かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:起こす

そして4階へ。
あまりにも早いよね。
もう少し茂造さんのところでゆっくりするつもりだったんだけど…。
綿子さんまだ寝てるよね。
どうする?
かつおさんと相談した。
で、せっかくだから起こしておやつを食べさせようという事になった。
寝るのはいつでもできるでしょ。

かつおさんが声をかけた。

か「ばあさん、おやつ持って来たぞ」

割と寝が浅かったのかすぐ起きた。
でベッドに腰かけて食べさせることに。
綿子さんは起き上がるのも一苦労のよう。
ベッドの柵を掴み、手の力で起きている感じだ。
これ手の力が弱ったらどうなるんだろう?

ようやく腰かける姿勢に。
お皿にのせたあんころ餅を渡すと「うわ~美味しそうや~」と嬉しそうに言った。
一口食べ「美味しいわ~」
良かった~。
ちょっとホッとした。
茂造さんが全く美味しいって言わないからひょっとしてまずいのかと心配だった。
やっぱり美味しいんじゃん。
という事は茂造さんは体調のせい?
それはそれでちょっと心配だ。

あんころ餅は3個。
今日は取っておくとは言わずパクパク食べた。
ま、袋に入ってるんじゃないから置いとけないよね。

で、この時、綿子さんとかつおさんが向き合って座っていた。
わたしは花に水をあげたりしていて綿子さんの背中側にいた。
斜め後ろから綿子さんを見たらなんか口元に違和感が。
ん?

好「ひょっとして入れ歯入ってないんじゃない?」

この言葉、綿子さんには聞こえてない模様。

か「そんなことないやろ。もう2つ食べたし」

好「え?でもなんか口元おかしくない?」

か「えっ?ほんまや!ばあさん、入れ歯入っとるか?」

綿「入ってない」

か「なんで早よ言わんのや」

綿「大丈夫やと思うて~」

マジか⁈
あんころ餅って餅なんだからよく噛んで食べてもらいたいのに、歯が無い状態でどうやって噛むんだ。
ほぼ飲み込んでたんじゃないか。
喉に詰まらなくて良かった~。
ほんと怖い!


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茂造さんは部屋で寝ていた。
最近よく寝てるよね。
どうしようかと思ったが綿子さんも来たことだし起こすことに。
けど少々声をかけたぐらいでは起きない。
やっぱり起こすの止めようかと思っていたらようやく起きた。

茂「飯か?」

好「ご飯はまだやで。代わりにおやつ持って来たで」

今日のおやつはみかんゼリーだ。
これもお盆に麦さんが持って来てくれたもの。
綿子さん姉妹はこのみかんゼリーが好きな様で昔からよくお互いに贈りあっていた。
懐かしく感じるかな?
そう思っていたのだが、特にこれと言った反応はなかった。
そこまで好きじゃなかったのかな?

もちろんゆうくんにも用意して来ていた。
3人が輪になってゼリーを食べた。
一番食べるのが早いのはやっぱり茂造さん。
ほんとあっという間に食べてしまった。
で、「もう寝よ」と言ってベッドに寝転んだ。
おいおい!

好「せっかく綿子さんが来てくれたのに少しは話ししようで」

しぶしぶ起きる。
けど茂造さん、目の前のおばあさんが綿子さんだとは分かっていないよう。
全く話しかけない。
綿子さんも黙ったままだ。
茂造さん、ゆうくんのことは分かって「おお~ゆうきか~!大きくなったのぉ~」と言うのだが
綿子さんにはやっぱり話しかけない。
で、直ぐに寝ようとする。
今日はダメだ。
じゃあ帰ろうか。
何ともさみしい面会だこと。
ま、我々は速く終わって良かったけど。
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さあ、今日は綿子さんのこと分かるかな?

茂造さんは部屋で寝ていた。
独り言も言わず完全に眠っている。
どうしよう。
このまま寝かせておこうかとも思ったがせっかく大勢が面会に来てる、しかも綿子さん迄来てるからということで起こすことにした。

好「茂造さん、茂造さん!」

声をかけたくらいでは起きない。
肩を軽くたたいたらようやく目を開けた。

茂「おお~飯か~」

好「違う違う。ご飯ではないで」

茂「ほな寝るわ」

好「おやつ持って来たで。スイカや」

茂「スイカ?ほな起きるわ」

げんきんなやつだ(笑)
ようやく起き上がった。

好「ほら綿子さんが会いに来てくれたで」

茂「・・・」

無視だ。
やっぱり分かってないのね。

綿子さんのほかにも大勢来てるのにほぼスルー。
むしゃむしゃとスイカを食べる。
で、「ん」とタッパーをよこしてきた。
まだ3分の1くらい残っている。

茂「もうええ。寝る」

好「ブドウもあるで」

茂「ブドウか?それやったら食べる」

ブドウはしっかり食べきった。
実はこのスイカ貰っておいてなんだけど甘みがイマイチ。
茂造さん、味覚は衰えないのね。
で、ブドウを食べ終わるとまたも寝転んだ。

あらら、よっぽど眠いのね。
じゃあ今日はもう帰ろうか。

残念ながら二人は会話を交わすことなくあっという間に面会終了となったのだった。
ま、これが平常だよね。
この間はやっぱりまぐれだったんだと思う。

結局二人とも先週の事はほとんど覚えてない様子。
あの苦労は何だったんだ。
むなしい。

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9月28日 日曜日

今日はかつおさんとゆうくんと三人で茂&綿の面会へ。
ゆうくんを連れて行くのは1か月ぶりだ。
きっと喜ぶだろう。

いぶきの森には2時前に着いた。
まずは4階、綿子さんのもとへ。
綿子さんはデイルームにいなかった。
部屋へ行くとお昼寝中だった。
起こそうか迷ったが、せっかくゆうくんを連れて来たことだしと起こすことに。
ゆうくんを連れて無かったら、これ幸いと帰っていただろう(笑)

「綿子さんこんにちは」と声をかけるとビクッとして起きた。
とても驚いたようだ。
しばらくかかったが状況を把握すると「来てくれたんか~」と言いながら起き上がろうとした。
が、なかなか起き上がれない。
ベッドの脇の落下防止の柵を両手でつかんで起きようとするが、それでもなかなか体を起こせない。
こういうところにも老化を感じる。
かつおさんが手伝って起こしてあげた。

今日のおやつは小豆とさつま芋の角切りが入った蒸しパンだ。
「うわ~」と喜んで食べ始めた。
が、半分くらい食べるとやめてしまった。
そしてそっとビニールにくるんで自分の脇に置いた。
「半分置いとくわ」と言うと止められるから黙って隠すように置いたのだ。
少しは知恵を縛ったようだが、騙されませんから。

好「どうしたん?もういらんの?」

綿「えっ?いや~後で食べたいなと思うて」

か「置いとくのはイカンていつも言うとるやろが。今、食べんのやったら持って帰るぞ」

綿「はぁ~。そしたら食べようか」

ため息をついている。
ため息をつきたいのはこっちやで。

で、このやり取り、実は2回くりかえした。
2回目もこそっと隠した。
いい加減にしろよ!
これが嫌だから先週はせんべい1枚やったんやで。
もうおやつ持って来るのやめようかしら。
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その後、綿子さんと別れ2階の茂造さんのもとへ。
茂造さんは寝ていた。
どうしようか迷ったがせっかくおやつを持って来たことだしと起こすことにした。
そしてかつおさんとハルちゃんに茂造さんの相手を任せ、その間に4階の綿子さんの部屋へ着替えを片付けに行った。
ついでにエリクシールの写真を撮っておこう。
同じ化粧水でもさっぱりタイプとかしっとりタイプとかあったはず。
写真に撮っておけば間違わずに同じものを買って来れる。
ボトルを取り出して確認したらどれも3分の1程度残っていた。
まだあるやん!
これだったら急いで買いに行かなくて良さそうだ。

それから引き出しの中や棚を確認しゴミを回収した。
使用後のマスク等がけっこう入っているのだ。
あと、大判のバスタオルも持って帰ることにした。
このタオル入所してから一度も洗ったことがない。
綿子さんに「これ一度洗濯してくるわ」と言うと「いや汚れてないからええわ」と断られ続けていた。
こっそり持って帰って洗ってしまおう。
案外気付かないかもだし。

用事を済ませ2階へ降り茂造さんの部屋に入るとなんだか不穏な空気だった。
茂造さんがまた「家に帰る!」とごねていた。
うわ~、やっぱり寝た子を起こすんじゃなかったー。
失敗したなぁ。
かつおさんとハルちゃんが必死でなだめたり、言い聞かせようとしていたがまるで効果なし。
二人の声は全然茂造さんに届かない。
結局茂造さんが落ち着くことは無く、逃げるように帰ったのだった。
スタッフさんごめんなさい。
後をよろしくお願いします。
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