かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:訪問

ひき続き11月23日のこと

お昼までになんとか草刈りを終え、午後からはかつおさんと翔ちゃんと3人で実家を訪問した。
二人がわたしの実家へ行くのは久しぶりだ。
この間から母が「かつおさんが来たら聞きたいことがあるんや」と言っていたこともあり、疲れてはいたが行くことに。

二人を連れて行くと父も母も喜んだ。

「かつおさんに聞きたいことがあるんやろ?」

「そうや。かつおさん、お風呂のジャバの仕方を教えてくれんやろか」

以前、かつおさんにジャバの仕方を教えてもらったけど忘れてしまったからまた教えてもらいたかったそうだ。
ジャバとはお風呂の配管洗浄のことだ。
実家のお風呂は数年前にボイラーからエコキュートに替えていた。
たまに配管洗浄した方がいいという事は分かっているのだが、その際、エコキュートの方も操作が必要でその仕方を忘れるようだ。
うちでもお風呂の配管洗浄はかつおさんの担当なのでかつおさんに聞くのが一番という事なのだ。

さっそく風呂場に行って洗浄を開始した。
実家のエコキュートと我が家のエコキュートはメーカーが違うので結局は取扱説明書を見ながらになった。
かつおさんが言うには実家のエコキュートの方がうちのより操作がややこしいそうだ。
80を過ぎた母には教えても覚えられないだろう。
10年前なら自分で取説を読んで、なんなく出来ていたと思う。
ここにも老化を感じる。
けど、やってくれと丸投げしないで自分でやろうとするだけ、まだましだと思う。
しかしこれからは配管洗浄をする時は毎回手伝わなくてはならないようだ。
よろしくね、かつおさん。
ブログアイコン
↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



おやつの後はスマホでゆうくんの動画を見せてあげた。
今日も連れてこれなかったし。

ゆうくんはまだ一人では歩けない。
伝い歩きならできるが施設ではベッドの上でしか自由に動けないので這うのみだ。
家でおもちゃで遊んでいる時の動画を見せると「うわ~こんなことも出来るようになったんか~」と目を細めた。
這うのも早いし、何かに掴まると上手に立てる。
施設では動ける範囲が狭くてこういった姿を披露できなかったので驚いていた。

綿「子供の成長は速いのぉ~。家で居ったらいつでも見れるのに」

いえいえ、そんな事はありません。
綿子さんが自宅に居たらわざわざ訪問なんかしませんから。
施設に居るからこそ、こうやって面会に来るんじゃない。
それに家に居たらかえって寄り付かなくなるかも。
埃だらけで床がザラザラの家にゆうくんを連れて行く気にはならないもの。
だんだん訪問頻度が減ってはきたけど家に居るよりはよっぽど会えると思うよ。
だから家に帰るって言わないでね。

ところで綿子さんも茂造さんも昔は老眼鏡をかけないと近くが見えないと言っていたが、今は眼鏡なしで余裕で見えるようだ。
スマホの画面もバッチリ見えているようだ。
特に何をしたわけでもないのに不思議なものだ。
ブログアイコン


↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



3月28日 木曜日

今日は木曜日。
いつものように仕事帰りにいぶきの森へ茂造さんの洗濯物を回収に寄った。
本当は買い物に寄りたいところがあったのだが、小雨が降っていて面倒くさくなってそのまま家に戻った。
家の近くまで帰って来ると我が家の庭に一台車が停まっているのが見えた。
車の運転席に人影が、そして車の近くに女性が、そしてもう一人女性がいて我が家の玄関に向かっている。
はて?誰だろう?
もしかしてまた大阪の遠い親戚か?
けれど車のナンバーを見るとレンタカーのようだ。
大阪の親せきじゃないな。
ちょっとホッとした。
じゃ、誰だ?
カーポートに車を停め、玄関にいた女性の元へ急いだ。

「お久しぶりです。花です」
ええっ!!!
なんと花さんだったのだ。
花さんは茂造さんの妹で今は関東で暮らしている。
まさかだった。
何も聞いて無いし!
すると花さんは「ちょっとこちらへ来たから仏壇を参らせてもらおうと思って寄ったんです」と言った。

「えっ?えっ?」

戸惑っていると

花「いえ、連絡して無かったから。前もって連絡したらかえって気を使わせるかもと思って連絡せずに来ちゃったんです。もし誰も居なかったら、その時はその時と思いまして。でも帰って来られたから良かった~」

ほんまやで。
買い物してたらアウトやったやん!

「いや~ビックリしました~。え~と、そしたらちょっと待っててくださいね」

急いで家の中から茂造さんちの鍵を取ってきた。
すると車の中から人が降りてきた。
運転手だけかと思ったら後部座席からも2人が降りてきた。
総勢5名の来客だ。
花さんとその娘さんたち三姉妹とそのうちの一人の子供一人。
5人で関東からお墓参りを兼ねて旅行に来たそうだ。

花「急にごめんなさいね」

「いえ、でも向こうの家は今、誰もいないんであんまり掃除出来てないんですが…」

花「お姉さんも居ないの?」

「はい、1月末にとうとう入所しまして」

えっ?知らなかったのか?
かつおさん知らせてなかったのか?

続く
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村


12月2日 土曜日

綿子さんは今日もデイサービスに行く。
いつもとは違う、イレギュラーな事なので、朝、かつおさんからちゃんと電話してもらっていた。
なので問題ないはずだ。

わたしは綿子さんが出かけたら、冷蔵庫をチェックして足りない物を買ってこようと思っていた。
こないだ綿子さんは自分でいろいろ買ってきたようなので、何が足りないかよく分からないのだ。
また余っても困るので見てから買ってこようと思っていた。
実家の両親と買い物に行くのでそのついでに買えばいい。
なんて合理的。

洗濯、掃除を終えちょっと一息ついていた時、ふと窓の外に人影が見えた。
綿子さんと目が合った。
ヒェ~~~!
まさかうちまで歩いてくるとは思いもしなかったのでとても驚いた。
急いで外に出ると、杖に全体重をかけたような綿子さんが立っていた。
後ろにシルバーカーが見える。
シルバーカーを押してそこまで来て、庭の通路は狭いので杖に持ち替えたのだろう。
そこまでして何をしに来たんだ?

綿「これ持って来たんや」

差し出してきたのは宅配弁当の請求書だ。
宅配弁当は1ヶ月分をまとめて支払いしている。
末締めで請求書を発行し、月初に宅配弁当を届けた際に一緒に届けてくれている。
けれどここの支払いは口座振替にしてあるのでそんなに重要な書類ではない。
大体毎月似たような金額なので、すでに口座にお金は用意してある。
このことは何度も綿子さんに説明しているのだが未だに理解しない。

綿「私、お金が無いんや。だからかつおに払ってもらわないかんのや。これかつおに渡しといてくれんかな」

わざわざ持って来んでもええでってまた説明しようかと思ったがやめた。
言ったところで同じだろう。

「分かった。かつおさんが戻ったら渡しとくわ」

受け取った請求書は茶色いシミがいっぱいついていた。
多分昨日届いたはずなのにもうこんなに汚してるのか。
そりゃ手づかみで食べてるんだからこうなるよね。
ハッキリ言って触りたくないが、仕方なく受け取った。

綿「もうなぁ、歩きかねてなぁ。ホンマいかんわぁ~」

「それやったらわざわざ持って来んでもええのに。置いとってくれたら綿子さんちに行った時に貰って帰るのに」

綿「今日はいつものとこに行かないかんのや。」

おいおい、また話を替えたな!

綿「向こうの人が明日もおいでよって言うんや」

「そうやで。綿子さん、ショートステイは嫌やって言うから、代わりに土日もデイサービスに行くことになったんやで。家で一人で居ったら心配やからな。かつおさんからそう聞いとるで」

綿「えっ?そうなん?」

「家でおったらこうやってゴゾゴゾするやろ。じっと出来んやん。だからかつおさんが土日もデイに行けるように手配したんやがな」

綿「そうやったんな」

なんだか不服そうな顔をしていた。
デイは大好きなんやろ!
そう言うとったやん。
喜んで行っとったらええやん。

丸一日、家に居たら何をするやら分からない。
もう体と相談するという事が出来ないでしょ。
とにかく今日と明日はデイに行ってもらわないと困ります!
ブログアイコン

↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村




茂造さんが綿子さんを探しに出かけ、近所の方たちに連れられて帰ってきた日の午前中、かつおさんと綿子さんは綿子さんの兄弟の家を訪問していた。

まずは麦さん宅。
麦さんは綿子さんの8歳下の妹で兄弟のまとめ役。
もうすぐ80歳になるというのに頭も足腰もとてもしっかりしていて頼れる存在だ。
で、今回、麦さんちに行ったのは一緒に弟の家へ行くためだった。

実は今年の夏、一番下の弟が肺がんのため亡くなった。
しかしコロナ禍のためお葬式も四十九日の法要も家族のみで行うとの事で、まだお参り出来ていなかった。
先日、四十九日の法要も終わりやっと落ち着いたとの事でやっと仏壇を参りに行く運びとなったのだ。

しかしこの時、かつおさんは訪問する約束の時間を間違えていた。
麦さんちに10時に行って、10時半に弟宅へ行く約束だったのに、1時間早く9時に麦さんちに行ってしまったのだ。
そこで急きょ、綿子さんたちの実家に行こうということになったそうだ。

実家は綿子さんのすぐ下の弟のあきらさんが継いでいて、今はあきらさんと奥さんの寿々さんの二人暮らしだ。
娘のみぃちゃんが旦那さんと敷地内同居をしている。
なんとなくうちと似ている。
そしてこのあきらさんがずい分ボケが進行して大変なんだそうだ。
なんでも徘徊が始まっていて先日は電車を止めたそうだ。

ひぇーーーー!!それはかなりきてるやん!!

そのあきらさんの様子も気になるので訪問することにしたそうだ。

実家に着くと寿々さんはいたがあきらさんはいなかった。
今日はデイサービスに行っているそうだ。
どこも同じだ。
そして寿々さんと話をしていると、あきらさんの痴呆はかなり進行してしまっているとの事だった。
こないだも居なくなり探し回っていたら屋根に上って足をブランブランさせていたそうだ。
それにお風呂や布団の上で排便をするようになってしまって困っているんだとか。
理性の寿命

それはもう入所させた方がいいのでは?
寿々さんも大変だろう。
そしてかつおさんにはもう一つ心配なことがあったそうだ。
かつおさんが寿々さんに「介護度は①?それとも②?」と尋ねたのだがスルーされたそうだ。
他にも質問に対してちぐはぐな答えが返ってきたそうだ。

「寿々さんもちょっと(痴呆が)きよるんと違うかな?」

麦さんも同意見だったそうだ。
どこもそういう歳なんだろう。
なんだか少しさみしい。


↓ポチッと押して頂けると喜びます\(^^)/
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村



↑このページのトップヘ