かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:要介護

ついでに気になっていたことを聞いてみた。

「こんな状態で家に戻るのなんて無理ですよね?もし要支援になったらどうしましょう?」

もし要支援になった場合、もちろん即、区分変更の申請をするつもりだ。
が、その結果が出るまでどうしたらいいんだろう?
その間もここに居させてもらえるのだろうか?
そんな事は出来ないとなれば早めに色々準備をしないと。

大「家に戻るのなんて絶対無理ですよ。けど要支援になることは無いと思いますよ」

「そう思います?けどこの間、調査員の前では凄くしっかりしていたそうで皆がヤバいかもって」

大「そうみたいですね。綿子さん頑張っちゃったのね。けど要支援になることは無いと思いますよ」

大井さんから見た綿子さんはやはり徐々に痴呆も進んでいるそうだ。
10分前の話は覚えていないそうだ。
しっかりしているように見えても入所した頃に比べると緩やかに全てが悪くなっているそうだ。

大井さんと話をして少しは希望が出てきた。
ちょっとだけホッとした。
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10月2日 木曜日

かつおさんは昨日からまた出張へ。
もちろん出発する前に送電中止の件はケリをつけていってもらった。
電話の受付時間が来ると同時に電話して何とか送電中止は免れたそうだ。
なので一時的に停電になることは無かったようだ。
良かった。
とにかくこんなことは二度と起こらないようにしてほしい。

かつおさんがいないので洗濯物の回収はわたしの仕事だ。
まずは4階の綿子さんのところから。

今日はいつにも増して顔を合わせたくない。
一昨日の調査員とのやり取りを聞いてから綿子さんに対して嫌悪感が半端ない。
痴呆だから仕方ないのかもしれないが、それでもどうしてもムカつく。

今日も綿子さんの方は見ずにデイルームを通り抜けた。
手早く着替えをタンスにしまい、洗濯物の袋を取り部屋を出た。
今日はどうも気付かれなかったようで追いかけて来なかった。
良かった。

デイルームの手前まで戻ったところでスタッフさんに声をかけられた。
このスタッフさんは4階のスタッフさんの中でもベテランっぽい人でわたし達の気持ちもよく理解してくれている人だ。
綿子さんには気付かれない様、デイルームの手前の綿子さんからは見えない位置で話をしてくれた。
ありがたい。

ス「この間、ご主人さんは大丈夫でしたか?」

「えっ?」

ス「かなり動揺してらっしゃたので」

「ああ介護認定の時のですね。ええ、かなり狼狽えて「ヤバい、ヤバい」って連発してました(笑)」

ス「ほんとあんな綿子さん、私も初めて見ましたよ。あっ私、調査に立ち会ってたんです」

「絶好調だったそうですね」

ス「そうなんですよ!いつもと全然違ってしっかりしててビックリしました。あとで調査員の方にはいつもはこんなことは無いんですってかなりアピールしときました。普段は一人で歩かせられなくって職員が付き添ってるんですって。それにトイレも付き添わないと汚したりしますしって。いえ、汚すことは無いんですけどね。とにかくいつもはこんなこと無いって事をアピールしとかないとと思って」

スタッフさんは一生懸命フォローしてくれたようだ。
話を盛ってまで。
ありがたいことだ。
けどこれはスタッフさんでもヤバいと感じるほどだったという事では?
なんだかますます不安になってきた。
マジでヤバいのでは?

「なんで調査員の前で出来るアピールをするんですかねぇ」

ス「一応、朝からあんまり出来るって頑張ったらダメよって言ってたんですけどねぇ。ま、調査員の前で頑張っちゃうのはあるあるですからね」

ほんと頑張るにもほどがあるだろう!
これで本当に要支援になったらどうしよう。

ス「要介護が付くことを祈ってます」

「ありがとうございます」

どうか要介護が付きますように。
わたしも祈ろう。
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9月30日 火曜日

今日は綿子さんの介護認定のために調査員が聞きとりにやって来る。
いぶきの森で面談するそうだ。
家族は立ち合っても立ち会わなくてもどちらでもいいそうだ。
が、かつおさんは「絶対立ち会います」と有休をとった。

実は先日、草野マネージャーと打ち合わせをした時、「綿子さん、調子がいい時はかなりしっかりしているので要支援になるかも知れません。以前、そういうケースもあったんです」と言われたそうだ。
老健に入所していても要支援になる事があるとは!
そして要支援になったら老健は退所しなければならないそうだ。
そんなの困る!!
心配になったかつおさんは聞きとりに立ち会って要介護がつくようにアピールしなくてはと思ったのだ。

かつおさんは朝からソワソワ、ソワソワしている。

「そうは言うても大丈夫やろ。要介護がついた3年前と比べてもパーキンソンっぽい症状も出とるし、耳も遠くなったし、入所しとっても骨折したくらいやし」

「そうや、それも言うとこう。それと早めに行ってばあさんに釘差しとかないかん。あんまり何でもできるって言うなよって」

「まあ頑張って」


お昼すぎ、かつおさんから電話がかかってきた。
調査員との面談が終わったのだろう。

「はい。どうやった?」

「それがヤバいんや!ばあさんムチャムチャ調子が良くって、何でもできるんや!ヤバいわ!イカンはあれは。」

とても興奮している。
ヤバいを連発している。

「えっ?早めに行って綿子さんに言うて聞かせたんでなかったん?」

「それが行ったらもうすでに調査員が来とって始まっとったんや。急いで中に入ったんやけど、言うて聞かせる間はなくて。それで調査員が「立ってください」って言うたらばあさんすくっと立つんやが!なんも掴まらんとやで!ビックリしたわ!その後も足踏みしたり手を動かしたりとか調査員が言う事全部ちゃんとできてしもうて。いつもと全然違うんやが!」

「マジ⁉いつも立てる時、ヨロヨロしとるやん」

「そやろ!わしもビックリしたわ!で、ヤバいと思うたから「いつもはこんなこと無いのに。こんなばあさん初めて見たわ」ってフォローしたんや。「人間ってすごいですねぇ」って。それから「今日は何曜日ですか?」って質問にも「火曜日です」ってスラスラ答えるし。ほんまヤバいわ。草野マネージャーと4階のスタッフの人も居ったんやけど、いつもと全然違うって援護はしてくれたんやけど、ヤバいわ。」

綿子さん絶好調だったのね。
っていうか知らない人の前だから張り切ったのだろう。
これってあるあるだよね。
けどこういうこと綿子さんだって経験しているのに。
以前フネさんが介護認定を受ける時、調査員の前ではやたらシャキッとして普段と違う様子を見せていて怒っていたじゃん。
今、自分があの時のフネさんと同じことをしている事に気が付かないとは。
やはり痴呆なのねと感じる。

「ヤバいわ!ヤバいわ!どうしよう要支援になったら」

要支援になったらいぶきの森を退所して家で過ごすことになる。
できるだけデイサービスに通うようにしても要支援では何日もは通えないだろう。
せいぜい2日がいいとこだろう。
あとは野放し。
考えただけで恐ろしい。

かつおさんの話を聞いてわたしも不安になってきた。
絶好調すぎる。
マジでヤバいのでは?
痴呆老人が火事場の馬鹿力を見せているということを見抜ける調査員だったことを祈ろう。
結果は半月から1か月後くらいに届くそうだ。
それまで落ち着かない。
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昨日の続き

梅ちゃんが御手洗いから戻って来た。
「ここの家は手すりがいっぱいあってええわあ」と言った。

茂造家には手すりをかなり設置している。
部屋の入り口に段差がある所やトイレやお風呂、それから勝手口の上り口にもある。
介護保険の住宅改修を利用して設置したものと、レンタルで借りているものとがある。
(レンタルについてはちょうど明日の記事で書こううと思っているのでそちらをご覧ください)
介護保険を使って手すりを設置したり、段差解消工事をすると20万円まで補助が受けられる。
1割は自己負担となる。
手すりを設置する程度なら20万あればかなり設置できる。
二人合わせれば40万の枠があるから色々出来る。
なのでここぞとばかりに梅ちゃんとおじさんにおすすめした。
「手すりがあったら便利やし安心やで」
「介護保険を使ったら20万円分の工事が自己負担1割やから2万円で出来るんやで」
「要介護でなくて要支援でも住宅改修は使えるんやで」
「そのためにはまずは介護認定を受けてケアマネに相談するのがええで」
かつおさんと二人でむっちゃプッシュした。

やはり介護認定を受けることにハードルがある。
たいていの人は「まだそこまでではないし」と言って認定を受けようとしない。
けれど急に介護が必要になった時、急ぐ間に合わない。
以前実家の父も急に背中が痛いと言い出し、整形外科を受診したら骨折が見つかったことがあった。
特にぶつけた覚えもなく、なぜ折れたのかは不明だったのだが、とにかく歩くのもままならず、しばらく自宅のベッドでほとんど寝たままの生活をしていた。
寝室からトイレまでが遠いので急きょポータブルトイレを買ったのだった。
これも介護認定を受けていたら安く買えていたし、レンタルする方法だってあったのに。
やはりある程度の年齢になったら、または足腰に不安が出てきたら、とりあえず介護認定を受けておくといいと思う。
「介護保険を使ったら安く手すりがつけられるから」というのは介護認定を受けさせる絶好の理由だ。
そしてケアマネジャーとつながっておくと色々なサポートが入りやすくなるだろう。
今はおじさんがしっかりしているからいいが、一人で介護は大変だし、サポートを受けられる状況を作っておくほうがいいだろう。
是非とも介護認定を受けて欲しいものだ。
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