見当たらない。
先週の土曜日に追加で持って来た写真はその時のまま封筒に入ったままシルバーカーのカゴの中にあった。

好「綿子さん、ゆうくんのアルバムは?」

綿「写真ならそこにあるやろ。これ、いつも見とるんや~」

好「いやいや、これより前に持って来たやつは?ゆうくんが生まれてすぐの写真とかが入っとったやつやで」

綿「そんなんあったかな?」

マジか⁉
どこかで落としたのか?
いやでも落ちてたらスタッフさんが拾って届けてくれるだろう。
それにしてもアルバムの存在自体を忘れるとは。

もう一度タンスの中を探したが見つからない。
まいったなぁ。
かつおさんがもう一度探してみると洗濯物を入れるためのナイロン袋の束のあいだからアルバムが出てきたのだった。
なんでこんなところに???
でも見つかって良かった。

か「ほら、ばあさん、これやが」

綿「おお~かわいいのぉ~」

話がかみ合っていない。
そんなんあったかな?と言っていたことはなかったことになっている。

か「どこにでも置いたら忘れるんやから、ここに置くようにせえ」

とタンスの棚に置いた。

綿「いや、そこに置いとったら盗られるかもしれんが」

か「こんなん盗る人おらんわ」

そうか!
盗られたらいけないと思ってあんなところに隠して、それで忘れてしまったという事か!
なるほど、そういう事ね。
やれやれ。
よそのひ孫の写真なんか盗る人いないと思うけどなぁ。

で、結局またシルバーカーに入れようとする。

綿「ここに入れといたらいつでも見れるからな。あそこでも見れるやろ」

あそこというのはデイルームのことのようだ。

綿「あそこで見よったら、私にも見せてっていう人がおってな、見せてあげたら可愛いなぁ~って言うてくれたんや」
ひ孫を見てくれ

きっとこれ見よがしにアルバムを見ているのだろう。
多分このゆうくんの写真が今の綿子さんにとって一番の"自慢"なんだろう。
そのためにシルバーカーに入れておくのだな。
今、綿子さんは移動するときは必ずシルバーカーを押しているそうだから。

好「そしたらまた来るわ」

綿「そしたらエレベーターの所まで一緒に行くわ」

三人でエレベーターに向かった。
廊下でさっきのスタッフさんに会った。

ス「綿子さん良かったなぁ。いっぱいお話できたんな?」

すると綿子さんは手で顔をおおい

綿「ほんまにありがたいわ~」

と泣き出した。
相変わらず感情の起伏が激しい。
ま、でも元気そうでなによりだ。
また来よう。


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引き続き5月23日のこと

今日は仕事から戻ると粗大ごみを出す準備をした。
先日の市の特別収集日には粗大ごみは出せない決まりだ。
けれど今週は地区の回収日があるので、そちらに出すためだ。

古い布団を一枚づつ巻いて紐で縛ったり、長い物は切って束ねたりしないといけない。
小さな家電や、壊れた傘、自転車の空気入れなどなど粗大ごみも結構ある。
それらをどんどん軽トラに積み込んでいった。

ふと、机の上の桝が目に入った。
お米などを計る桝で、一升桝、五合桝など4個の桝が入れ子になっている。
使い込んで味の出た古道具だ。


IMG_3120
この間、片づけをした時に全部揃えて米の冷蔵庫の前の机の上に置いておいたのに、一升桝しかない。
中の桝がなくなっていた。
目につくところは探したがどこにも無い。
かつおさんが怒って
「またババァのせいやろが!どこに持って行ったんや!」とわめきだした。
そして怒りに任せて、そのまま綿子さんんのもとへ。

か「ばあさん!米の桝、どこに持って行ったんや!」

綿「桝?私は知らんぞ」

か「知らん訳ないやないか!どこや!」

絶対、綿子さんの仕業だと思うが、聞いたって無駄に決まっているじゃないか。
いきなり責めるような口調で問われたら、まず知らんって言うに決まっているじゃないか。
こういう時のかつおさんはつくづくバカだと思う。
そして綿子さんまで納屋にやって来た。
一升桝を見ながら「これやろが」と言う。

か「これの中が無いんやが。どこに持って行ったんや!」

綿「そんなん、知らんわ。わたしは触ってないで」

か「ウソ言え、そこら中、触っとるやないか」

一層、面倒くさいことになった。
聞いても思いだせる訳ないやん。
もっと穏やかに質問したら「あっ」って思いだせるかも知れないが、頭ごなしに「どこや!」と言ったところで思いだせる訳がない。

しばらく綿子さんも一緒に探していたが出てこない。
そのうちひょこっと出てくるやろと探すのをやめることにした。
綿子さんは「腰が痛うていかんのや~」と言いながら帰って行った。

好「なんでいきなり怒鳴り込むんや。そんなの一番の悪手やん」

か「いや~~」

と頭をかいている。
しっかりしろよ!!

その後、すべてのゴミを運び出し、ようやく納屋からゴミが無くなった。
と思ったら、新聞にくるまれ、上にレンガで重しをされているナゾの物が残っていた。
それこそ一升桝くらいの大きさのものだった。

好「かつおさん、これ何?これはゴミと違うん?」

か「わし知らんで。なんやろ?これ」

新聞を開くと中から五合桝や一合桝など、さっき必死で探していた物がでてきた。
かつおさんと顔を見合わせた。

何これ?
なんで新聞にくるんで重ししてあるん?
なんでここに置いてあるん?
疑問だらけだ。
そしてこんなことをするのは綿子さんしかいないじゃないか。
けど、本人はきれいさっぱり忘れていたじゃないか。
桝は見つかったが呆気にとられた出来事だった。
それではここでクエスチョン



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