かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:退院

昨日の続き

いぶきの森では中に入る前にコロナとインフルエンザの検査を受けた。
結果はどちらも陰性。
良かった~。
ホントこれで陽性だったらどうなってたんだろう?
とにかく陰性だったのでスッと入ることができた。

綿子さんはまずは佐藤先生の診察を受けるために佐藤病院へ。
草野マネージャーとスタッフが連れて行った。
わたしは事務所で保険証を見せたりしていると割とすぐ戻ってきた。
皆でぞろぞろと4階に向かう。
綿子さんの部屋は転倒する直前までいた部屋の隣の部屋が用意されていた。
スタッフの詰め所から一番近い部屋だ。
顔見知りのスタッフさん達が次々と声をかけてくれた。
「綿子さんおかえり~」
けれど綿子さんは覚えていないようだった。
「私の事わかる?」
「いや…ちょっと分からんなぁ」
やはり3週間の入院でずい分進んだ気がする。
スタッフさん達は明るく「だんだん思い出すって」と励ましてくれた。

いぶきの森に帰ってきたばかりの綿子さんは忙しい。
ようやく部屋についたところだが、2階のリハビリ室に向かう事に。
今の状態を確認するためだそうだ。
わたしとかつおさんは部屋に残り、荷物を片付けることにした。
家から持って来たものといぶきの森で預かってくれていたもの、それと快世病院から持ち帰ったもの。
全部はタンスに入りきらないので今、必要なものを選んでタンスにしまう。
それからテレビやイヤホンの設置、ベッドの枕元にティッシュペーパーやリモコンを配置する。
一人で起き上がれないかもしれないから手が届くところに置いとかないと。

そうしているとハルちゃんがゆうくんを連れて面会に来てくれた。
「綿子さん今、リハビリ室に行っとるんや」「あら、そうなん」と言っていたら草野マネージャーが「リハビリ室に会いに行ってもいいですよ」と言ってくれたのでかつおさんと3人でリハビリ室に向かった。
わたしはタンスの整理を続行。

以前のように棚にボックスを置いて引き出し収納にしようとしたが、棚板が無い!
スタッフさんに棚板の余ってるの無いですか?と尋ねた。
するとスタッフさんは「あれ?入ってないですか?」と不思議そうな顔をした。
このタンス、転倒前に綿子さんが使っていたものだそうだ。
なのでそのままのはずと思ったのだろう。
しかしどう見ても棚板が少ない。
どうしよう、困ったなぁ。
スタッフさんが探しに行ってくれた。
で、何とか見つけてきてくれた。
使ってないタンスから取ってきたそうだ。
ありがたい。
けどこうやって棚板が移動していき、板が少ないタンスが出来るのだろう。
綿子さんのタンスからも誰かが持って行ったんだろう。
いいのかな?
けど無いと困る。
ありがたく受け取って設置した。
これで元通り引き出しのように使えるようになった。
収納力も使い勝手もアップだ。
なるべく多くの服を入れておいて選ぶ楽しみを増やしたいからね。
それがすこしでも痴呆の改善につながればと思う。

続く
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12月27日 土曜日

今日は綿子さんの退院日。
退院と言っても家に帰れるわけではないが。
快世病院を退院し、いぶきの森へ再び入所するのだ。
いぶきの森からは10時頃には入って欲しいと言われたので、逆算し、快世病院に8時半頃に着くように出発した。

病院に着くとまずは支払いを。
快世病院は土曜日は外来の診療は休みなので閑散としている。
もちろん会計は閉まっている。
けれど時間外受付の窓口で支払いが可能だった。
ありがたい。
支払いを済ませた後、病棟に向かった。
インタ―ホンを押し、やってきた看護師さんに今日退院する綿子さの家の者ですと告げた。
移動時に着るための服を用意して来ていたのだが、やはりわたし達は中に入れず、看護師さんが着せてくれるそうだ。
しばらく待っていると持ち帰る荷物をワゴンに載せて持って来てくれた。
それを駐車場の車に運び込んだ。
結構な数のお茶のペットボトルがあった。
やはり1日1本ペースだったようだ。

病棟に戻りワゴンを返したら看護師さんがいっぱい書類を持って来た。
退院証明書やレンタルしていたものの終了日が記載された書類、佐藤病院の先生宛の手紙、リハビリスタッフ宛の手紙など大量だ。
「あとこれが予約票です。4月20日に外来にお越しください」と予約票も渡された。
えっ?マジ?
経過観察のために連れてこないといけないそうだ。
けどこちらの都合も聞かず日にち指定とは。
やはり骨折するとなにかと大変なのね。

それからしばらく待っていたら手配していた介護タクシーの人がやってきた。
介護タクシーと言っても介護保険を使う訳ではないので福祉タクシーと言うべきか。
タクシーの運転手さんは空の車いすを押していた。
看護師さんがその車いすを中に持ち込み、それに綿子さんを乗せて出てきたのだった。
やはり車いすごとタクシーに乗せるという事なのね。

綿子さんはやはり活気がない。
この状況を把握しているのだろうか?
ほとんど喋らないしぼ~っとしている。
大丈夫かしら?

運転手さんが車いすを押し、病院の外に出た。
やはり慣れた人が押す方がいいだろう。
わたしは昔ヘルパーの講習を受けたことがあるので少しだけ知識があるが、まったく講習とかを受けたことがない人にはコツとか分からず危険だと思う。
これからは車いすを押すこともあるかも知れない。
かつおさんには勉強しておいてもらわないといけないなぁ。

タクシーは玄関のすぐ近くに停めてあった。
軽の箱バンだ。
後ろのハッチを開けるとスロープが出てきた。
そして車いすにフックをかけ、ウインチでゆっくりワイヤーを巻き上げていく。
車いすがゆっくりゆっくり車内に移動していった。
初めて見たけどなかなかうまく出来ているなぁと感心した。

かつおさんはそのタクシーに同乗し、綿子さんと一緒にいぶきの森に向かった。
わたしは乗ってきた車で後を追いかけた。
いぶきの森で必要なものはすでに積み込んでいた。
さあ、慣れた施設に戻って、少しでも元気になってくれれば。

続く
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ひき続き14日のこと

午後からは二人で快世病院へ行った。
現在、面会禁止中なので綿子さんに会うことは出来ないが、今、一体どんな様子なのか気にかかる。
洗濯物もあるかも知れないし。
ということでテレビの週間番組表と差入れのカルピスウォーターを持って訪問した。

病棟の入り口でインターホンを押し、看護師さんが来るのを待つ。
今日も忙しいのか、しばらく待った。
ようやく看護師さんが来てドアが開いた。

「綿子の家の者です。これを渡してほしいんですが」

番組表とカルピスを渡した。
カルピスの差入れは止められたら持って帰ろうと思っていたが、すんなり受け取ってもらえた。
良かった。
これで少しは甘いものを口にできるだろう。

「それから洗濯物があれば持って帰りたいのですが?」

看「洗濯物はないですね。ここはけっこう暑いくらい暖房が入ってるので下着は着てないです。で、まだオムツだし、靴下も術後用のをずっと履いているので洗濯物は何もないんですよ」

「そうなんですね」

そして看護師さんは綿子さんの現状を教えてくれた。

看「今はまだ痛みが強いようで痛み止めの薬を2種類飲んでるんです。けれど昨日の血液検査の結果で肝臓の数値が悪くなっていたので、明日からは1種類のみにして様子を見る予定です」

「はぁ」

看「昼間は車いすに座ってテレビを見てもらってます。座るのもリハビリになりますから」

「テレビってベッドの横のテレビですか?」

看「そうです」

マジか⁉
ここの部屋は狭い。
ベッドの周りはほとんど余裕がない。
そんな所で車いすに座って小さいテレビを延々見ているのだろうか?
実は綿子さんのいる部屋を出てすぐ隣には談話スペースがあってそこには大きなテレビがある。
そこの方がゆったりテレビを見られそうなんだけどなぁ。
精神科病棟ということもあって難しいのだろうか?

看「同室の方がけっこう重い方ばかりなのでテレビでも見て少しでも刺激を受けてもらわないと」

「あっそれは感じました。話し相手になりそうな方がいないなぁと思って。それで急いでテレビの契約をしたんです」

看「ありがとうございます」

「ところで面会が出来るようになるのはいつ頃ですか?」

看「今のところ決まってないんです。けど1月10日より早くなることはないと思います」

「ということは年内は会えないんですね。じつは綿子さん、1月1日が誕生なんですよ。年内に退院出来れば老健の方は面会制限がないので当日お祝いが出来るんですけどねぇ」

看「年内はちょっと難しいかも。受け入れ先の施設の意向もありますからね。この程度まで回復してからにして欲しいとかあるので。もし、1日にここにいたら、私たちで盛大にお祝いを言いますね」

「よろしくお願いします」

手術をしてからまだ10日だ。
年末ごろのことなんて分からないよね。
成り行きにまかせるしかないよね。
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昨日の続き

それからまた病室の近くまで移動した。
通りかかった看護師さんにここでビデオ通話してもいいか尋ねたら「いいですよ」と言ってくれたので典さんにビデオ電話をかけた。

典さんはせっかく正月休みに綿子さんの望みを叶えようと帰省する段取りをしていたのに、綿子さんが骨折、入院してしまい、正月頃はどこにいるか分からないので帰省は延期することになった。
年末にもし退院で来ていたらいぶきの森にいることになるから面会は出来るけど、退院できずに快世病院に居れば多分面会は出来ないだろう。
面会禁止が解除になる時期は決まってないそうだが、当分は解除されない見込みだそうだ。
それにもしいぶきの森に戻れたとしても外出は出来ない。
これは昨日、確認済みだ。
綿子さんがいくら驚異的な回復をしたところでお正月に家で過ごすことは不可能なのだ。
ならもう少し良くなって家に帰ったり泊まったりしてもいい状態になってから帰省した方がいいよねということになったのだ。
綿子さんに典さんが帰省してくることはまだ伝えてなかったのが幸いだ。

典さんも心配しているだろうから電話してみよう。
前もって電話するとは伝えてなかったので出るか心配したが、幸い出てくれた。
綿子さんはスマホの画面に映る典さんを見て「典夫か~元気か~」と言った。
典さんのことは一発で分かったのだ。
良かった。
大分しっかりしてきた。
二人で会話してもらうと綿子さんはまた泣いていた。
すぐ感極まるのよねぇ。
そして「典よ、帰って来てまた顔見せてくれの」と何度も言っていた。
綿子さんが転ばなかったらお正月には会えてたんだけどなぁ。
最悪のタイミングで転んじゃったよね。
早く治して典さんに会えるようにリハビリ頑張ってよね。

電話を終えると部屋に戻り、今度は車いすからベッドへ移る。
これまたかなり痛そうだ。
必死の形相でベッドに移りなんとか横になるとハァハァと大息をついた。
よく頑張りました!!
この調子!

かなりお疲れの様子なのでそろそろとお暇したのだった。
これからは当分会えないけどリハビリと頭の体操頑張ってね!
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あけましておめでとうございます。

昨年はブログを読んでいただいてありがとうございました。

忙しいのと、いろいろ書いておきたいことが起こるので、リアルと記事のタイムラグがかなり開いてしまって申し訳ありません。
ブログでは綿子さんの入院&手術が決まったところですが、リアルでは無事手術は成功し、快世病院も退院して今はまたいぶきの森でお世話になっています。
今年のお正月は綿子さんの希望を叶えるためにかつおさんと典さんが力を合わせて奮闘する予定でしたが、結局家には戻れませんでした。残念。

他にもイレギュラーな事が起こり全く予定通りには進みません。

またおいおい書いていくのでよかったら読んでください。
今年もよろしくお願いします。
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