かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:車いす

夕方、茂造さんの洗濯物を回収するためにいぶきの森に行った。
2階の詰め所に看護師の大井さんがいて、わたしに気づくと寄ってきて綿子さんのことを話してくれた。

今日の先生に診てもらった時のことや診断については、昼にかつおさんから聞いていたのだが、今の様子や今後の方針なども話してくれてた。
綿子さん、今はまだ痛みがあるのだが自分で歩いているそうだ。
痛みを訴えるのだが、痛い場所は腕や足ではなくお尻なんだそうだ。
尾骨の少し上のところ。

「えっ?お尻?左側に転んだと聞いたんですけど尻もちをついたんですか?」

大「いえ左側に転んだんでお尻は打ってないと思います。けど本人はそこが一番痛いって言うんですよ」

「そこって褥瘡のところでは?」

大「いえ、褥瘡のちょっと上のところが痛いんですって。打ったのは体の左側なんだけど響いてそこに痛みを感じるんでしょうね」

なんだか不思議。
結局、実際に打僕した腕や足はそんなに痛くないのだから大したことは無いのだろう。

大井さんによるとやはり左足の振戦のため歩くときも不安定なんだそうだ。
くねくね動くので足の裏がまっすぐ地面に着かず、足をひねった状態で着くことがあるから転びやすいのだそうだ。
なるほどそういう事か。
なので車椅子を勧めたのだが本人が拒否するそうだ。
しかしやはり危ないので徐々に今のシルバーカーからもっと大きく安定している歩行器に、そしていずれ車椅子に移行していこうと思いますとの事だった。
綿子さんはきっと嫌がるだろう。
けどそこはスタッフさん達に任せとけば上手く徐々に移行させてくれるだろう。
よろしくお願いします。
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ひき続き4日のこと

夕方、かつおさんにいぶきの森から電話が掛かってきた。
綿子さんだが、なんとあの面会の後、4階の部屋に戻る途中で転倒したそうだ。
やはり左足が引っかかったようで、シルバーカーごと左側に倒れたそうだ。
体の左側全般を打撲し、頭も打ったようだとの事。
「取りあえず月曜日までよく様子を見ます。で、月曜日に先生に診てもらって、もしかしたら外部の病院を受診してもらうことになるかも知れません。その時は付き添いをお願いします。それまでに様子がおかしい時はすぐ先生に診てもらいますから」との事だった。
今のところ打ったところが痛いようだが、自分で立って歩けているそうだ。
車椅子を勧めても「ええわ」と断るそうだ。
なので多分大丈夫だと思いますとの事だ。

あの足の動きや躓きが気になっていたが、シルバーカーがあれば転ぶことは無いと思っていた。
が、思いっ切りバランスを崩した時にはシルバーカーではもたないのだろう。
やっぱり退所して家で過ごすなんて無理やん!

この連絡を受けたかつおさんは開口一番

「ばあさんバチが当たったんや!人の言う事聞かんとええかっこするからや」

と、ちっとも心配などしていない。
わたしも同じ気持ちだ。
それどころかむしろラッキーと感じていた。
先日の介護認定の結果、もし要支援になっても即行で区分変更の申請をするいい理由が出来たじゃないか。

「なんかついとるのぉ!」

ホントに。

ところで、かつおさんは明日の夕方からまた出張に行く。
月曜日にもし外部の病院を受診することになれば付き添い役はわたしとなる。
勘弁してほしい。
どうか外部受診を勧められませんように。
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ところで先日気付いたのだが、緒方さんの名前がない。
緒方さんと言えば綿子さんと仲が良くてこっそり飴やおやつをくれていた人だ。
以前、飴玉の入ったポーチを落してしまい、スタッフに見つかって怒られてたっけ。
あの緒方さんの名前が無くなっていた。
部屋の入り口のネームプレートにないのだ。
部屋を移動したのかと思って各部屋のプレートを見たがない。
この施設では1カ月ごとに靴を交換して洗う事になっているんだけど、交換したら日にちを記入する表がある。
そこに入居者の名前がずらーっと並んでいるのだが、そこにも緒方さんの名前は無かった。
やっぱり居ないよね。
車いすの方だったから家に戻ったとは思えないし、他の施設に移ったのだろうか?
それともひょっとして亡くなったのか?
けど元気そうだったのに。

ずっと気になっていたので綿子さんに聞いてみた。
ロビーや他の人がいる所ではちょっと聞きづらい。
この部屋ならデイルームからも一番遠いし他の人に聞かれることもないだろう。

「綿子さん、緒方さんどうしたん?居らんようになったやん」

綿「緒方?」

「綿子さんと仲の良かった人やん。車いすに乗っとってさ、時々飴くれよったやろ」

綿「私、他の人と話するの好きでないから仲のええ人はおらんのや」

はぁ?
話するのが好きでないだって!!
嘘つけ!!

結局綿子さんに尋ねても緒方さんのことは何も分からなかった。
あの『マサコ』さんのことも聞いてみたかったがやめた。

それにしても綿子さんは答えたくなくてとぼけているというよりは、本気で緒方さんと言う人など知らないといった感じだった。
すっかり忘れてしまっているようだ。
ここに入所してからの付き合いだから1年程度と短いからなのか?
茂造さんと一緒で古い事は覚えているけど直近の記憶は忘れていくのだろうか?
ちょっと怖い。
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昨日の続き

そうそう今日は面会のついでに大量の紙オムツを持って行った。
木曜日に洗濯物の回収に来た時に「いぶきの森に不用品をお持ちください」というチラシを見つけ、大井さんから古いものでも構わないと聞いたので、綿子さんちにあった紙オムツ&パッドを根こそぎ持って行った。

綿子さんは入所する前、とにかくよく転んで骨折し、急きょ入院するという事を繰り返していたので使いかけの物が大量にあったのだ。
退院して持ち帰ったものは綿子さんが片付けるのでどこにあるのか分からず、とりあえず急ぐので新品を買って届けるという事を繰りかえした結果だ。
結局、真っ新のものが2袋、開封しているものが4袋程度、そしてかなり古い多分フネさんの時に使用していたであろうものが3袋ぐらいあった。
あと試供品のような一枚ずつパッケージされたものが10枚ほどあった。
これもたぶんフネさんの時のものだろう。
全部合わせると結構な量だ。

わたしとかつおさんで大掃除をした時に全部集めて押入れのタンスの上に詰め込んでいたのですぐに取り出せた。
取り出して見ると改めてこんなにあったのかと驚いた。
車のトランクがいっぱいになった(笑)
なのでいぶきの森では台車を借りてっそれに載せて運び込んだ。
スタッフさん達もあまりの量に驚いていたが、「たくさんありがとうございます」と皆さんお礼を言ってくれた。
いやいや、こんな使いかけのものを引き取っていただけてこちらこそありがたい。
ゴミで捨てるにもお金がかかるもの。

そしてこのオムツを運び出すとき車いすも見つけた。
やはりまだ捨ててなかった。
見た目は割ときれいなのだがタイヤが劣化している。
IMG_7249 IMG_7252
そりゃフネさんの時のものだもんね。
多分だけど。
こりゃダメかな?
そう思ったのでとりあえず写真を撮っていった。
スタッフさんに写真を見せ「こんな状態ですし、かなり古いものだと思いますが要りますか?」と尋ねてみた。
すると「とりあえず持って来てもらえませんか」との回答だった。
とにかく今、車いすが足りなくて困っているそうだ。
タイヤを交換したら使えそうだし、ダメでも部品取りとかできるので欲しいそうだ。
なるほどそういう手があったか。

家に戻り車いすを積んでもう一度いぶきの森へ持って行った。
またまた、みんなにお礼を言ってもらって恐縮だった。
もう一度言うが、うちには不用品で処分するにも費用が掛かるものだ。
喜んで使ってもらえたらこんなにいいことは無い。
茂造家もますます片付いたし、ホント良かった。
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4月10日 木曜日

今日も洗濯物の回収へ。

受付で来訪カードを記入していたら横にあったチラシが目に入った。
チラシには「お家を断捨離しませんか?自宅で眠っている不要な日用品をお持ちください。施設で活用させていただきます」とある。
例として
・タオル類(未使用品やきれいな状態のもの)
・オムツ、パット類、ペットシーツ(端数のものや袋がなくてもOK)
・口腔関連(未使用の歯ブラシ、洗浄剤)
・新聞紙
・車いす、ポータブルトイレ、福祉用具等
などだそうだ。
判断に困ったら相談して下さいとあった。

綿子さんの家には大量の紙オムツがあるよな。
あれ引き取ってもらえたら助かるよな。
ここに居る限り使うことは無いはずだもの。
いぶきの森では紙オムツは支給されるので個人で購入して届けなくていいのだ。
なので家で眠っている紙オムツはまず使うことはないだろう。

それに車いすもあったような気がする。
使っているのを見たことないけど多分フネさんが足腰を悪くした頃のものだと思う。
もう捨てたっけ?
帰ったら確認しよう!

あとバスタオルもあったよな。
以前、綿子さんちの大掃除をした時、内祝いとかで貰った箱に入ったままの物がかなりあった。
押入れから出てきたそれらは一度も開封していないのにぽつぽつとシミが浮いていた。
一体いつのだろう?
それに箱も埃っぽい。
なので全部箱から出して一旦洗濯したのだった。
けれどシミはきれいに取れなかった。
やっぱりシミがあったらダメかな?
う~ん、今度スタッフさんに聞いてみよう。
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