かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:買い物

綿子さんの家を出て車に乗り込むまでには納屋を通り抜けるのだが、その時に言った一言がこれだ。

綿「かつお、納屋の扉はちゃんと閉めといてくれよ!」

ゲッ!
まだ言うか!!
どれだけ閉めることにこだわってんねん!
うんざりする。

そして綿子さんが出て行ったあと翔ちゃんはグチっていた。

「ばあさんに「翔ちゃんやと思わんかったわ~。ハルちゃんの旦那かと思たわ~」って10回以上言われたで!何回言うんや!で、何が言いたいんや。それ言うて誰が得するん?」

本当にくどいぐらいそのセリフを繰り返していた。
それを聞かされて翔ちゃんは気分がいいわけないじゃないか。
何度も聞かされるとますます気分が悪くなる。
何のためにそれ言うの?
意味が分からない。
これもボケから来ることなのか?

そしてかつおさんから聞いたのだが、朝、綿子さんを迎えに行き、車に乗せ、走り出した途端、綿子さんが買い物に連れて行けと言い出したそうだ。

「買い物?何を買うんや?夕方には施設に戻るのに買うてもしょうがないやろが」

綿「飴を買うんや」

「アホか!それはイカンっていつも言うとるやろが!」

綿「皆持っとるが」

「それはイカンことなんや!言う事きかんで追い出されたらどうするんや!」

いきなりバトルとなったそうだ。
ほんとに全然理解していない。
疲れるったらありゃしない。
次回の外出は当分先だな。
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12月14日 土曜日

今日の午前はいつものように実家の買い物同行へ。
たいてい産直やスーパーに行くのだが、今日は家電量販店へ。
実は実家のリビングのエアコンが壊れてしまったのだ。

昨日、母からエアコンが動かなくなったと連絡がきた。
電話で聞いただけでは本当に故障したのか分からない。
最近大分ボケボケしてきた両親のことだから単なる操作ミスかも知れない。
まずは今日現物を見て確認し、本当に故障しているなら買い替えだなと考えていた。
もう10年以上前に買ったものだから修理するよりは買い替える方がいいだろう。

実家に行き、まずエアコンのチェックをした。
スイッチを入れると動き始めた。
おっ動くじゃん!と思ったのだが1分ほど経つと止まってしまった。
何回か試したが同じだった。
こりゃダメだ。

「買い替えやな」

「やっぱり壊れとるんやな」

「そやな。ほな電気屋行こうか」

リビングにエアコンが無いと死活問題だ。
それこそ危ないからと灯油ストーブなどは使うのをやめて、エアコン&ホットカーペットで過ごすようになった。
エアコンがないとかなり寒い。
急いで買いにいかないと。
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5月4日 土曜日

今日も朝からせっせと洗濯だ。
昨日からいったい何回洗濯機を回した事だろう。
けどこの晴天を活かして冬物を片付けたい。

かつおさんは営農集団からお呼びがかかり農作業へ出かけて行った。
数くんは今日も仕事だ。
なのでうちにはわたしとハルちゃんとゆうくんと翔ちゃんのみ。
ところで今日はどうしても買い物に行きたかった。
ミルトンを買ったものの置き場がなく困っていた。
うちの台所は対面式なのでスペースが限られているのだ。
そこでワゴンを買ってそこにミルトンやそのほかのベビー関連の物を置くようにしようと思いついた。
これはいずれハルちゃん達がアパートに戻る時には持って帰ってもらおう。
なのでハルちゃんと一緒に買い物に行きたかった。
今日なら子守りがいる。
ずい分と頼りないが。
しかし明日もかつおさんは営農の仕事があるそうだし数くんも仕事だ。
やはりここは翔ちゃんに頑張ってもらうしかない。
翔ちゃんに赤ちゃんの抱き方をレクチャーし、午後1時過ぎ、授乳を終えたタイミングでダッシュで買い物に出かけた。
家から一番近いホームセンターでワゴンを探した。
なかなかいい感じのワゴンがあった。
普段なら他の店も回って出来るだけ安くていいのを探すところだが時間が無い。
これでいいじゃん。
上等、上等!
急いで支払いを済ませ家に戻った。
正味1時間。
バタバタだ。

家に戻るとゆうくんは寝ていた。

「大丈夫やった?」

「二人が出かけて暫くしたらグズグズ言い出して、抱いたら大人しくなったんやけど、しばらくしたらまたグズグズ言い出したんや。それでベッドに寝かせてルナシーを爆音でかけたら寝たんや」

はぁ?爆音⁈

ゆうくんの枕元には翔ちゃんのスマホがおいてありルナシーの曲が流れていた。
爆音と言うのは冗談で、枕元のクッションの隙間にスマホを差し込んでいたので音がこもりちょうど胎内音の様な感じになっていた。

翔ちゃんなかなかやるやん!!
ど素人やのになかなかうまい対応策を見つけたやん!

ハルちゃんは「へぇ~ルナシーかけたら寝るんや!ええ事聞いたわ!」と喜んでいた。
ちなみに曲は「ROSIER」だそうだ。
かなりロックな曲だ。

「マザーちゃうんや」

「あれはバラードやからあかん」

ロックのリズムが心地よいのか河村隆一の声が効くのかは不明だがゆうくんはよく寝ていた。
ゆうくん将来はロッカーになるかもね(笑)
my rosy heart ♪



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4月29日 月曜日祝日

今日はいよいよハルちゃん&赤ちゃんの退院日。
病院の都合で14時頃退院することになったそうだ。
なので午前中に買い物へ。
今日はやっぱりごちそうを用意しなくては。
昨日ハルちゃんに「何が食べたい?」と尋ねたら「焼肉かお寿司」と返事が返ってきた。
焼肉は家ではしたくないからお寿司一択。
「手巻きずしでどう?」と聞くと「いいね!ツナたっぷりで!」と返ってきていた。

ハルちゃんは出産のダメージがかなり大きいので、数くんはしばらく一緒にうちで過ごしてサポートをしてくれることになっている。
このところ二人とか一人のことが多かったので4人前の料理をするのは久しぶりだ。
しっかり腕を振るわなくては。
お刺身や海苔など手巻きの材料のほかにも、とりあえず大量に食材を買い込んだ。

そして午後から数くんと一緒に車で病院へハルちゃん&赤ちゃんを迎えに行った。
昔(翔ちゃんやハルちゃんが赤ちゃんの頃)は退院時、クーハンっていう大きなカゴに赤ちゃんを入れて連れて帰ったが、今は車に乗せる時は必ずチャイルドシートに乗せなければいけないそうだ。
30年も経つと色々変わっている。
ハルちゃん達に教えてもらいながら手伝いをしないといけないなぁ。

病院では数くんが院内に入り荷物を運んだりし、わたしは車で待機していた。
そしてしばらくすると赤ちゃんを抱いたハルちゃんが現れた。
赤ちゃんを直に見るのは初めてだ。
やっぱりとってもかわいい。
そしてチャイルドシートに乗せたのだが、ベルトの止め方が分からない。
練習して無かったようだ。
親初心者の二人はちょっと準備が足りないようだ。
ま、徐々に親になっていくもんだしね。

そして車を走らせ家に着いた。
玄関を開け荷物を運び込む。
そして赤ちゃんをチャイルドシートからおろし、おくるみでくるんだ。

「お母さん抱っこしてみる?」

「いいの?」

初めてハルちゃんBabyを抱っこした。
本当に小さくて軽くて壊れそうで、やっぱりとってもかわいい。
これからよろしくね赤ちゃん!
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昨日の続き

人がせっかくやる気になっていたのに、かつおさんに「業者に頼もうで」と後ろ向きなことを言われ、すっかりやる気をなくしていたのだけど、やるしかなさそうだ。
いまいち気分が乗らないがとりあえず剪定を始めることにした。
今、2時過ぎだから、後、2時間弱は作業できるだろう。
納屋を抜けるといつも軒下にある綿子さんのシルバーカーが無かった。
出かけたみたいだ。
綿子さんはたいてい土曜日と日曜日の午後から1時間くらい散歩に行く。
でもいつもはシルバーカーを使わない。
なので今日は買い物に出かけたんだろうと推測した。
綿子さんちから一番近い店までは1.3㎞くらいある。
コンビニだ。
スーパーなら1.5㎞ある。
どちらに行くにせよ、往復2キロ以上は歩かないといけないのだ。
本当にお元気ですこと。
でも綿子さんが居ない方が作業がはかどるからちょうどいいや。

ブルーシートを広げ、どんどん切っていった。
かつおさんもたいしてセンスが必要ない部分を切っていった。
途中、かつおさんは水曜からの出張の準備をするため会社へ行ってくると抜けたのでわたし一人で作業をしていた。
明日の午前中に工具等を発送しなければならないそうで、今日、準備しないと間に合わないそうだ。
このところ出張多すぎやろ!
勘弁してほしい。

脚立に上り高い木の上の方を切っている時、向こうの方からザッザッ、ザッザッと大きな足音が聞こえてきた。
とても大きな音なのでまさか綿子さんじゃないだろうと思っていたが、その音の主は綿子さんだった。
びっくりした。
そして今4時前だ。
2時間近く、もしかするとそれ以上の時間、出かけていたようだ。
疲れて足を引きずっているから足音が大きいのだろうか?
庭に戻って来た綿子さんはわたしの姿を見つけ気まずそうにした。
金曜日に食料品を届けてもらったのに、買い物をしてきたのがバレたからだろう。
手には厚手の不透明な袋と小脇にバナナを抱えている。
バナナなんて金曜日に届けたばかりじゃないか。

綿「好子さん、切ってくれよんやな。ありがとなぁ」

「綿子さん、買い物に行っとったんな?バナナは一昨日持って行ったやん。あれで足りんのな?」

綿「いや、卵が欲しいてな。ゆで卵をしようと思うて卵を買いに行ったんや。ついでにバナナやリンゴも買うたんや」

「卵がいるんやったら言うてくれたら次、買うてくるのに。綿子さん、料理せんからそういう物は買うてきてないんやで。玉ねぎやってずっと冷蔵庫に入ったままやん。それにあまり食べんようにしよるって言うから果物とかも少なめにしとるのに、そうやって自分で買いに行けるんやったら、もう買うて来んでもええな!」

綿「いや、足りるんやけどあっても困らんと思うて」

「そしたら今度の金曜は買わんでええな!」

ムカついたのでつい口調がきつくなった。
こうやって調子に乗って歩いた後は、必ず腰が痛い!足が痛い!と言ってヨロヨロするくせに。
それに食べ物の管理が難しくなる。
もう自分で好きなものを好きなだけ買って、好き放題食べて、腐らせたらええがな!
わたしは知らんで。
勝手にせえ


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