9月9日 土曜日

かつおさんは今日も営農集団からお呼びがかかって田んぼへ行った。
わたしはいつも通り実家の両親と買い物へ。
産直で綿子さん用の果物を買って来た。

午後からは家中の掃除をし、晩御飯のおかずにと豚の角煮を作ったりと忙しく動き、やっと一息ついたころ綿子さんがやって来た。
本当にいつもいつも最悪のタイミングでやって来る。
ひょっとしたら我が家にもこっそりカメラが設置されていて、実はパソコンがバリバリ使える綿子さんが監視しているのでは?と思うほどだ。

綿「かつお居るんな?」

好「今日も営農集団の仕事で出かけとるで」

綿「今日も行っとるんな。あの子も大変やなぁ」

好「どうしたん?」

綿「いや、もうお米が無いんや」

好「かつおさんが戻って来たら用意して持って行くわ」

綿「そうな。頼むわな」

ということで今日も夕方、かつおさんと綿子さんちへ。
お米と果物と豚の角煮のお裾分けを持って行った。

綿「ありがとなぁ」

果物を野菜室に入れようと引き出しを開けると大量のナスが入っていた。

好「綿子さん、このナスどうしたん?」

綿「近所の✕✕さんがくれたんや」

✕✕さんちの畑はうちの畑の隣だ。
綿子さんがうちの畑を見に行ったとき、ちょうど会ったのだろう。
採れたてのナスをくれたようだ。
大きな丸ナス2個と千両ナスが5本もあった。
こんなに貰ってどうする。
ちっとも料理なんかしないのに。
ナスは生では食べられない。

好「綿子さん、これ貰ってもええ?」

綿「どうぞ、どうぞ。わたし1個あったらええから。他は全部持って帰って」

1個は食べるそうだ。
ほんまかいな。
とりあえず丸ナス1個を残し、他はいただいて帰ることにした。
ナイロン袋を取り出し、丸ナスを入れ野菜室に戻した。
というのもナスは裸のまま野菜室に入っていた。
そして使い捨てのキッチンダスターが上からかけてあった。
なぜダスター??
よく分からない。

好「綿子さん、これ綿子さんが入れたん?」

綿「そうや、ナスの上に掛けといた方がええかと思うてな」

好「そうなんや」

ナスにダスターを掛けても意味ないと思うのだが。
そもそも綿子さんはキッチンダスターが何か分かっていないようだ。
典さんやかつおさんが買ってきて置いてあるのだが、綿子さんが使ったのを初めて見た。
まさかの使い方だったが。
使う用途はかつおさんが何度も説明したんだけどなぁ。
やっぱり新しいことは覚えられないんだなぁ。
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※イラスト担当のハルちゃんが多忙のため、イラストが間に合いません。代わりに我が家のニャンコの写真をどうぞ。

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